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頑張っている人にしか言わない
よく、頑張ってるのに、頑張れって言われるのキツい…と言うようなことを耳にすることが増えました。
それを気にして、言わないことを選ぶことが増えていました。
でも、よく考えたら、私は頑張っている人にしか頑張れとは言いません。
頑張らない人は、別にね。気にならないから。
頑張る頑張らないは、個人のものです。
側から見ていたら、本当のところはわからないけれど、春は頑張っている人ばかり。
新しい
大人たちに卒業の日は来るか
卒業の日に何をしたか、もう覚えていません。パンが焼き上がるのを待ちながら私は考えます。小・中・高校、大学と、四回も卒業しているのに、ただの一日さえ覚えていません。でも、私はときおり「卒業」というものに心が囚われます。
ところで、小説を読んでいると前後の文脈に関わりなく、ある一文が心に留まることがあります。たとえば、内田百閒先生の「東京日記」を読んでいて、次のような一文に出会いました。
同じ一文
「一生同じ歌を鳥のように」のあらすじといきさつと
これから投稿する架空日記をどういういきさつで書いているのか、まずは初見の方に説明しつつ、あらすじもうっすら伝わればと思います。
「一生同じ歌を鳥のように」は2006年に札幌で上演した演劇だ。
私は高校から演劇を始め、北海道・江別にある酪農学園大学(ラクダイという縁起でもない通称)に進学、演劇部という名の運動部に所属し、1998年から同演劇部の同期数名と演劇ユニットを立ち上げ、2年に一度公演を行っ