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2022年4月1日の社会人18年目の心境メモ、新社会人と新成人に向けて、将来の娘たちを思い浮かべながらの備忘録(5,133文字)


この記事は2022年4月1日に社会人18年目をスタートするにあたっての備忘録を、特にどこにもメモしてなかった言葉を脳内にあるものを30分で書き出してみる作業です。(注:朝アップしようとして間に合わずボタンを夜押した記事)
※本内容は、所属する団体とは一切関係のないとは、この個の時代、一切ないとは言い難いですが、あくまで個人的、また、自身が代表の株式会社BabyTech&Commuityに帰属する備忘録です。

今日から4月1日、新社会人・新成人になる皆さん、おめでとうございます

4/1はいつもそれなりにエモい気持ちになる。エイプリルフールだと最近はエイプリルドリームなる言い方で街中に知人のデジタルサイネージも掲示されている様子。また、3月・4月のタイムラインは、退職と転職、卒業と入社、旅立ちと出会い、ジョインという言葉にSNSのタイムラインが溢れている。

17年前を思い起こして考える過去と今とこれからの17年

2005年4月1日に社会人になった僕は(記憶では日曜日だったから、4月2日に出社)、サラリーマン金太郎ばりの赤いネクタイをして出社時に日経ダイヤモンドの営業特集を購入して、静岡発の人材会社が前年にIPOをして全国展開をする会社の営業ソルジャーとしてキャリアをスタート。根拠のない自信と解像度は低いけど、やたら野望度と難易度の高い抽象的な目標を掲げて、キャリアをスタートさせた。
その17年前の今日に思っていた今とは違う今にいるけど、それでも大きなベクトルはずれていない気がしている。
社会的には、コロナのような世界は想像もしてなかったし(論理的に考えればあったのだろうけど僕が具体的に想像してなかった)、ウクライナ侵攻もまだ戦争がこんなに身近だとも想像してなかったし、新社会人が今日から18歳になってるし、改正育児・介護休業法も施行や、不妊治の保険適用拡大やら年金の受給開始が75歳になったり、プラスチックごみ削減が義務化されたりと、なんか色々な変化が集中している。

身近なところだと、改正育児・介護休業法も施行に関しては、所属している会社でも新しいサービスを仕掛けており、すぐには社会は変わらないけど、一歩一歩の歩みが社会を変えることは間違いがないので、小さくても毎日1%ずつでも変えるべく、少なくとも365日毎日1ミリも妥協をせずに自分らしく生きている毎日だ。

マクロの社会変化に対して、ミクロの個人キャリアの変化について

個人のキャリアサマリに関しては前回の備忘録にも記載した。
少し付け加えると、正社員として所属した会社の数は5社だが、実は業務委託やコンサルティングなど含めて、保持した名刺の数は10社を超える。働き方の変化に伴い、正社員でなくても事業の中核に携われたり、初期の立ち上げフェーズ(0⇨1)や拡大フェーズ(1⇨10)くらいまでを関与することでスペック的にも興味関心的にも多い。子育て支援事業のような生涯をコミットして改善するライフワークは『軸』としては複利を効かせる上ではもっているが、正確的には自分の時間が「10」あったら、「5」はメインの仕事をしており、「3」は常に新しいチャレンジをしていたくて、「2」は経験の活かした複業でキャッシュや成果をうまくつくるような時間の配分を考えている(人生のフェーズによって配分は異なるけど、常に新しいチャレンジをする余白を意識しておくことが大事にである)


何が言いたいかというと、改めて所属や取引、コンサルした会社を羅列すると、大なり小なり、官民含めて、色々な組織規模を色々な組織フェーズで経験をしてきているので、それらを踏まえて、新社会人・新成人に対してメッセージを残してみようと思う。

  • 正社員として5社(アルバイトタイムス/サイバード/みんなのウェディング/Speee/インタースペース)

  • 複業・業務委託・社団法人等として10社以上(Appsule/うるる/プレイライフ(現:バヅクリ)/popIn/シングラ/ウブン/mannaka/メディアリー/JAPAN FAMILY PROJECT 代表理事/BabyTech&Community/某キャリア/某コンサルファーム…

