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【夏の怪談】サウンド型ホラーの新しい楽しみ方を開発した話【笑える実話】

こにちはぬん。ベビだす。
夏ぬん。お化け屋敷の季節だす。

おベビは、ちょービビリ。
お化け屋敷は好きなので、見つけたら一緒にいる人に
「入ろう、入ろう(*'ω'*)」
と頼み込んで入るくせに、初手からビビって固まるというトンデモ迷惑気質の持ち主です(すまん)。

しかし、そんなおベビが唯一怖がらず、むしろワクワクしながら楽しめたお化け屋敷のお話をしたいと思います。

どこだったか忘れましたが、それは当時の彼女と一緒に行ったアミューズメント施設でした。
テーマパークではなく、ゲーセンのでかいバージョンのアミューズメントパークね。
そこにお化け屋敷というか、サウンド型のホラーアトラクションがあったんですよ。
お化け屋敷のように設置されたエリア内を歩いて怖がるのではなく、立体音響のヘッドフォンを着けて真っ暗な部屋に入り状況を聞かされるという「音で怖がらせるタイプのアトラクション」があったんです。
それを見つけたおベビは、例によって

「これやりたい! これやろう!(*'ω'*)」

とノリノリで向かって行きました。
当時の彼女は怖がりな方だったのでけして乗り気ではありませんでしたが、おベビがあまりにも期待に目をキラキラさせているので仕方がないと思ったのか、一緒に付き合ってくれました。

何にも見えない真っ暗な部屋の中に座り、ヘッドフォンを着用。
おそらく、ヘッドフォンを着用してから「視界ゼロ」の真っ暗な部屋に切り替わったと思います。

本当の真っ暗は、それだけでもかなり怖い。
ただ座っているだけなのに、どこに何がいてもおかしくない・しかもわからない(見えない)という状況は想像力を駆り立てるものがありました。

そしていよいよヘッドフォンから音声が流れ始め、もう引くに引けない状況になりました。
設定としては、自分たちが今いる真っ暗な個室は山奥のキャビンで、どうやらその周辺に殺人鬼がいる、というありきたりなものでしたが、立体音響と遮断された視界のコラボが「ありきたり設定」にブーストをかけ、思いもよらぬ緊張感が溢れていました。

これは怖い。
音だけなら大したことないだろうと思っていたが、結構怖いんじゃね?
でも、

今ヘッドフォンを外して耳元で聞こえるはずのない音が聞こえたらもっと怖くね??


などなど想像しつつ、右をウロウロ、左をウロウロする殺人鬼の様子を耳で聴いておりました。

しかし!!!
おベビが「ある事」に気付いた瞬間から、一切の恐怖は払拭され全く怖くなくなって、単なるワクワクサウンドに変わってしまったのです。


もうこれは、制作陣の「痛恨のミス」といってもおかしくはないでしょう。
最初は緊張で気付きませんでしたが、少し聴いているとかなり早い段階で、


殺人鬼役の声優さんがめちゃくちゃイケボなことに気付いてしまったのです(爆)。


例えばおベビはゲーム実況者「2BRO.」の弟者さんとか俳優の高橋一生さんの声などを「いい声だなあ」と感じます。
↓ 弟者さんのゲーム実況【難易度:ハードコア】弟者のホラー「バイオハザード RE:4 | BIOHAZARD RE:4」】↓


キャビンの周りをウロチョロする殺人鬼、しかし
「いい声してるなあー! コイツww」ということに気付いてしまったおベビは、殺人鬼に一切の恐怖を感じなくなってしまいましたww

それからのおベビは殺人鬼の出番を心待ちにし、
「いつ喋るんだろう! いつ喋るかな?(*'ω'*)」
と、ワクワクで臨んでおりました。


実はこの場で一番怖いヤツ、おベビ説(爆)。

その時の個室内の状況がもし外から丸見えだったなら、おベビが一番怖く見えたのではなかろうか。
他の参加者が殺人鬼のちょっとした動き(音)に「ひっ!」とビクビクしながらサウンドを聞いている中、一人暗闇の中でニヤニヤと半笑いしているという最強キャラを意図せず体現していたベイビー、それは琥珀ベイビー。


脅し文句ですら口説き文句になりそうなイケボを殺人鬼役にした制作陣、これは痛恨のミスwwwww

殺人鬼が何か喋るたびに、
「う~ん、この人良い声してるなあ」
「なんて名前の声優さんなんだろうなあ」
と、ただただ声の良さに感心するだけのおベビ。

こうしてサウンド型ホラーアトラクションは終了し、おベビはニコニコで部屋を出ました。
当時の彼女は
「すごく怖かった」
と浮かない顔をしていましたが、キラッキラの瞳で
「殺人鬼、良い声だったなぁ! 良い声優さんだったな~(*'ω'*)」
と的外れな感想を返すベビ。
どうやら彼女は怖さの方が勝り、彼のイケボには気が付かなかった様子。
なんてもったいないんだ!!(←??)

ベビ「そんな怖かったっけ?(笑) 殺人鬼の人がイケボ過ぎていい声してんな~しか思わんかったわw」
カノ「え、そうだったっけ? そんなところまで聞いてない……(´;ω;`)」
ベビ「めちゃくちゃ良い声の声優さんだったのに!?」
カノ「殺人鬼の声とか覚えてない……(´;ω;`) ただ怖かった……(´;ω;`)」

OH……それはもったいなかったね、と思ったベビ。
もう一回聴いてみる? めっちゃイケボだったよ! というおベビの提案を当時の彼女は全力拒否しましたwwwwww

そんな夏の怪談です。
何が怖いと感じるかは、アナタ次第です……。


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