【#7】CES2023の感想速報と2023年とアンラーニングしてく話と時間にも色があると思った話
新年明けましておめでとうございます。
毎年1月はCESに参加するリズムでスタートさせており、これから10年もこのリズムでいきたい。
スタートダッシュも含めて、とても良いリズムで1年がスタートできている感覚がある。
今年はCES2020以来、世界がコロナ禍に突入する前と同じくらいの規模にCES参加者も戻ってきており
出展企業も参加者も昨年とは比較にならないほど多くいて、世界は着実に動いていると感じた。
シカゴ空港含めて、マスクしている人はほとんどいない。同調圧力しかり、何を自分で選択して生きるのかが大事だと思う。
1、CES2023に参加した目的とサマリ振り返り
改めてCESとはこんなイベントだ。
毎年1月でラスベガスで開催され、50年以上続く世界最大のハードウェアのイベントである。
昔は世界一の家電ショーと言われていたが、最近はモビリティやメタバースに代表さsれるように、家電に留まらず、新しいテクノロジーが発表される場所になっている。また、技術的に新しいものが発表される場でもあるが、今年は少し変化もあり、「より社会実装」も意識された発表や展示が多かった印象である(この辺りはCES2023の速報報告会でもふかぼって話していきたいので、ぜひ興味ある人は参加してもらえるとありがたい)
CESに参加する目的について
2020年からCESに4年連続参加しており(CES2021はオンラインでの出展参加)、キッカケと主目的は #ベビーテック ではあるが、それだけに限らず毎年目的を定めている。今年は以下のような目的を定めて参加してきた。
* (1)CES2023でベビーテック含めた海外のテクノロジーを肌で感じること
* CES2023の主要カテゴリのブースを視察して写真に収める
* 興味があるブース担当者と挨拶をした今後の可能性に繋がる
* 現地のキーマンたちと交流して事業の種を探す
* (2)CES2023で4回目の海外カンファレンであり、『体系的なレポート』をまとめて知見にして次年度にも活かす
* 全体感がわかる網羅的なDBをアウトプットとして完成させる(自分が事業調査するときに欲しい水準)
* 特定カテゴリは考察含めたレポートを作成して講演や勉強会で活用できるレベルで作成
* 本レポートを有料販売する
* 自分自身が事業調査を行う上で欲しいと思うレベルにこだわって仕上げる
* 体系的なレポートにする為にアウトラインは自身で作るが、作業レベルはクラウドワーカーにも発注をかけてデータベースとしても活用できる形式にする
* 事業関係者/メディア関係者/政府関係者にはこちらからアプローチもする
* (3)旅で感じる事を記録して、自分の内なる欲求と向き合い、中長期のゴールを再設定してnoteへ
* 1年以内の事業プランのブラッシュアップ
* 3カ年の中長期計画のブラッシュアップ
* 10カ年の40代の目標設定
要約すると、
* 毎年定点観測としてテクノロジーをウオッチしつつ
* 4年分の知見が貯まったので一度きちんとレポート作成にもチャレンジしつつ
* 旅を通じて自分自身と向き合う機会を最大限活かして40代をスタートさせる
ような感じだ。
実際に約10日間の旅を終えて、すべての目的は達成できた実感がある。
何事も目的・目標を設計して、そこに向かって妥協せずにやり切ることが大事だと思う。
2、「お金に色がある」ように「時間にも色がある」
今回の旅で感情的に一番思ったことは、
「お金にも色がある」ように、
「時間にも色がある」のではないか、という考え方だ。
つまり、同じ時間を過ごしたとしても、その時間の尊さや素晴らしさは、誰と過ごすか、何をして過ごすかによって、人生を生きる意味で大きく変わってくるということだ。
「お金にも色がある」
逆説的な書き方かもだが、「お金に色がない」という言い方があるが、僕は色はあると思う。
それは、お金はお金だけど、正しい稼ぎ方なのか、本質的に自分が望んでいるお金なのかどうか。
