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Amazonでもブックサンタが出来ればいいのに~「本を贈る」とは~

こにちはぬん。ベビだす。
最近チラホラ、季節もあってなのか「ブックサンタ」というワードを目にするようになりました。
平たく言うと、「ブックサンタに参加している書店で贈りたい本を自分で選んで購入し、大変な境遇にいるどこかの子供たちに贈る」という素敵なシステムです(オンラインでの参加も可能)。
公式ホームページはコチラ。

こちらのサイトにあるように、ブックサンタの特徴は

①全国1,683店舗書店参加・累計寄付数140,435冊
②数百円~匿名で手軽に参加できるチャリティー活動
③自分で選んだ思い入れのある本をプレゼントできる
④誰かとシェアして、活動を共有できる
⑤好きな作家や書店を応援できる

が主なものです(①~⑤まで公式ホームページから引用)。

ここで私が特に注目したのは、

⑤好きな作家や書店を応援できる

これ!!

他者に本を贈る時って、相手が知っている人であり趣味や嗜好がある程度わかるならば、その人が喜びそうな本を選びますよね。
風景写真が好きな人なら、綺麗な風景写真集とか。
けれどブックサンタの場合は、贈る相手は「どこかの子供」です。
相手の趣味嗜好がわからない時って、「自分が読んでよかった本・読んで欲しいなと思った本」を選ぶものじゃないかなぁと思います。
誰に届くかわからないから何でもいいや、とテキトーに目に付いた本を手に取るなんてことはそうそうないでしょう。
誰に届くかわからないからこそ、「自分にとって良かった本」を選ぶと思うんですよ。

そして「この本は良かったから、これを選ぼう」と選ばれた本というのは、イコール「本を書いた作者の応援」にもなるわけです。
これが「⑤好きな作家や書店を応援できる」ということなんですよね。

Amazonさん、これやろうよおおお!!


私は著書がAmazonにありますから、当然「自分の本を推してくれたら嬉しい」という嘘偽りない気持ちがもちろん、あります。それは正直に言う。
またそれとは別に、大手通販サイトだからこそ「近場の書店には無い本が選べたり、近場の書店はブックサンタに参加していない」人でも参加できるじゃん! という客観的な気持ちもあります。
(※ブックサンタはオンラインでも参加できますが、その場合に贈る本は用意された一覧の中からしか選べないようでした)

送料等もかかわることなので難しいのかもしれませんが、大手通販サイトが「うちもやるぜ」となってくれれば、よりたくさんこのチャリティーに気軽に参加できる人もいるかもしれない。
また、ブックサンタに参加している書店さんだけでなく、そこに並べられた本だけでなく、より多くの作品を知ってもらえるという意味で作者・作家にとっても有難いことだと思います。


あ、待って。
今書いていて思ったけど、「書店を通す」「オンラインであっても予め用意された一覧の中から選ぶ」にはやはり意味がありますね。
というのも、もしかしたらせっかくの心温まるチャリティーを利用して、「故意でアダルト本を選ぶ」とか「何らかのセミナーに誘導するような本を選ぶ」参加者も出る可能性がある。
そう考えると、残念ながら「書店を通す」「オンライン参加では予め用意された本の中から選ぶ」にはちゃんと意味がありますね。


ただ、「ブックサンタとして贈りたい本」が「チャリティーの趣旨に相応しくない本である」と判断されれば購入がキャンセルされる仕組みなどあればクリアは可能かと思います。ただその場合は、その審査にあたっての経費や手間が発生することになるのでこれもやはりネックだろうな~~。

実際の書店(ブックサンタに参加している書店さん)で仮にアダルト本などを選んで「ブックサンタお願いします」と言う人がいた場合、書店員さんは受け付けるんでしょうかね??
リアル書店員さんがいれば聞いてみたいところ……。

ただし「子供に贈る本なのだから絵本や児童書のみ」というわけではないらしいです。
純文学作品や文庫本・小説なども書店で「ブックサンタ」として選べるとのこと。
本好きな子供なら、小学校高学年にもなれば文学作品や純文を読む子供は普通にいます。
幼い頃から本が好きだった人なら、「小学校くらいの時には絵本や児童書ではなく、分厚い小説読んでたよ」という方も多いのではないでしょうか。

いつかAmazonさんや、それ以外でも本を取り扱う大手サイトさんでブックサンタが実現すれば、贈ることが出来る人も、選ばれる本も増えますね!


実はおベビも『保護猫・しぶき』を贈り物として購入していただいたことがあります。
「猫好きな友人にプレゼントとして買いました」と、嬉しいご報告をメッセージにていただいたことがあります。
購入してくれた方のお子さんが、しぶき本の漢字に一生懸命ふり仮名を振って読んでくれているというメッセージもいただいたことがあります。

やっぱりね、嬉しいんですよ。
購入してくれた方が気に入ってくれるのは当たり前に嬉しい。
そしてご自身が読むためだけでなく、「他の方への贈り物として選んでくれるほど気に入って頂けた・応援してくれている」ことは、これはもう作者としては感無量なわけです。

知っている相手への「贈り物」には自ずと関係性が生じますから、例えばおベビを応援しようというお気持ちがあったとしても、「贈る相手との関係性を損なう本」なら選ばれないと思います。
この本なら知人への贈り物にしてもいい、と判断していただけたこと・そして選んでくれたこと。
そこまで伝わるからこそ、尚更嬉しく有難く思います。

あ、もうそろそろ朝の4時だ……。
あたち、寝なきゃww
そろそろクリスマス。
お子さん方は冬休みを迎えたり、12月も下旬になればご自身やご家族が年末年始のお休みに入る方もいらっしゃるかと思います。
読書は季節を選ばない、一年を通して出来る趣味。
下記リンクから、気になった本をお手に取って頂ければ幸いです⭐
どなた様も試し読み可能ですので、購入前に試し読みしてみてね!

「縦文章を端末で読むのは苦手なんだよね💦」という方は、
ちゃんと全冊紙書籍(ペーパーバック)もありますので

端末は文章が横表示のものが多くどうしてもそれに慣れているため、おベビは縦文章を端末で読むのが辛い派です(爆)。

琥珀ベイビーの著書一覧はココから⬇️⬇️

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