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ゲームはみんなで楽しみたい

こちらの記事はボンバーマンエピソードの記事になります。
前回の記事はこちらです ↓

私が勤めている会社はさまざまなイベントを開催しています。

過去に開催したイベントとしては、

  • ゲーム大会

  • ボードゲーム大会

  • 静止画・動画コンペ

  • オンライン忘年会

  • Tokyo International BarShowで遊ぶ

  • 七福神巡り

などです。
他にもありますので、かなりの数やってますね。

その中でもゲーム大会は開催頻度が高めのイベントになってます。

どんな時に開催されるかと言いますと、
誰もが知っているゲームの新作が発売された時に企画されます。

直近ですと、ストリートファイター6のゲーム大会をしました。
ゲーム選びは社長が主体でやりますので、社長のセンスでゲームが決まります。

使用するキャラクターはくじ引きで決め、トーナメント形式で戦うことになりました。
決勝では自由にキャラを選ぶことができました。
発売して間もない時に遊んだので、経験者は1人もいません。
ゲームというのは実力が拮抗しているからこそ楽しかったりします

操作方法がわからないため、珍プレーが出たり、時にはミラクルプレーで逆転したりと、大盛り上がりしました。

もちろん私も参加したのですが、2回戦で負けてしまいました。
というのも、対戦した社員はストリートファイター6をプレイしていないもののyoutubeで学習済みだったのです。
ルール違反ではないのですが、ちょっとズルいですよね笑

結局、トーナメントのベスト4メンバーはyoutubeで学習済みの人ばかりが残ってしまい、最後は経験者のようなガチの戦いになってしまいました笑
少しばかり、会場が盛り下がっていたように感じました。

事前にゲームソフト名を周知しない場合、集まる人が少なくなりますが、かといって周知した場合は事前学習する人が出てきてしまうので、どちらを優先するか悩ましいところですね。

そして数ヶ月が経過し、新たなゲーム大会のお知らせが来ました。
次の企画のゲームはなんでしょう。

ボンバーマン


あれ?

上述に貼ってある以前の記事でも書いた通り、社内では既にボンバーマンをやったことがあります。

前回のボンバーマンの時に社長が、

「ばーこしくんがいるからボンバーマンは禁止ですネッ!w」

と高らかに笑いながら言っていたのになぜか企画されました。

周知内容を確認すると、
スーパーボンバーマンRは会社にあり、今回はスーパーボンバーマンR2が販売されたため開催するようでした。

もしかしたらR2になったことで新機能が追加され、ゲーム大会に使いたいと思ったのかもしれません。
早速インターネットで調査してみることにしました。

"最大64人で遊べる「バトル64」の追加!"


なるほど。
うちの会社は20人ぐらいしかいませんので、これができれば全社員で同時プレイできます。

"インターネット対戦のみ"


が、ダメでした
みんながゲーム機を持っているわけではないので、全社員同時プレイはできないようです。

その他にもオリジナルのステージをつくれる機能もありましたが、それだけで未経験者に有利な状況を作ることは難しそうです。

ということは、うちの社長がボンバーマンが好きなだけで選んだのかもしれません笑

前回のボンバーマンはみなさんが興味本位で私と戦ってくれました。
しかし、今回は私がボンバーマンを得意としていることは知られています。
その上で私が参加してしまうと変な空気になりそうなので欠席したほうが良いと考えました。

そんな時、先輩社員からLINEが来ました。

「次のボンバーマン企画、一緒に参加してくれない?」

まさかのお誘いです。
どうしたのでしょうか。

「この前、ストリートファイター6やったじゃない。私がくじ引きで当たったキャラ、魔法使い系だったんだけど、優勝したKさんがそのキャラを使えるぜ。っていう感じで、見せつけてきてたんだよね。」

あぁ、言われてみれば、Kさんは決勝戦で魔法使いキャラを選んでドヤ顔をしていた気がします。
この方はyoutube学習済な上に、ドヤ顔をしてしまったのですよね。

やっぱり途中から会場が盛り下がっていたように感じていたのは合っていました。

さらに、この先輩はかなり負けず嫌いな性格でしたので、上記のKさんの行動が拍車をかけてしまったようです。

「だからさ、あいつをボンバーマンで倒してくれない?

なるほど。

ボンバーマンは人助けができるようです


早速、ゲーム大会へ参加表明をします。
すると、Kさんも参加表明をしました

舞台は整いました。

いざ、出陣です


迎えた当日、
ゲーム機がセットされ、みんながボンバーマンをはじめました。
しかし、ゲーム機の前にKさんの姿はありませんでした。

周囲を見渡すと、部屋の隅で正気のない顔をしています。

「Kさん、どうしたんですか?」

私がKさんに近寄り、質問をすると、

「なんか、すべてにおいてやる気がなくなってしまって。」

まさか、先輩とのLINEを傍受された?!


という面白い展開ではなく、見るからに体調と機嫌が悪そうです。
Kさんは、時々このように自暴自棄になることがある人でして、おそらくプライベートか仕事で嫌なことがあったのでしょう。

その後、ゲーム大会はKさんが一度も参加することなく、幕を閉じました。

先輩はKさんを倒せなかったのでちょっとイライラしてました笑
でも、ゲームはみんなで楽しくやるべきですので、これはこれで良かったのではないかと思います。

ゲーム大会の後は、ボードゲームの人生ゲームをやることになりました。
ボンバーマンよりもこっちのほうが数倍盛り上がり、深夜の1時30分までやることになりました笑
やっぱりゲームはみんなで楽しくやるものなんだな。と1日の間に2回も考え直されました

元はと言えば、ゲーム大会の周知方法に問題があったと思います。
今後はゲーム大会の周知方法について、直前にゲームソフト名を公表するなど、youtubeでの事前学習を防ぐための工夫を考えた方が良いのかもしれませんね。

社内イベントは奥が深いです。

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