見出し画像

響け!ユーフォニアム3 第1話感想-推しの卒業に添えて-

2024年4月7日。記念すべき日、記念されるべき日。
忘れたくないメロディ。
離したくないメロディ。

先日、NHKEテレにて「響け!ユーフォニアム3」の第一話放映がありました。今回は、第一話の感想を書きます。
どうかお付き合いください。

響け!ユーフォニアム3 概要


新宿の広告と南中カルテット

このシリーズを知らない方にもわかるように。
響け!ユーフォニアムシリーズは、2015年に初めてテレビシリーズ放映となった、京都アニメーション(京アニ)のアニメーション作品です。
2016年には第1期総集編の劇場版、「北宇治吹奏楽部へようこそ」が映画館にて上映されたのち、「響け!ユーフォニアム2」のテレビシリーズ放送が始まりました。
さらに2018年にはスピンオフ作品、「リズと青い鳥」が映画として上映。監督もテレビシリーズとは異なる山田尚子監督が務めました。
そして2019年、完全新作となる劇場版、「誓いのフィナーレ」が上映され、2023年には「特別編 アンサンブルコンテスト」が上映。
2024年4月7日、「響け!ユーフォニアム3」の放映開始。
といった、テレビシリーズが始まってから9年と、長い年月をかけてここまで進みました。

スピンオフ作品「リズと青い鳥」は、こちらに感想を書いていますので…こっちで補完してください。
https://note.com/b_nozomizo/n/n7ebf3a596783

あらすじ

「高校1年生の春。
中学時代に吹奏楽部だった黄前久美子は、
クラスメイトの加藤葉月、川島緑輝とともに吹奏楽部の見学に行く。
そこで久美子は、かつての同級生・高坂麗奈の姿を見かける。
葉月と緑輝は吹奏楽部への入部を決めたようだったが、まだ踏み切れない久美子。
思い出すのは、中学の吹奏楽コンクールでの麗奈との出来事だった。
吹奏楽部での活動を通して見つけていく、かけがえのないものたち。
これは、本気でぶつかる少女たちの、青春の物語。」

(一期ホームページより引用)

一言で言えば、部活を通じた青春を描く。
そんな作品です。

響け!ユーフォニアム3 第一話感想


ここから本題。

「「「ヤバい!!!!!!!」」」

ただ率直に、そう思ってしまいました。

なんといっても、久美子の姿がまだ見れるということ。それに尽きます。

そしてノートに書かれた「全国大会金賞」の文字。第一話から抉らせにきてます(褒め)ね。

そして何より大事なのが!!!

三年生の卒業!!!

私の推しである、通称「南中カルテット」の4人が、卒業してしまいましたぁぁぉぉぁぁぁぁ(号泣)

。゚(゚´ω`゚)゚。

第一話からなんて悲しいこと…と思ってしまいました。

ただ、推しの卒業、というのはやはり見守りたくなる。南中カルテットは3年間(描かれたのは2年間)、よく頑張ったよ…

さらに、パワーアップした久美子たち北宇治カルテットだけでなく、久美子たちの後輩である奏ちゃんだったり、新入生カルテット(?)だったり。
 
全てにおいて成長した北宇治高校吹奏楽部。

それをあとちょっと、見られることがただただ幸せです。

第3期発表から4年以上経ってもなお、北宇治吹奏楽部を描いてくれる、京都アニメーションさんには、幾度となく頭が上がりません。
本当にありがとうございます。

のぞみぞの卒業に添えて。


まずは希美先輩、みぞれ先輩、ご卒業おめでとうございます。

大学受験、お疲れ様でした。(とはいえ、自分は3年後に大学受験が控えている)

希美先輩は、吹奏楽に真摯に向き合っていて、その姿は自分が部活を頑張るきっかけにもなったし、本当に感謝しています。
一年生の時に振り回されて、みぞれから怖がられても、「フルートが好き」の一心だけで貫いていることが、何よりすごいことなのか、気付いてほしいです。
目の前で羽ばたいているみぞれ先輩を見上げるのは、苦しいことかもしれないし、その選択が苦しいかもしれない。ただ、希美先輩には夏紀先輩も優子先輩もいる。みぞれ先輩だって、希美が好き。今の自分を誇りに持って、これからも羽ばたいてください。
 
…こんなので彼女に愛は伝わるのだろうか。

みぞれ先輩は、オーボエに対して真剣。でも過去のことから未来を恐れていた二年生の頃を思い出すと、まだ胸が痛みます。モチベーションであり恋の相手であった希美先輩がいない中で、部に必要とされているから、だけで頑張る時間は、どうすればよかったのかわからなかったと思う。だからこそ希美先輩を通じてコンクールでの嬉しさに気づいて、そこから希美のためへの演奏は、大好きです。希美先輩と決別して羽ばたいて行く姿は、自分が羽ばたきたい、という指標にもなったし、「頑張る」ってことに向き合えました。
ずっと羽ばたくみぞれ先輩の背中を見上げさせてください。

そして「リズと青い鳥」の演奏は、ずっと、羽ばたく二人そのものです。ずっと「大好き」であり続けていてください。


最後に

これからも、週一でユーフォ3期の感想を投稿するほか、その他のアニメ布教だったりを書きますので、よろしくお願いします。

ユーフォが好き!という方は、ぜひTwitterもフォローしたてください。(「とても少し木の実」という名前です。)


この記事が参加している募集

アニメ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?