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思い出のベビーカーをLINEひとつで手放した話

今朝、思い出深いベビーカーを手放した。

第一子である娘の赤ちゃん時代は、地下鉄沿線で、車のない(必要ない)場所に住んでいた。
元来引きこもりな私だが、娘とふたりきりでずっと家にいるのは息が詰まりそうで、あの頃はよくベビーカーであちこちうろうろとお散歩をして回っていた。
娘がお昼寝をしたら公園のベンチに腰を下ろして一緒に休んだり、起こさないようにそっと玄関に乗り入れたりしたなあ。

第二子である息子が生まれたときには、クリーニングをして同じベビーカーを引き継いだ。
この頃には今の家に住んでいて、車移動の多い生活を始めていたので、娘の時ほどはベビーカーの出番はなかった。
それでも、お買い物へ、公園へ、時にはちょっと大きくなった娘が押して、息子を乗せて行ったものだ。

最後に息子をベビーカーに乗せて、どれぐらい?
2年近く経っただろうか。

黒いベビーカーは、使われることなく、ほとんどの時間を車のトランクで眠って過ごしていた。
待てよ。よくよく考えると、我が家にベビーカーが来てから7年強…使っていない期間の方が、実は長かったんじゃないか。

先日、車の点検があるからと夫がベビーカーをトランクから出した。
そろそろ、手放し時だなと思った。

思い出いっぱいのベビーカー、誰かに使ってもらえないだろうか…と思ったことはある。
けれど、友人から聞いた話では、「ベビーカーの耐用年数は標準5年程度」とのこと。
(コンビのサイトにもそう書いてあった…!)

確かに、最後の方にはタイヤがカラカラと変な音を立てていた。
思い入れがあるとはいえ、さすがに危険な乗り物を人様にお譲りするわけにはいかない。

というわけで、響きに抵抗はあるけれど、ベビーカーを「ごみ」として手放すことにした。

※以下、福岡市民の方にだけちょっと有益な情報を含みますw

福岡市のLINEでは、ものの名称を入力すると「どう分別して捨てればよいのか」を自動応答してくれる。

例えば…

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ベビーカーは粗大ごみとして収集してもらえる。
なんと、粗大ごみ受付もLINEでできるという!

品目や収集希望日、搬出場所、住所等を入力。

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しばらく待つと…
本受付完了のお知らせ。
手数料のお支払いもコンビニ等での処理券購入のほか、LINE Payでできる。
せっかくなので、スマホひとつで手続きを終わらせてみるべくLINE Payにてお支払い。

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(一緒にベビーゲートも手放し…パーツ足りなくなってたしw)

あとは説明に沿って必要事項を記入した紙を貼って、収集日当日朝に玄関先に搬出する。

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今朝の様子。

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朝9時半頃、トラックがやってきた。
カーテンのすき間からその様子を観察する私(怪しい…)。

ベビーカー(ついでにベビーゲートも)、お世話になりました!

思い出深いものを「ごみ」として手放したものの、なんだかとてもすがすがしい。
ベビーカーはしっかり役目を全うしていたし、「耐用年数5年」という数字もあったし、私自身にしっかり納得感がもてていたからだろう。
正しく、しかも楽に、ちょっと楽しく手放すことが出来たのも、要因かもしれない。


※ごみの分別・処分方法については、お住まいの自治体によりルールが異なります。それぞれご確認の上、ルールに即した分別・処分をお願いします。
※上記情報は、記載時点(2021年5月7日)の情報です。最新の情報は、別途福岡市ホームページ等にてご確認いただければと思います。


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