得意を活かし、苦手に備える。【コミュニケーションスキルの磨き方】

そう見えないと言われるが、私は人見知りだ。

…みたいなことをnoteで書くのは、たぶん2回目で。

加えて、相手に心開くのにも時間がかかるし、集団や話し合いの場などでは押し黙っていることも多い。
あれ、もしかして、コミュニケーション苦手芸人?
そんな私が、語っていいのか?
【コミュニケーションスキルの磨き方】なんて。

▼そう、今週の「書くンジャーズ」のお題なのである。

先に結論から言うと、人見知りだし、なかなか心開けないし、場で押し黙っている私も、実は自分なりのコミュニケーションスキルは持っているのだ。

人見知りだけれどそう見られないのはたぶん、前職の公務員時代、たくさんの方とお話させていただく機会があったからだろう。
18000件以上の窓口業務、のべ500世帯への訪問相談業務の中で培ったものは、やはりそれなりにある。(語りたいことはいろいろあるけれど、それはまた別の機会に)

心が開けないのは、実は相手との最適な関係性を構築するために時間をかけているからで、集まりの場で黙っているのは、全体感を把握するために情報取集しているからだったりもする。

私は決してコミュニケーション苦手芸人じゃない!断じて。
そして、それは誰しもそうなのかなと思っている。
誰しもが、その人なりのコミュニケーションスキルを持っているし、それを磨くことが出来ると思っているのだ。

以下、今回は1対1ではなく、集団の中でのコミュニケーションスキルのことを考えてみたい。

僭越ながらそのヒントは、「集団の中でどんな役割を担っているときに自分が輝けているか/場がうまく回っているか」という振り返りだと思っている。
(このnoteを書くにあたって「集団の中での役割」とグーグル先生に問うてみると、就活関連のページがたくさん出てきた。なるほど、面接官御用達の質問なのか…。)

私の場合は、全体感を見通しながら、各構成員とは個別にやりとりをしてモチベートしたり、場ではここぞという場面での発言で目的からの逸脱を回避することが得意だ。
自分で言うのもなんだが、「大局観のある調整役」だと思っている。

他にも、リーダー役、盛り上げ役、切り込み隊長、アイディアマン、リスク管理担当…などなど、いろいろな役割があるだろう。
言うまでもないが、リーダーばかりでも、アイディアマンばかりでも、集団は成立しない。
いろいろな役割を受け持つ人で場が成立するのだから、そこに優劣もない。

自分の輝ける/場に貢献できる役割を認識し、意識的にその役割を全うすることで、自分なりのコミュニケーションスキルって自然と磨かれていくのではなかろうか。

…とはいえ、私たちはいろいろな集団に属している。
例えば、学校や会社、習い事や趣味のサークル、家庭、親戚関係、地域、保育園や学校の保護者の集まり…その他、私で言えばNPOにも複数参加していたり、プロジェクトべ―スの集まりや、資格取得者のコミュニティなども複数ある。
その中で、自分の得意としない役割を担うことだってある。

例えば、テン大おかたづけ部では、立場上、リーダーみたいなことをしているが、これって正直言うと得意な役割ではない。
頑張らなきゃと空回りして浮き足立って喋りすぎる自覚がある。

プロジェクトチームなどで沈黙しているときに、「何かアイディアない?」と声をかけていただくのも、実はすごく困る。
黙っているときの私は、まだまだ情報収集中…アイディア出しできるほどまだ状況把握が進んでいないのだ。

得意な役割を把握して全うすることと同じぐらい、苦手な役割を知ってそのときの自分の傾向を掴むことも大切だと思う。
そして、もし苦手な役割を引き受けざるを得ないときには、それに即した対策や管理をしていく必要もある。
喋りすぎるリーダーなら、なるべくメンバーが口を開く時間を多くとる。
アイディアの出ないアイディアマンなら、言葉になる範囲のことを伝え、他者のアイディアへのリアクションをきちんと行う。
これもまた、コミュニケーションスキル向上の一翼だろう。



「書くンジャーズ」今週のテーマは、【コミュニケーションスキルの磨き方】
喋りすぎリーダー、アイディア出ないアイディアマン、そして大局観のある調整役である火曜担当のみねは、「その人なりのコミュニケーションスキルが必ずあるし、それは磨ける!」と考えてます。

多様な書くンジャーズメンバーたちは、コミュニケーションスキルをどうやって磨かれているのか?
いろいろな方法が出てきそうで、今から楽しみです。
日刊「書くンジャーズ」マガジン、皆さんもぜひチェックしておいてください♪








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