見出し画像

リビング安全地帯化計画

突然ですが、私はズボラです。

ズボラな上に片付けが苦手、そのくせ物が捨てられない。

元あった場所に戻すことに抵抗はない。
問題は、キャパ以上に物を増やしてしまうこと。

実家に住んでいた頃、父は私の部屋をこう呼んだ。

"作曲家の部屋"

思考がよく似ている父と私。
言わんとしていることはよくわかる。

楽譜やメモが床に散らばった光景が浮かぶ。
要するに"散らかった部屋"を娘の逆鱗に触れないよう
オシャレに表現してみたのだろう。

もはや作曲家に失礼。笑

結婚して実家を出て戸建てを購入した。
3LKの小さな建売住宅。夫婦二人にはちょうど良かった。

リビング、寝室、夫婦それぞれの個室。
残念ながらどの部屋も物が溢れていたのだけど…

そんな中子どもを授かりさぁ大変。
どの部屋で子育てするんだ?っていう物の量。

今日はだらしない私が
どうにかこうにか赤ちゃんと暮らす空間を捻出した
いや、捻出し続けているnote。笑

1部屋だけでも安全地帯を

3LKの我が家の間取りは1階に寝室と夫婦それぞれの私室、
2階にリビングキッチン、風呂トイレ諸々水周り。

産後1ヶ月は階段の昇り降りもきついだろうと予測。
必然的に生活環境が整っている2階が、来たる新メンバーの定位置になる。

ということで、取り急ぎリビングを整えることに。

ベビーベッドがない代わりに

我が家はベッドがない。
私たち夫婦も床に布団を敷いて寝ている。

ベビーベッドを置くことで
夜中赤ちゃんのお世話をするには起きて立ち上がって
ベビーベッドから赤ちゃんを抱き上げる必要が出てくる。

これ、産む前は「いける!」って思うんだけど
産んだ後は「無理!」ってなる。笑

もうね、極力起き上がりたくないのよ。
泣いたら起きて手の届く範囲でお世話するのがいい。

そういうわけで、まぁベビーベッドは必要ならレンタルすればいいとなり
私たちと同じく、ベビー布団を床に敷いて川の字で眠ることにした。

ベビーベッドではないので、
赤ちゃんは床のゴミやら埃に曝される機会が増える。

ベビーベッドがない代わりに、
掃除だけはしやすいようにしようと考えた。

カーペットも3畳用のものを敷いていたけど、
それをとっぱらってフローリングのみに。

大人が座る時には1畳用カーペットを敷く。
大人は基本ソファに座るスタイルへ。
カーペットを常設しないことで
クイックルワイパーがかけやすくなった。

カーペットをとっぱらった理由はもう1つ。
夏真っ盛りベビーだったので、
寝室とリビングでエアコン2台がけはもったいない。
産後は人も呼ばないし、リビングに親子3人布団敷いて寝ることにした。
だからカーペットがない方が都合が良かった。

産まれたばかりの赤ちゃんは寝返りもできない。
動き回ることがないから、掃除のしやすさ、
ベビー布団周りに物を置かないことに重点。

片付けできない妊婦、応急処置としました。

ずり這いが始まった、さぁ大変!!

いつかその日が来るとは思っていたさ…
片付け苦手母ちゃん、動き出した息子にまたも応急措置を施す。

まず、床から30cm程度のところの小物をどける。

そして箱詰めしたものたちをソファーの下に収納して
ソファーカバーを床ギリギリまで引き伸ばして目隠しに。

床下から程近い引き出しの中身は
クイックルワイパーの替えとかウェーブの替えとか
とにかく軽くて引っ張りだされてもバラけないもの。
(口に入れてもまぁ…許容って感じのものを)

ゴミ箱は部屋の片隅のハイデスクの下にまとめて
引っ張り出されないように軽くバリケードをする。

蓋なしゴミ箱はすみませんが
しばらくの間リビングから離れてくださいませ。

まだつかまり立ちをしないこの時は
ひたすら床から高さ30cm以内のものの片付けをしました。

しかし、非情にもつかまり立ちの時は近づくのであります…

つかまり立ち、試されるディフェンス能力

つかまり立ちが始まると、
おちおちテーブルに物も置いておけない状況に。

テレビラックの上のものもすべて引き出しの中に格納!
おしゃれなインテリアには休暇を取ってもらおう。

息子の身長と同じく、床から高さ70cmまでの引き出しは
とにかく軽くて引っ張りだされてもバラけないものパート2。
離乳食パウチとかタッパーとかタオル類とか…

そして長らく炊飯器とケトルが置かれていた
引き出し式収納テーブルには離乳食とおやつをセット。
これまた引っ張り出されてもOK軍の方々。

炊飯器とケトルは火傷の危険性があるので
ゴミ箱を隠してくれているハイデスクの上に設置。

息子に触られたくないものを1箇所にまとめることで
大人のディフェンス能力も最大限発揮できるというもの…
あとは心置きなく散らかしてくださいな。泣

恐れているのは歩くこと

歩く、すなわち両手を自在に操れるということ。
今私は息子が歩き出すことを楽しみ以上に怯えている。

もうすでに、つかまり立ちの時点で
引き出しから物を出す才能が開花している息子氏。
両手が自在に使えるようになったらと思うと
悲しいことに我が家の未来は容易に想像できる。

今危惧しているのは冷凍庫と夫の書類棚。

そもそも夫の書類棚に関しては
私物の塊なのでリビングにある必要性が全くないので
今すぐ退去を命じたいところなのだが。笑
週末相談してみよう…うかうかしてたら歩き出す気がする…

冷凍庫に関しては100均でもストッパーが売っている。
ストッパーごと剥がされるとよく聞く。
大人の腕を振り切る推進力の持ち主、
いとも簡単に破壊してくれそうだが試すだけ試してみようか…

自宅保育をしている全国のママさんたちは本当にすごい。
怪獣が本領発揮する前に、どうか保育園に入れますように…

まとめ

現在進行形でリビング安全地帯化計画を進めています。

まだまだ試行錯誤しながらですが、

  • 蓋付き収納にする

  • 危ないものゾーンを決めてそこだけ徹底ディフェンス

  • 手の届く高さのところには軽くて最悪口に入っても許容できるバラつかないもの

この3点に重点を置いてなんとかやっています。

今は息子の成長とともに片付けたり配置を変えたり
その場しのぎでやっているけど、
いずれ子供部屋とか避けては通れない大掛かりな計画も来るんだろうな…

いよいよ私の育休も終了が見えてきてしまったので
今まで先延ばしにしていたツケと思って
リビング以外の片付けも本腰を入れたいと思います。

……やだな〜(本音)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?