  • コンサルティングした会社数(正社員時代含む)として100社以上


新社会人を迎える人へのアラフォー39歳の今の僕からのアドバイス

大きくは3点

  1. 行動格差の世の中 〜無いものねだりじゃなくて手元のカードで勝つ〜

  2. 複利を意識して積み重ねる〜1日1%の成長は1年度に37倍〜

  3. 小さな成功体験を積み続ける 〜百のアドバイスより一の経験〜

行動格差の世の中 〜無いものねだりじゃなくて手元のカードで勝つ〜

アイシールド21 蛭魔妖一の至言のアドバイス

このセリフは本当にすごくて、色々なことを示唆している。
社会人になるときっとコミュニティや世界が広がって、これまでの生活は基本的には自分が好きな友人や知人と過ごすことが多く、アルバイトなど社会を経験している人もいると思うけど、社会人になると劇的に世界が変わります。それは好き嫌いよりも付き合わざるを得ないという面での社会との関わり方もだし、ポジティブに頑張る面でもきっとあなたよりも色々な面で優秀な人と出会う機会も増えて、挫折や悔しさ、無力感や絶望感に打ちひしがれる夜もあるでしょう。(僕は数えきれないほど自分の頭の悪さや容量の悪さ、なんでこんな事ができないんだと思ってた時期もあります。)
でも、ある時から、人と比較はあまり意味がないと気付いて、常にベンチマークにしたり参考にしたりすることはあっても比較すべきは、過去の自分という風にマインドを切り替えてます。
そして、過去の自分と今の自分を比較した時に、成長できているトリガーは圧倒的に「何かを行動して得た経験値」によるものです。 それは情報格差の世の中ではなく、行動格差の世の中、であることです。
情報が氾濫しており、18年前と比べて圧倒的に何かをやろうとした時に、それは会社を興すや事業を立ち上げるという意味でも、比べ物にならないほどの情報が手に入る世の中になった時、ビジネスという戦争の勝敗を分ける、大きなトリガーとなるのは「行動」だと考えてます。
行動は、誰でも絶対できます。まずは一歩踏み出すだけです。
運動しなぎゃ、勉強しなきゃ、●●しなきゃに対して、それらをやる理由な環境も大事ですが、最善方法はとりあえず始めること、行動を起こすことです。行動することそのものが、継続する第一歩であり、経験を積んでいくことになるので、何かに自信がなかったとしても、まずとにかく行動をすることを若者にはアドバイスしてます。(というか、今だに自分もその原理原則に基づいて行動量で勝負してます。)

「左利きのエレン」の澤村さんのセリフとカードの組み合わせの考え方も好き

複利を意識して積み重ねる〜1日1%の成長は1年度に37倍〜

検索したら画像出てきた。引用します

これは金融資産などでも単利よりも複利が長期保有をすると大きな差が出るよね、という考え方と全く一緒で、「人の経験も複利を効かせられるかどうか」大きなポイントになると思ってます。
少し分かりにくいので補足すると、僕の考えでは「複利」を効かせる元手となるのは、その人が「やりたい事」(Want)・できる事(Can)・やるべきこと(Have to)の全てが該当すると考えます。
例えば、広告営業というキャリアをスタートさせた時に、超簡単に抽象化したプロセスを書き出すと、

  1. 紙の広告営業をする

  2. WEBアフィリエイトの広告営業をする

  3. WEB運用型広告の広告営業をする

  4. WEBタイアップ広告の広告営業をする

  5. WEB広告の媒体の仕入れをする(メディアバイイング)

  6. WEB広告の広告メニューの開発を媒体とする(広告メニュー開発)

  7. WEB広告のみならずマス広告の営業をする

  8. マス含めた媒体全ての販売、仕入れ、メニュー開発をする

  9. 世の中にない媒体や広告面を作り出す(タクシー広告、popIn Aladdin面とか)

