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夢に出るほど美味しいラーメン 2店 No4

「人には好みがあるから」

確かにどんな美味しい納豆だからって、納豆食べれない人にもてなしても
ただのパワハラですね。

ただ、この言葉は、ラーメンが食べれないのではなく、ラーメンは好きだけど
「 この味はイマイチかな 」
って時に使われる、と、自分は思っております。

夢に出るほど美味しいラーメンは、まぁ、90%以上の方が美味い!
イマイチ10%以下のラーメンを紹介している「つもり」ですので念のためw

ということで、

一軒目


Ramen  FeeL

Ramen FeeLの看板の看板暖簾 

ここは青梅市梅郷、最寄り駅は、JR青梅線、日向和田駅です。

そこから歩けば、30分ぐらいかかるでしょうけれど、意外や、聞けば歩いて来られるお客さまもいらっしゃるそうです。

ここは気持ちの良いウォーキングコースでもありますし、隣駅は、
「 二俣尾 」
そう、村上春樹さまの
1Q84
の、かなり重要な舞台になった場所です。

ご当地、舞台巡りと組み合わせて、ここに来るなんて最高だと思います。

なるほど、ここ、インスピレーションを感じる場所です。

一世代前にこのお店があれば、戎野先生とふかえり、天吾がここでラーメンを食べるシーン、絶対あったと思います。

V  Strom納車1年祭は FeeLさまで

とはいえ、すいません、自分はバイクで行きました。

ちょうど この日、V Strom 納車一年。
一年記念の場所に相応しい最高の場所に来ることが出来ました!
良いバイク、そして沢山の素敵なラーメン店に出会えて良かったです。
感謝しています。

VIPの言葉が書かれた達磨(だるま)

前の写真、ちょっと気になる、暖簾の隣にある達磨には

名店 とら食堂 竹井店主より 
「 不動向志 」

そして飯田商店の社長からは
「 お客様は来てくださらないもの 」

上に祝 3周年とありますから、
おそらく二人のVIPさまが周年祭でここに集まり、
この達磨に即興で言葉を綴ったものだと思われます。

この2つの言葉は奥が深い。考えだしたらハマりました。
やっぱり1Q84に通ずるものあります!
まるで謎解きのキーワードです。


店主の奥さまからベルを渡されました。しばし2階で。

待っている間、ベルを渡され、2階へ案内されました。


feelの2階「待合室」って人に説明するとバチ当たります。


FeeL2階 これって…

本当にラーメン店ですか!?


門前の小僧習わぬ経を読む 作戦ですかそうですか


勉強なります


キーワードは RESPECT


しばらくベルが鳴らないことを祈りました!

FeeLは2回目ですが、2階は初めてです。
この空間にいるだけで、何か清々しいものを感じました。

FeeLの水は基本、湧水を汲みに行くそうです。
周りは自然に満ちた所ですから。

でもそれは、人の心を汲むことでもあるのでは…

なんて謎解きの重要ヒントですね



ここでベルが鳴りました



feel The 特上醤油らぁ麺

Ramen FeeL の店主、渡邉さまは、湯河原にある名店

飯田商店

の元お弟子さま

今や飯田商店は人気がありすぎて、なかなか参拝できない状態です。

何年か前、飯田商店に参拝した時、連食で、
塩、醤油、そしてつけ麺食べましたが、美味しくて余裕で食べれました。
因みに麺量は少なくないです。↓証拠です↓

参考写真 らぁ麺屋 飯田商店 塩らぁ麺


レンゲの置き方が逆なのは、師匠にリスペクトしながらも、軽い反抗?ww

どちらも本当に綺麗なラーメンです。



麺は4種類、ラーメンに分けて使っているそうです。



豚は部位3ヶ所のものを使っています。


麺に関しては、小麦から研究されていますし、チャーシューも部位、
産地あらゆる角度から探究されています。

今回の特上醤油らぁ麺はチャーシュー3種、プラス雲呑とても贅沢な、
本当に感謝しかない味でした。

※チャーシュー、および 雲呑、残り3種の写真は長くなるので割愛しました。

素晴らしい、

「美味しい」と平面では表現できない、そんな神美味しい

そしてご夫婦+お弟子さんで楽しそうに営業されている

Ramen FeeL さま

我々お客は、そんな姿に、ラーメンを食べに行くのではなく

「 居心地の良いその空間に惹かれたのでしょう 」

ごちそうさまでした。ありがとうございます!


最後にRamen FeeLさま、
今月9日からアメリカでのイベントに参加されるようです。
ぜひとも、がんばっていただきたいです!
応援しています!




2軒目

中華そば 成城青果

平日、さほど混んではいませんでした。ラッキーでした


世田谷区、烏山にある有名店。最寄り駅は
京王線 芦花公園

この芦花公園駅は世田谷文学館の最寄り駅でもあって
何年か前、ここで開催されていた

筒井康隆先生の

時をかける少女 展 ※ 違うタイトルだったかも

期間中3回ぐらい行った懐かしい場所です。



「 成城青果 」

なんでラーメン店なのに八百屋さまの名前?

調べるとすぐに

「 店主のおじいさまが青果店の卸だったから 」

なるほどですが、もっと他に理由があるようにも思えます。

ラーメン店と青果

一見関係ないようですが、そんなことないかもしれません。

実際、自分も去年、青梅市のラーメン店「いつ樹」さまと
青果店「やおうめ」さま、
過去記事
「フルーツトマト アメーラ 」
で綴っています。
こちらもお読みいただくと泣くほどうれしいです!


そして、成城青果は、ミシュランガイド、ビブグルマン受賞店、2年連続です。


ワクワクしてきます

とりあえず今回は初参拝だったので、塩と醤油を連食させていただきました。

塩そば 



チャーシューはロースを使われています


※ デジカメとiPhone撮影に付き、色が異なってしまいました。
色は上の方に近いです。


塩と醤油、旨みの強さが違います。塩の方がデリケートです。

連食する時は塩から。

逆にすると、醤油の旨みに舌が麻痺して
塩の旨みが曖昧になってしまいます。


一口啜ると、先ず、熱さに驚きました。

通常のラーメン店より、若干湯温が高い感じがしましたが、
もしかすると、お使いになっている塩で、そう感じただけかもしれません。

もう一回チェックして再訪ですね。

出汁は相当手がこんでいるのがわかります。
さっぱりしているのに奥深いコクを感じます。
これ、昆布出汁の特徴です。
そして鶏、鶏油を使っているからスープが冷めません。
おそらくそれ以外にもいろいろ入っている感じです。

なるほど、この手のこみようはラーメン店というより
農家の仕事に近いかもしれません。

店主さまは10才の頃から将来はラーメン店をやりたいと
夢を語っていたそうです。そこに大好きなおじいちゃんがいた。

夢を語り、リスペクト、そして日々の努力。

これほど強い気持ちはないでしょう!

ミシュランは当然ですし、

これが「 成城青果 」名前の由来だと思います。


醤油そば

醤油そばもいろいろ手がこんでいます。
自分にはわかりませんが、醤油と相性の良い出汁や野菜があるようです。

野菜は玉ねぎですね。多分生姜だと表現が強すぎる。もう少し柔らかく
するために玉ねぎを使っているのだと思います。

めちゃくちゃ美味しい!

でも、もしかすると、醤油は「夢の途中」かもしれません。

半年後、あるいは一年後、今よりもっと手のこんだ醤油そば

参拝できるような気がします。


成城青果さま

本当に感謝です、ありがとうございます!

美味しかったです、ありがとうございます!


長文、読んでいただいて、ありがとうございます!




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