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【人生の終わりに聴きたい曲①】「BABY BABY」という痛烈なエモーショナルソングについて。

貴方は心の奥深くに沁みついている曲はありますか?

僕には2つあります。

GOING STEADYの「BABY BABY」と「銀河鉄道の夜」です。

どちらも一万回以上聴いている曲。

2001年にリリースされた「さくらの詩」というアルバムに収録されています。

当時は青春パンクブームで、高校生だった僕はバンドをやっていたこともあり、GOING STEADY(ゴイステ)のコピーバンドをやっていました。

まさに青春まっ盛り。

高校では衝撃的な恋をしました。

別のクラスだったMさん。

忘れもしない高校2年の時の物理室。

面識はなかったけど、教室入れ替えですれ違った瞬間に一目惚れしました。

その後、修学旅行でお互いを認識。

自分から積極的にアプローチして、真夏の公園で告白。

みんなで線香花火をした帰り道、お付き合いがはじまりました。

彼女はバスケ部で背が低く、ボーイッシュでいて、少女のような健気さをもち、ちょっとうつむきがちで、人に優しくて、笑顔がとても可愛い。

本当に大好きでした。

高校卒業後すぐに別れてしまいましたが、ずっと忘れることができなかった。

それから8年後の2011年の夏、復縁することになります。

当時4年間付き合っていた人と別れることになり、落ち込んでいた時に彼女から突然の連絡。

奇跡は起きました。

でも結局2回目のお付き合いも長くは続きませんでした。

彼女が好きすぎて依存したがる僕と、そうじゃない彼女。

彼女はゆずの「ねこじゃらし」に出てくる歌詞のような人。

例えるものがあるならば それはねこじゃらしのように つかめそうになるとおスルスル手の中から飛び出していく

結局、彼女のことをちゃんとつかめないまま終わりを迎えました。

それでも僕は、彼女からたくさんのことを学びました。

・人を人として愛するということ

・自分の目標に向かって輝くこと

・お互い「依存」ではなく「尊敬」できる関係を目指すこと

ベタベタはできなかったけど、お互いずっと心の奥底にいる。そんな関係。

ゴイステのBABY BABYという曲には、彼女との思い出、彼女の生き方、彼女にもらったたくさんの人生観、すべてが染みついています。

この曲を聴くと、何度でも当時に時を引き戻されます。

BABY BABYという曲を、僕は彼女と何度も聴いて、ライブでは魂の限り演奏して、想いを伝えました。

彼女と別れて廃人のようになった時、この曲がずっとそばにいました。

今でもつらいとき、かなしいとき、さびしいとき、この曲を頼ってしまいます。

聴くとさらにつらくなり、かなしくなり、さびしくなることは分かってるのに。

多分、これからの人生でも聴き続けることでしょう。

GOING STEADYというバンドは、荒削りで演奏がうまいわけではないのですが、頭の上に雷が落ちてくるようなエモーショナルな曲とぶっ刺さる歌詞を書きます。

ボーカルの峯田和伸さんのライブでのMCはうまくないのですが、言葉一つひとつが温かく、心に響きます。

「魂」で伝えてくる感じ。

2016年のRUSHBALL(野外フェス)で銀杏BOYZがBABYBABYを演奏し、みんなで大合唱したときに立った鳥肌と涙を忘れることができません。

みんなも同じような青春の思い出があるのかな。

共有できたみたいで、とても嬉しかった。

そんなエモーショナルな曲です。

✨BABY BABY最後の歌詞✨
You don't know how many times I missed out could hold you.
You don't know how many times I missed out could mold you.
If you someone could chase me as much as cherish you.
(僕が君の事を何度抱きしめたかったか、君は知らないだろう)
(僕が君の事を何度形作りたかったか、君は知らないだろう)
(もし僕が君を思う気持ちと同じくらい君が誰かを思っていたとしても)

僕は今とても幸せです。

もう逢うことはないけど、どうか幸せでいてね。


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