深月(みづき)

ファンタジー小説を書くのが大好きな臨床心理士・深月(みづき)のライフワーク応援広場♪ …

深月(みづき)

ファンタジー小説を書くのが大好きな臨床心理士・深月(みづき)のライフワーク応援広場♪ 20年書いてきたファンタジー小説や、ライフワークをやっていく中での気付きやエピソードなどを掲載します。 大好きなことを一緒にやってライフワークを進めていく仲間、募集中です(⋈◍>◡<◍)。✧♡

マガジン

  • 小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』

    【まとめ読み】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』の記事をまとめました! <あらすじ>  亡者に侵食され滅びに向かう世界で──  奴隷の少女メルは、荒野の真ん中に取り残されて亡者に襲われていたところを、旅の剣士アスターに助けられる。  亡者は剣で倒せない。  とどめを刺すには、弱ったところを魂送りと呼ばれる歌と踊りで、亡者と化したさまよえる魂を葬送する必要があった。  魂送りをしてアスターの旅についていくことを願うメルだけど、アスターにはある悲しい秘密があって……?  ──これは奴隷の少女と、孤独な剣士が「帰る場所」を見つけていく物語。

  • 深月のほっと一言メッセージ

    心がほっとする一言メッセージを配信していきます。みなさまが素敵な毎日を過ごせますように✨✨

  • ライフワークの通り道~深月のエピソード~

    こんにちは!「ファンタジー小説家」&「ライフワーク応援カウンセラー」の深月(みづき)です。こちらでは、ライフワークを進めていく気付きやエピソードを書いていきます。ゆる~りとお立ち寄りくださいね🌈✨

  • 詩とものがたりの広場

    オリジナルの詩や童話などをお楽しみいただけます。 中編・長編小説については、他のマガジンをご覧ください✨ (現在連載中の小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女」はこちら→ https://note.com/b1uebird88/m/m51a9dd285ffa )

最近の記事

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はじめまして!「ファンタジー小説家」&「ライフワーク応援カウンセラー」の深月(みづき)です。

はじめまして!深月(みづき)です。 直感で絵本のようなイメージやメッセージを受け取る「ライフワーク応援カウンセラー」をしています♪ ファンタジー小説を書くのが大好き!! みんなで応援しながらどんどん夢を叶えていく、愛と光に満ちあふれた世界で生きていきたいなって願ってます。 でも、ひとのライフワークを応援するなら、まずは自分から……ということで^^笑 20年書いてきたファンタジー小説や、ゆる~りライフワーク漫画を載せていきます。 遊びに来てね~♪♪ (イラスト:漫

    • 【5章2話】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』「砂の音色」

       護衛仕事をいくつか決めていると、部屋の外からノックの音がした。  戸口に現れたのは、メルと同じ年頃の子どもだった。商人見習いの少年がパルメラを呼びにきたのだった。 「パルメラさん、郵便あるって言ってただろ? 出してくるよ」 「あ、ピエール、ええところに。あのな。一緒にメルちゃん連れてってくれる? ついでに町をいろいろ案内したげて」  言って、少年に小遣いを握らせる。  にわかに降って湧いた展開に、メルが動揺した。 「い、いいですよ、パルメラさん。そんな気遣ってくれ

      • 【5章1話】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』「夢と現の狭間で……」

        第5章 逢魔ヶ時の邂逅  やわらかな午後の光が差し込むテラスで、線の細い銀髪の青年と、プラチナブロンドの髪をなびかせた乙女が話している。  守るべき主君と相棒──愛していた者たち。  クロードが「こっちに来いよ」と、微笑みながら手を振っている。  アスターもそこに行こうとして──  ふと、手にした剣の重みに気付いた。 (!?)  いつからいたのか、足元にすがりついてきた亡者どもが群がってきているのだった。慌てて剣をふるおうとするが、亡者どもがその刃を握っていてうま

        • 【キャラクター劇場(SS)】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』4章完結ありがとう🥰💕💕

          ✨✨『葬送のレクイエム』4章振り返り会✨✨ (※カクヨム様掲載時のもの) 【パルメラ(商人)】「作者ー、はよ4章の振り返り会せんと、次の章が終わってまうで~。いい加減、執筆終わって燃え尽きとる場合とちゃうで」 【メル(少女)】「あ、パルメラさん」 【アスター(剣士)】「4章からの新キャラのくせに出張ってるな……」 【メル(少女)】「ほんと、インパクト強いですよね……」 【パルメラ(商人)】「ふふっ♪なんや?褐色ナイスバディーなパルメラ姐さんの魅力にメロメロなんか?

