2023/4/10 今日からもう一つギアを上げて

今日は9:15くらいに起きた。今日は1日、ネタを練り直す作業をする。
明日は事務所ライブ、明明後日は事務所のネタ見せのため、こもってこもってである。またこの時期が来た。
先月は事務所ライブの次の日がネタ見せというどう頑張っても脳のキャパシティが追い付かない日程だった。今月は1日隙間がある。先月よりかはまだましである。

あとはなるべく精神を落ち着かせることに重点を置いていきたい。先月の辛さはもうずっと焦って焦って、てんてこまいになった。もっと楽に考えることができていればよかったと思う。ただ、楽に考えたところで日程が過密になっているのは事実だ。
これって他の芸人さんはどうやって乗り越えているのだろう。
私なりの乗り越え方も模索していきたい。こういったスケジュールの管理にも「私なり」が求められる。

今、ふと名曲が思い浮かんだ。吉田拓郎さんの曲で「ガンバラナイけどいいでしょう」という曲がある。この私はこの曲が好きだ。最近はあまり聞いていなかった。
この曲の歌詞には、「ガンバラナイけどいいでしょう。私なりって事でいいでしょう。」という節がある。平時のときはなんて心の広い、余裕をもって自己肯定する、良い歌詞だなあと思っていた。そこが私は気持ちが楽になって好きな曲だった。
いまの私には、ガンバラナイのが「私なり」と思われては周りにどんだけ迷惑かけるつもりだよ!と思ってしまう。そして、それは「私なり」ではなくみんなそう思っているから、全然個性じゃないぞ!と怒ってしまう。

私は心のせまい大人になったもんだ。この心の余裕が足りない人が世間でちょっとしたスキャンダルが話題になると徹底的に炎上させてしまうマインドになるのだろうか。
そうはなりたくないものである。心と視野を広くしなければいい漫才はできないと思う。
昨年、M-1で優勝したウエストランドさんのネタは世間のぼんやり嫌な感じがするものをどうどうと話し、怒るという漫才であったがあれは、こんなことで怒ってしまう自分という存在をネタにしたというところが面白かった。心も視野も狭い人っているよなというのが大前提でのネタだったと思う。
登場人物は心が狭いが、作り方には優しさがあると思う。

なんとか今日も生き残った。さあもうちょっと頑張ってからライブに向かわねばならない。
今日は短めで、またネタ見せに向けて準備をしなければいけない。

今日面白いと思ったことは「もっともっと俯瞰で自分を見なければいけないが、難しい」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。