2023/12/1 千葉ですや。千葉関係者にはお勧めしません!

1日ズレて日記を書くことになっているので、記憶があやふやになっている。どこかで巻き返したい。
さらに注意していただきたいのは、今日の日記は千葉県への悪口がたくさん出てくる可能性が高いので、千葉県関係者は読まないことをお勧めする。

11月最終日の昨日は1時過ぎに眠った。12月の初日、今朝は6:30に起きた。
先日のスケジュールの回では4:30に起きる予定であったが、急遽スケジュール変更があり、ありがたいことにこの時間に起きてOKになった。少しだけ助かった気持ちである。

すんなり準備も終えることができ、7:20頃には出発した。電車を乗り継ぎ、乗り継ぎ、乗り継ぎ、木更津駅を目指す。
めちゃんこ遠い。途中、内房線に乗る。内房線というくらいだから、東京湾を見ながら景色も楽しめるだろうと楽しみにしていたのだが、まったく海は見えなかった。ビル群から畑、畑でもない荒地、また民家が増えて、気づけば木更津であった。

9:20頃に木更津駅に到着する。電車を降りようとするとプロポーズ(コンビ名、元気印)のならた尊師も同じ車両に乗っていたようで合流した。

晴れ渡り、雲一つない晴天。まさに木更津日和である。2時間あまりの電車旅で、喫煙者の我々は喫煙所をさまよう屍となっていた。ならた尊師は駅のトイレでうんちをした。
その後、西口の喫煙所を目指した。陰にこっそりとある喫煙所で一服する。これだけ空気が澄んでいる場所ですうとタバコは一層おいしくなる。ああ、うまい。たばこを吸っているとプロポーズのギシ御大もご到着された。
ギシ御大はここ、木更津出身である。凱旋訪問である。

たばこを吸い、ロータリーにてプロデューサーの方が迎えに来てくださっていた。車に乗り込み、あと一人の千葉が生んだ大スター、だにるそんMUSASHI(ここまで芸名)将軍もいらした。
車にて、撮影場所へ向かう。今日はマセキ芸能社の大イベントで使われる映像の撮影の日である。
撮影と言っても我々はエキストラ的な出演であるから、そんなに誇るべきではないということは謙遜の意味も込めて断っておきたい。

撮影場所に行くと、内村さん、ドロンズ石本さんがすでに到着されていた。うわああああ。タレントさんだあああ。
我々、マセキの若手は皆、石本さんを通って所属しているということはご存じだろうか。マセキ芸能社の預かりになるためには、オーディションを受けて、オーディションライブに出てを繰り返す。このオーディションライブのMCを担当されているのが石本さんである。我々若手は皆、石本さんの作品です。

石本さんの本当にすごいところは、基本的に全員の名前と顔をおぼえているところだ。プロポーズの二人は4,5年オーディションを受けて所属になったので名前を覚えてもらっている可能性が高い。
私も3年ほどかけての所属だったので、なんとか藤崎という名前をおぼえてくださっていた。
だにるそんMUSASHIは1年もかからず所属していたはずだが、それでも憶えていらした。すごすぎる。やはり長く活躍されている方は、こういった細かなところでもプロフェッショナルなのだなあ。感動してしまった。

撮影内容などについて触れると、私の首が飛ぶので触れないでおく。
内村さんから「今何歳なの?」と聞かれ、29歳ですと答えると、「いまは29歳もまだ若手だよな」とおっしゃった。
内村さんと話せるだけでも緊張がすごすぎるので、私は「ありがとうございます」という何の会話にもならない言葉を返してしまった。やはり子供のころから現在でもテレビで見ている人と会うと緊張しすぎる。

もちろん石本さんも、私はドラマ「柴公園」を見ていたので緊張する。

柴公園と言えば、柴犬を飼っているおじさんが公園に集まって日常会話をしている様を愛でるドラマだ。
プロポーズのならた尊師と「将来はデブ公園というドラマをやりたいね」と話したことを思い出した。太ったおじさんが、商店街などで食べたいものを買ってきて公園で食べるという内容のドラマだ。
その場は冗談で終わったが、私としては割とありな企画だと思う。何をどんな気持ちで選び、公園で食べるのか。おもしろそうである。

