日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(23):『情熱』とは何か
こんにちは!
今回は『情熱』と言う言葉について情報共有して行きましょう!
・楽しみたい
・勝ちたい
・レギュラーになりたい
・健康でいたい
・オリンピックに出たい
様々な理由でバドミントンをしていると思います。
全ての理由が正解であり、そこでバドミントンを選ぶと言う事は『バドミントンへの情熱』があるからだと思います。
しかし、こんな事を思った事がありませんか?
『この人の情熱はちょっと自分と違うな』
情熱には種類がある。これがこの気持ちの正体です。
情熱には『調和的情熱』と『執着的情熱』があります。
◆調和的情熱思考でバドミントンを捉える◆
・日常生活を豊かにする活動
・良い人生経験の活動
・心身健康の活動
・スポーツの良さを実感する活動
自分の人生の中でバドミントンが主ではないが、とても大切な時間と捉えます。これによりバドミントンが充実する事でバドミントン以外の事も充実させる。こんな思考です。
◆執着的情熱思考でバドミントンを捉える◆
・唯一の生き甲斐
・自分を奮い立たせる唯一のもの
・我を忘れるほど夢中にさせてくれるもの
・これだけで生きていけたら幸せ
バドミントンをやりたいと言う衝動に駆られ考えが全てバドミントンに繋がる。自分らしさとはバドミントンに繋がるものから構成されている。こんな思考です。
競技レベルが上がれば執着的情熱思考は高くなります。
これが、この人違うな。の正体です。
戦績を求める環境にいるならば執着的情熱を上げて行くべきでしょう。
しかし、執着的情熱には気を付けなければならない事があります。
執着的情熱が強過ぎるあまり、自分の身体や精神との向き合う時間や勉学、仕事、育児など人間が生活して行く上で必要な『やるべき事』を蔑ろにしてしまう事です。
ここを気を付けながらバドミントンに対しての『自分だけの情熱』を築いて行きたいですね!
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