自己肯定感やエフィカシーにも通じることだが、お金は手段ではあるが、その手段はプロセスだとも言い換えると、プロセスそのものは生き方そのものであり、つまり、色が出るものであると考えている。
その表現から展開する通り、「時間にも色」があると今回の旅でとても思った。
「時間にも色がある」
いつも輝かしい色じゃなくていい。
人生は長く、良い時期も大変な時期も好調な時期も辛い時期も全部が同じ時間が流れている。
どんなにきつい坂道やトンネルも明けない夜はない。
そう言い聞かせて踏ん張ってきた時間も確かにある。
そんな時間がチャレンジャーには誰しもあるからこそ、輝いている時間がより眩しく
多種多様な色の時間を過ごしている裏側を想像できるからこそ、より感動や応援もできる。
最近はそんな風に考えるようになった。
今回のCES2023の旅路は、僕にとってとても素晴らしい色の時間であった。
何かを成し遂げたわけではなく、事業の仕込みや調査の段階であり、もっともっと早く遠くにいきたい気持ちといつも揺り戻しの感情はあるけど、とにかく輝かしい時間だった。
一緒に過ごしてくれた人たちに心から感謝。
人生は出会いであり、旅路で深い話をする時間以上に幸せな事があるのだろうか、と思うくらい、結論楽しかった。
価値観でもあり、会社の8Valueにも記載している
「プロセスハック」には、「結果よりプロセス」が大事だと定義している。
今回の時間の過ごし方はとても良いプロセスだったと思うし、
この時間があるからこそ、帰国して実現させていく為に一層頑張ろうとも思う。
CESに限らないけど、こういった経験をしたい人は、ぜひ来年度のCES2024にも一緒にチャレンジしてほしい。そんな話も、報告会ではする予定だ。
3、今年は「40代」初年度で改めて「アンラーニング」を行動し続ける10年見据えた1年目
少し視点を変えて、僕は今月末で40歳になる(1983年1月28日生まれ)
39歳の1年間は一切の妥協する事なく、40代を踏まえる時にどのくらい視座でいられるかを実証した1年間でもあった。
結論、40代も変わらず、妥協してチャレンジし続けることを決めている。
それは40歳の1年ではなく、40代の10年間というスパンでのチャレンジだ。
(詳細はまた別noteで)
ちょうど旅路の途中でこんな本も読んだ。
共感することが多く、オススメの本。
キーワードは「アンラーニング」
以前から意識している言葉でもあり、同じく会社の8Valueにも入れている
「プロフェッショナルであり続ける」は、強く自問自答している価値観だ。
人生100年時代、まだまだ40代は折り返しにも到達しておらず、
テクノロジーと世界の変化を踏まえると、40代でとれるリスクテイクの量が
この先の人生においても重要な意味を持つ確信がある。
チャレンジこそ人生。
子どもの頃に思い描いた40代とはかけ離れているけど、
今の自分も決して嫌いではない。
こどもの未来株式会社のパーパスでもある
「こどもとオトナの両輪で未来を考える」為にも、
子どもたちに負けないように、オトナが変化し続ける必要があり、
それを自分が体現し続ける存在でありたい。
こどもの未来株式会社
4、アンコンフォタブルゾーンを常に意識、CES2024にみんないきましょう
執筆の時間がなくなってきた。
そして、搭乗口をまた間違えていることに今気づいて思ったより時間ない(30分でまとめる)
CESは僕が2019年に調査してそれまで海外キャリアもハードウェアキャリアもなかったけど、
自分で選択して、文字通り裸一貫(無職の状態)で、CES2020に参加して今のキャリアに繋がった矜持がある。
コンフォタブルゾーンだけじゃなくて、意識的にアンコンフォタブルなことをしてみよう。
バランスはとても大事だけど、その成長痛が次の自分につながってくる。
CESに興味ある方、そんな報告会もしますので、ぜひ参加ください。
このnoteをみて、CES2024に行ってみようかなと1人でも思ってくれれば嬉しいです。
後はおまけで、こどもの未来株式会社に興味がある人もぜひカジュアルにお話ししましょう!
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