ものの数十分で撮影は終了する。プロフェッショナルが集まる現場だからこそすぐに終わるのだ。すごいなあ。

なんやかんやあって木更津駅に戻ってきた。ここからは尊師、御大、将軍、私の4人で行動する。今日の仕事は終わった。せっかくなので何かをしたいとなった。
せっかく木更津にいるのだからギシ御大のご実家を訪問したい、となった。こういっては何だが、今後生きていく中で木更津に来ることはほぼない。こういった奇跡的に仕事が発生すれば来るかもしれないが、まあ来ないだろう。
これを機会に実家を見ておいてもいいだろうと話していたのだが、御大は口では嫌じゃないけど、といいながらめちゃくちゃ嫌そうなそぶりをしていた。
来てもいいけど・・・
駅から30分は歩かないといけない。
母は気をつかう人だから、たいへんなことになるかも。
平屋だからおすすめできない。

といったあの手この手で来られないようにしていた。そこまで嫌なら無理に行くこともないなと思い、今回のご実家への訪問はやめることにした。

駅へ向かいながら、思い思いに木更津の悪口を言う流れになった。
田舎なのにパチンコ屋が見当たらないね。パチンコ屋も逃げ出す町なのか。
駅前がバブル期に調子に乗って作ったビルばっかりだな。そのビルも店が逃げ出して役所を無理やり入れてるな。役所が入っているビルにハローワークがあるのは良いと思うが、競馬の場外馬券場があるのは笑えるな。働きたいのか働きたくないのかわからないな。
この場外馬券場に今度AV女優が来るのか。木更津中のスケベが集まるんだろうな。
お、木更津で一番うまいイタリアン、サイゼリヤがあるじゃねえか。
などなど。

言いたい放題である。御大も致し方なしと言った表情である。では、将軍のご実家の幕張に向かおうという話になり電車に乗る。移動していると、将軍のご実家もNGのようだったのでどうするか。皆頭を悩ます。
御大から「千葉駅の近くには栄町というスケベな町がある」と提案され、栄町へ視察に行くことにする。
もちろん、平日の昼間でお金もない我々がスケベな店に入ることは無いのだが、見たことが無い町の中にあるスケベな町となればどんな雰囲気なのか知っておきたい。千葉駅で降りる。

またも、千葉の悪口がどんどん出てくる。
全部東京にある店で面白くねえな。
意味のないオブジェがあるな。千葉県民はもっと考えて町をつくりなさい。
落花生の店くらいわかりやすいところに作っておけよ。
飛んで埼玉くらい吹っ切れれば面白いのに、千葉はプライドが高いからネタにもならない。
いいところも結構あるのに東京のマネをしているだけになっている。オリジナリティがない。地元愛がない。

今回はだにるそんMUSASHI将軍もギシ御大も千葉への悪口をどんどん言っていた。やはり千葉の中心地に対しては地元意識も弱いのか、言いたい放題だ。少し歩くと千葉最大のスケベシティ、栄町へやってきた。
お店の数などはもちろん東京中心の方が圧倒的であるが、建物のサイズ感がおかしい。スケベなサービスをするお店が10階建てのお城のようになっている。どういうことだ。無駄が多すぎないだろうか。
同時に数百人がお楽しみできそうなデカさだ。どうなってんだ、千葉県のスケベ事情。

わりとすぐに栄町を見終わったので、近くの大きい公園を歩いた。
尊師が「これだけ紅葉してたら外国からの観光客の方も喜ぶでしょうね。ジャパンだ!って」といった。
私は言った。「こんな紅葉がキレイなところに郷ひろみさんが来たらなんていうかな」
尊師「ジャペァ〜ン」
おもしろい掛け合いじゃねえか。芸人さんはほんとみんな面白くていいなあ。いい仕事ですよ。お金はもらえないですけど。

もっといろいろと面白いこともあったのだが、長くなったのでこれくらいにしよう。
帰りは電車めちゃ眠ってしまった。久しぶりに電車で寝た。

帰宅して、やたらと料理の気分になり
ほうれん草のおひたし、卵焼き、磯辺揚げ、ペンネのミートソースを作った。
あまりにも疲れすぎていたのか、いつのまにか眠ってしまっていた。
起きると1時だった。
ここのところとても忙しくさせていただいている。なんだかんだ忙しいのは幸せなことである。お笑いは働いて働いて働きまくることが幸せなのかもしれない。
暇ができると落ち込んでしまうからね。

今日面白いと思ったことは「景色にツッコミながら歩くのはとても楽しい。散歩配信をぜひやりたい。だれか手伝ってほしい。」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。