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        • 【5章2話】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』「砂の音色」

        • 【5章1話】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』「夢と現の狭間で……」

        • 【キャラクター劇場(SS)】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』4章完結ありがとう🥰💕💕

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        • 小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』
          50本
        • 深月のほっと一言メッセージ
          19本
        • ライフワークの通り道~深月のエピソード~
          36本
        • 詩とものがたりの広場
          1本

        記事

          【4章13話】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』「幸福の温度」

          第4章13話 幸福の温度  メルが規則的な寝息を立て始めた頃──  幌馬車の入り口に、カンテラの明かりに照らされて一人分の影が差した──貂の毛皮の縁取りの外套を、肌寒そうに羽織った褐色の肌の女。  ルージュを引いた唇で笑んだ。 「……寝た?」 「あぁ。……パルメラ、悪ふざけが過ぎないか?」 「あはは。バレた?」  メルを酔っ払わせた張本人は、悪びれもせずに舌を出した。 「こんぐらいせんと、素直になりそうにないからなー。ふたりとも」  メルと一緒くたにされて、憮

          【4章13話】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』「幸福の温度」

          深月のほっと一言メッセージ⑭「シャンパンタワー」

          自分のシャンパングラスを 満たしてあげよう😊💕 愛がいっぱい広がっていくね😆🍸️✨✨ 読んでくれてありがとう。 あなたに幸せがいっぱい降り注ぎますように🌈 (イラスト:漫画家 青木ガレ先生) ✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨ ❣️小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』はこちら↓↓ ❣️自己紹介や各種リンクはこちら↓↓

          深月のほっと一言メッセージ⑭「シャンパンタワー」

          宝石を磨くみたいに🌙✨

          小説の推敲作業って、 カットした宝石を 磨き上げるみたいだなぁって思う。 楽々書いてるねって 言ってもらえることも多いんだけど……。 私は多分、 そんなに器用じゃない。 何十回、何百回と読み返して、 足して、けずって、書き直して、 ぴったりくるところを探してる。 キャラたちが行きたい方向が、 どうしてもわからなかったりする。 もっと深くまで踏み込んでほしがってるのに、 作者の私がちゅうちょして 浅く浮かび上がっちゃうこともある。 尊敬する作家さんに遠く及ばなくて、

          宝石を磨くみたいに🌙✨

          【4章12話】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』「助ける理由」

          第4章12話 助ける理由  三人で馬を走らせて、その日の夕方には先行していた隊商と合流した。  雇い主が無事に戻って、護衛たちもほっと胸を撫で下ろした。──が。 「──え? ご主人様が私にサインさせるの、黙って見てたんですか?」  真相を明かされたメルは呆気にとられた。  証文と知らずにサインしたのは、ザイスとふたりきりで談話室にいたときだ。それをまさかアスターが扉の向こうから盗み見ていたとは。  メルやパルメラと一緒に夕食のたき火を囲んでいたアスターが、憮然とした

          【4章12話】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』「助ける理由」

          深月のほっと一言メッセージ⑬「認められたいって思ったら」

          まずは、 自分で自分を認めてあげよう🥰✨✨ 認められたい、 褒められたい、 愛されたい──より、まずここ❗✨✨ って思ったよ~😆(笑) 読んでくれてありがとう。 あなたに幸せがいっぱい降り注ぎますように🌈 (イラスト:漫画家 青木ガレ先生) ✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨ ❣️小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』はこちら↓↓ ❣️自己紹介や各種リンクはこちら↓↓

          深月のほっと一言メッセージ⑬「認められたいって思ったら」

          【ショートストーリー(SS♪)】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』7000PVありがとう😆💕

          小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』7000PVありがとう😆💕 感謝SSをお届けします(´ω`) (※カクヨム様での数字です✨一部、未登場のキャラがいるのはご容赦ください。笑) 【パルメラ(商人)】「しーまったぁー!」 【メル(少女)】「な、何⁉️」 【ピエール(少年)】「パルメラさん、どうしたんすか⁉️」 【パルメラ(商人)】「大、型、連、休、や!」 【メル&ピエール】「「は……?」」 【パルメラ(商人)】「ゴール、デン、ウィーク、やで!」 【

