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初めてのnote

令和2年元旦。
SNSすらやったことない私ですが、ある方に勧められnoteを始めることに
しました。 まずは昨年の振り返りから・・・

令和元年は、本当に「ひどい1年」でした。

平成元年に社会人生活をスタートして約30年間、営業職として働いてきました。 楽しいことや、辛いこと、いろいろありました。
会社はいつしか大きくなり、50歳で関西支社長、54歳で子会社へ出向して、まがいなりにも執行役員という職務を与えられ、令和元年を迎えました。

<令和元年 私に起きたの出来事>
・懲戒処分(ハラスメント起因)
・出向解除、降格 ⇒ 給料3割減
・自宅謹慎及び、「追出し部屋」のような経験
・イジメ(無視等)
・元部下の裏切り              

「ひどい1年」になったのは、すべて自業自得でした。

お客様である女性の方に暴言を吐き、セクハラで訴えられました。
そして、自分自身がハラスメント加害者になりました。
その結果、懲戒処分となり会社の厳しさを嫌というほど味わいました。

会社からの制裁は、とても厳しかった。

謹慎処分・5等級も降級、それだけでは許されませんでした。
6月から約3週間、いわゆる「追出し部屋」のような日々を命じられました。これが本当にキツかった・・・

仕事は与えられず、ただひたすらパソコンを眺めるだけ。
1日という時間が、1週間以上に感じるような毎日でした。

「なんでこんなことしてしまったのだろう」という後悔・・・
「お客様や会社に申し訳ない」という自責の念・・・
自分の存在価値すら疑い、狭い世界で苦しんでいました。

今までの人生で、こんなに辛い経験をしたことはありません。

自分がこんな状況になり、インターネットしか見れない中で「追出し部屋」という存在を、初めて知りました。
ネット上で、東芝や三越伊勢丹などの「追出し部屋」に関する記事を目にして、世の中こんなにも辛い経験をしてる方々がいることも知りました。

私の場合は、部屋に閉じ込められた訳ではなく、普通に勤務する方々と同じデスクの並びに座らされました。

同じフロアには、数百人います。

会社側も「追出し部屋」というような認識はなく、「反省しとけ!」程度だったかもしれません。
しかし、制裁受けた私にとっては、大勢の人達のなかで、あまりにも辛い
時間を過ごすことになり「もう息の根を止めて」という心境でした。

そして次第に、「心がすさむような言葉」を、パソコンに入力してはネット検索してしまう、完全にヤバイ心の状態に陥りました。

そんな時、ネットで「しずかさん」のブログに出会いました。☟


まさに、「心が殺された状態」でした。
今から思えば、よく毎日会社に行けたと思うのですが、完全に思考もストップ状態だったように思います。

一方で、人生ドン底にいた私を、励ましてくれる方々もいました。

会社の同僚、後輩、昔からの友人達・・・
「裏切り」ということも経験し、人間不信にもなっていたので、そんな時期に自分を支えてくれた方々には、感謝の気持ちしかなかったです。 
特に「五大力」を頂いたこと、一生忘れられません。

何度も何度も、会社を辞めようと悩みました。

しかし、支えて頂いた方々のお陰で、踏みとどまることができました。
8月からは、約15年振りに「現場」に逆戻りして一般の営業職として従事しています。
勿論、降格となり現場で仕事することは、屈辱以外の何ものでもないですがそんなことは言っていられません。
M部長への恩・・・ それだけが唯一のモチベーションでした。

現場の方々も、きっと迷惑だったと思います。
私に対して「腫れ物に触る感じ」でした。
未だに心の整理がつかないことはありますが、自分の中では「謙虚な姿勢」だけは忘れずに、日々生活するよう心掛けています。
余りに多くの物を失くしましたが、代わりに生活リズムがガラリと変わりました。「時間」だけは手に入り、恐らく今までの人生の中で最も本を読んだ時期でもあると思います。

最も心に残った本

世の皆さん、本当に辛く厳しい経験をして、今があることを学びました。
自分なんて、甘々でした・・・

今はまだ本社ビルへ行くと、あの「追出し部屋」の経験が頭をよぎり
心が震えます。

令和元年、人生の中で最も口数が少なく、笑いのない1年でした・・・
自分が苦しんでいる時期に「全英優勝」した、スマイルシンデレラの
「笑顔」には、とっても助けて頂きました。

明石家さんまさんの名言☟

「俺は、絶対落ち込まないのよ。落ち込む人っていうのは、自分のこと過大評価しすぎやねん。過大評価しているから、うまくいかなくて落ち込むのよ。人間なんて、今日できたこと、やったことがすべてやねん。」

自分のこと、過大評価してたように思います・・・

2020年、謙虚にコツコツ頑張って、少しでも明るさを取り戻したい。
そしていつか「こんなこともあったな」と、笑って話せる自分になりたいと思います。

初めてのnote、まずはこれで終わります。(継続頑張ります)

                             2020.1.1




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