  10. 「広告」「営業」というタグラインで想起される業界の第一人者になる

みたいなプロセスを書き出した時に、ステップ10の「業界の第一人者」に近いポジションになる、また、少なくとも知り合いの間ではその分野において想起されるレベルまで元々の自分のやれること(Can)を引き上げられると、圧倒的に得られる経験値があがってきて、レベルアップのスピードが速くなると考えてます。
また、多分ステップ3-4くらいで扱う広告媒体が変わってきても本質は変わらないことにも気づき始めるし、ステップ5-6くらいで売るべき媒体に関しても、知見を増やしていくと、営業というプロセス以外にも、媒体やまた発注側(クライアント)の論理も理解してくると、より成長スピードはあがってくるし、ステップ8くらいまでいくと、世の中のどんな商材でも大抵の人よりは売れるし、価値をきちんと設計して出せるくらいの自信はつきます。そうなると、新しい価値観を生み出したくなってきて、18年前にはなかったタクシーの中に広告面を作っちゃおうとか、寝室やリビング環境で新しい壁に「嫌われない広告」を作っちゃおうというように、ビジネスモデルそのものにも着手したくなったりします。
「複利」を効かせるの、「できる事(Can)」をベースに増やしていく考え方の一例です。あなたの強みはなんですか? というシンプルクエッションに対して、具体的かつ端的に語れるようになった時、また語らなくても、あなたのタグラインとして市場からメタ認知されている時、それは見ている視座が圧倒的に変わっているし、仕事に困るようなことはなく、やりたい事(Want)側にもより時間を使えるようになると思います。
同じように、「やりたいこと(Want)」でも、自分自身が経験がなかったとしてもやりたいことを言葉にして発信をし続けていれば、それは同じように若かりし頃に人脈も経験も知識もなかった頃を思い出して、助けてくれる先人たちがきっと現れます。なぜなら、その先輩たちも、きっと同じように助けてもらって成長をしてきたから。ペイフォワードの世界を生きるためには、無限実行よりも、有言実行を推進することを僕は強く推奨してます。出る杭は叩かれても、出過ぎる杭は叩けないし、なんなら釘は抜けても折れても再活用ができる世の中になってきているので、とにかく釘を目立たせるのが良いです。
僕の場合は「子育て」や「結婚・出産・育児」のような領域でもチャレンジが、今思えば解像度も理想も荒く低かったとしても、言い続けてきたことが今に繋がっているし後悔はしてません。(ちなみに広告営業のプロセスも初めて書いてみたけど、僕は大概の広告やモノは売れる自信があるし、現時点の僕の最大の強みは「アライアンス力」だと定義しているのも、実体験に近いメモ)


小さな成功体験を積み続ける 〜百のアドバイスより壱の経験〜

1%の成長をするためには、とにかく「経験」を溜め続けること
行動を繰り返すことで、昨日と今日、今日と明日の差分を生み出し続けること
誰かのありがたいアドバイスや本やセミナーから得られる「インプット」は勿論大事ではあるけど、成長するためには「アウトプット」を生み出していくことが必須

【持論】インプット⇄アウトプット⇄アウトカム⇄インカムの流れ(画像オリジナル)

上記の通り、「インプット」は前提必要だが、「アウトプット」ありきのイン方っとの関係性が望ましい。また、「アウトプット」は数を出す中で、量質転換の発送からも成果と認められる結果を出し続けていく。(ここは手数が大事) 「アウトプット」の数にこだわっていくと、結果として成果と呼ばれる「アウトカム」が生まれてきて、ここで初めて、小さな成功体験を実感できる(はず)。
人は承認欲求がある生き物だから、多くは他者から承認される瞬間に成功体験も満たされていることがあり、その成功体験をたくさん生み出すべく、①・②の流れに戻って③を継続して生み出せるサイクルが重要。その結果、④にあるような「インカム」(収入)が増えると、結果的により大胆に自己投資もしやすくなって、①〜④のサイクルが早く大きく回せるようになる。
【インプット〜アウトプット〜アウトプット〜インカム】の話は機会とニーズがあれば、より具体例も含めて深ぼってみる。

終わりに(なんとなく娘達の入園式の画像を添えて)

2016年4月1日の保育園の入園式。やたら不機嫌な表情w
下の子の入園式。下の子は引っ越し含めて3回も転園していて既に長女と違う人生を歩んでいる

気づけば社会人も18年目。大学1年生の頃からインターンシップを4社経験したことも踏まえると、文字通り丸20年の仕事歴を超えて、いよいよ後半の20年の社会人生活にも入ってくる気がする。
変わらず、10年後の目標は定めて行動しつつ、改めて長女や次女が社会にでる(新社会人になる)まで、あと12年〜14年後と考えると、時間はあるようであっという間だ。
ギリギリ23:59. 4/1中にnoteを投稿できた。
fin


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