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日本スポーツ協会公認(JSPO)バドミントン指導者コラム(25):『脱力』とは何か②〜前半は力む、中盤は脱力、後半は力む

こんにちは!

早速『脱力』について深掘りして行きましょう。

東京経済大学コラムが賑わっており、久々の指導者コラムの更新ですね。脱力とは何か①のリンクを貼っておきますので、復習してから本コラムをご覧になって頂くと良いかも知れません!

私は左利きなので憧れる選手はサウスポーが多いです。打つ際のイメージは林丹か、趙剣華か、小林徹太郎です。


主動筋が一番良いタイミングで力が入るまでの一連の流れは前半はジャンプで力む ➡︎ 中盤は脱力 ➡︎ 後半はインパクトで力むとなるのです。

身体の動きがスムーズに見えない人は
・この一連の流れが出来ていない
・中盤の脱力が無い
・インパクトのタイミングが悪い

特に中盤の脱力を意識してみて下さい。

具体的に言うと、ジャンプの後、打つ為の主動筋がベストタイミングに来るまで少しのタイムラグがあります。

・空中で最高到達点に達するまで
・身体の回転運動が始まるまで

この間に脱力する事で流れる様な動きを実現させているです。

今回はオーバーヘッドストロークに注目しましたが、フットワークでもレシーブでも。全ての動作に共通します。

脱力とは『スムーズに動けるまでの穴埋め時間』と捉えても良いかも知れません。

脱力を上手く使い、スタミナ消費を抑えられる動きを身に付けたいですね!

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