「Q.幽霊は実在すると思うか」(2023/08/13の日記)

 外からズンドコズンドコ鳴っている。この季節だと花火なのか雷なのか判別しがたいけど、この雨なので流石に雷かもしれない。

 でも「ドドン、ドドン」みたいな規則的な音も聞こえるな。花火してんのか?この雨で。
 打上花火って雨でもできるのかな。そもそもパッと爆発してすぐ消えるものだから出来なくはないのか?火薬しけりそうだけど。


 今日は怪談の日らしい。かの稲川淳二が制定したんだって。物事を極めると記念日も決められるんだな。

 「幽霊は実在すると思うか」と問われれば、僕は「実在してほしいが、まあしないだろう」と答える。事実は小説より奇なりというが、僕はこの言葉を嘘だと思っている。現実の”奇”じゃなさったらないもんな。小説の方がどう考えても”奇”ではあるだろ。

 幽霊という存在の「いるとされている度」の高さって不思議だな。
 たとえば、ドラクエに出てくるスライムやゴーレムはどう考えても実在しない。「昨晩、路地にスライムがいてさぁ」とか言ってるやつがいたら十中八九メダパニをかけられていると思っていい。そもそもそんな話をする人自体がいない。
 しかし幽霊は怪談という形式や、それよりも粗雑な目撃例まで含めればかなり”いる”ことにされている。

 幽霊もドラクエのモンスターも、もともと創作由来の存在であることや、実在の科学的証明されてなさでいえば同レベルだと思う。
 なのに幽霊は、モンスターよりよっぽど実在するような雰囲気を醸し出している。「幽霊は実在すると思うか」という問いが頻繁に行われるのがその証左だろう。それが不思議でしかたない。


 たすけてギョニソーマン。

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