見出し画像

普段着の京都(9)

久しぶりに三条通を歩く機会があった。
かつての京都では、三条通は中心的な繁華街で、梶井基次郎が檸檬爆弾を置いた丸善も、当時は三条通にあった。
店が入れ替わり、多国籍な人々が行き交う三条通を、梶井が見たら、驚くだろう。

京阪三条から歩き始める。

三条大橋だなあ、と思う擬宝珠 東海道の終着点いや始発点

三条名店街へ。

みすや針は健在!

歩を進めると、矢田地蔵尊もひっそりと商店街の中に。

ここから北の寺町通も店がずいぶんと入れ替わっている

西へ歩を進める。かつてご縁があった店がもうない、など、変化に戸惑いながら。

テナントは変わっていくが、ビルは残っている
ここが今日の目的地

京都文化博物館の松尾大社展。
松尾大社は、自宅から近く、お散歩圏内。
何度も訪れているが、その歴史を知る良い機会になった。
展示は、文書が中心で、派手さはなかったが、個人的にはとても興味深かった。自分が住んでいる地域の歴史を知ると、嬉しくなるのはなぜだろう。

次にお参りするときには、少し違った見方ができそうな気がする。
また散歩に出かけたい。