見出し画像

東京経済大学バドミントン部リーグコラム(40): 1部昇格への構想②〜体力〜

春リーグから学ぶ。1部昇格に必要なものは何なのか。

技術、体力、戦術、精神とスポーツの基本となる4つの要素から深掘りして行く。

前回のコラムはこちら↓
技術についての記事。

体力について深掘りして行こう。

2部選手と1部選手との体力面の差。
これは『身体の重み』と『身体の使い方』の差だ。

つまり

①トレーニング量の差
②身体構造の理解度の差


この2つだ。

2部選手と1部選手ごちゃ混ぜになり10キロ走れと言われれば、遜色無いランニングをするだろう。これは『心肺機能の差が顕著に存在しない。』と言う考えからだ。

ただし、トレーニングにおいての最大筋力には差があると感じている。

①の差として

筋力 ✖️ スピード 🟰 瞬発力

この計算から成り立つ『瞬発力』と言う力。

初動に大きく関係する力であり、一瞬で爆発的な力を生み出す。東経大の学生達にはこれが圧倒的に足りていないのだ。

身体全体のバランスもとても大切な事だが、まずはこの計算式からなる最大筋力を上げる必要がある。

具体的にはビッグ3(スクワット・ベンチプレス・デッドリフト)を鍛えて行く事が好ましいだろう。

大きくしやすい筋肉を効率良くつけて行く事で効果に速効性を生み出す。筋トレにおいて効果が確認出来る事はとても有効だ。

②の差として
身体の原理から言えば『上行性運動連鎖』から筋トレの重要性を理解するべきだ。

全ての運動には運動連鎖が起こる。
例えばハイバックのクリアーを飛ばしたい時。シャトルに力を伝えるには背中、肩、肘、前腕、指、と力の連鎖運動が起こるのだ。

リストを強くしたい場合。手首だけの部分的な筋トレを100%行うよりも、ベンチプレス50% ➕ リスト強化50%と配分した方が効率的と言えるだろう。

更に言えば、体力が無いのか使い方が悪いのか。不効率な身体の使い方でスタミナ浪費を招いているケースは多い。いくらトレーニングしてもスタミナの問題が解消されない場合は②を重要視する事が好ましいだろう。

こういった原理原則と身体の構造を理解してトレーニングに取り組んでいけば、秋までの半年間でも十分な効果が期待出来る。

コート外で会った時に『1部選手の身体付きだな』、『2部選手の身体付きだな』と言う差を無くす必要があるのだ。

要はガタイだ!
→嫁がこのコメント入れろとうるさいので入れたった!笑😆

次回コラムは戦術について深掘りする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?