          【ショートストーリー(SS♪)】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』7000PVありがとう😆💕

          ほんとの自分で生きるって決めたら……⑤~「『自分』を集め直す✨」

          初っぱなから、うまく言えないんだけど……。 なんだか、いろんなところに散らばってた「私」をひとつに集めてる感じがする。 「今の私」は、 ただただ小説書いて、 たまにセッションやって、 時々、友達と過ごして、 家族ともまったりして、 それがほんとに幸せ✨✨ でも、その「本音」をやるために、 いろいろ言い訳して、 自分で勝手に条件つけてきたんだ。 お仕事やってるから、 小説書いていいとか。 やることやったから、 グダグダ休んでいいとか。 自分で勝手に決めた 「

          ほんとの自分で生きるって決めたら……⑤~「『自分』を集め直す✨」

          【4章11話】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』「薄緑色の灯火」

          第4章11話 薄緑色の灯火  アスターとともに駆けつけたパルメラの馬も借りて、メルとザイスもいったん、その場から離れた。亡者どもを倒した山道から外れて、草陰に避難する。  ザイスを相乗りさせたパルメラが不満を言った。 「なんでうちが、このおっさんと一緒なん? ありえへんわ。メルちゃん見殺しにしようとしたヤツなんか放っとけばいいのにっ」 「亡者が復活するかもしれないあの場に置いてくわけにいかないだろ。……ひとり、間に合わなかった」  悔やんだようにアスターが言って、メ

          【4章11話】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』「薄緑色の灯火」

          小説『ローダ『最初の扉を開く青年』』とのコラボが実現しました(⋈◍>◡<◍)。✧♡

          とっても嬉しいことがありました(*´ω`*)💕 なんと、執筆仲間さまの小説の中に、 私の小説『葬送のレクイエム』のキャラたちが登場することに✨ 最初お話をいただいたときは、 「数行チラッと登場するのかな?」 (↑↑通行人Aみたいな感じに。笑) って思ってたのですが、 フタを開けてみたら、 小説本文でがっっっっっつり、 先方の主人公たちと関わってました~💕 ………………………亡者が。 …………うん(*´ω`*)?? 敵役?? 主人公(アスター)とか、ヒ

          小説『ローダ『最初の扉を開く青年』』とのコラボが実現しました(⋈◍>◡<◍)。✧♡

          【4章10話】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』「嘘つき」

          第4章10話 嘘つき   ひそやかな足音が、メルの背後に立った。  茶色いベストを羽織り、ステッキを突いたふくよかな男と、背中に大剣を背負った褐色の肌の男。ザイスと、護衛のバヤンだった。泣いているメルに手を差し伸べながら、言う。 「……もう気は済んだかい?」 「……ご主人様……」  山小屋から飛び出したメルを追いかけてくれた、その手を取って、メルは立ち上がった。  少し離れたところに、ザイスたちが乗ってきた馬たちがいる。メルの足の鎖が断ち切られているのを見て、ザイ

          【4章10話】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』「嘘つき」

          【4章9話】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』「青年の裏切り」

          第4章9話 青年の裏切り  その夜、メルはまんじりともせず、ベッドの中で過ごした。  つかの間訪れる浅い眠りにたゆたっていると、夢の中にザイスが、リゼルたちが現れた。  ザイスが「生きててくれてよかった」と目元を潤ませる姿や、リゼルたちが「一緒に行こう!」と魂送りの練習に誘う姿が、ホタル火のように、代わる代わる現れては消えていく。  メルは彼らを必死に追いかけた。 「待って、ご主人様。みんな……!」  気が付けば、暗闇の中で、小さな光たちがふぅわりと舞っていた。そ

          【4章9話】小説『葬送のレクイエム──亡霊剣士と魂送りの少女』「青年の裏切り」

          ほんとの自分を生きるって決めたら……④~生み出しと膿出しと、生まれ直し~

          (※今日も変なこと書くかもだけど、自分のために書きます🙏✨) 去年の秋、 「ほんとの自分で生きる!」って決めた。 自分の気持ちに正直に、 自分のことを一番大事にして生きようって。 それからすぐ── 子宮筋腫が大きくなってるのが見つかった。 普通の子宮筋腫って、ツルンとした楕円形。 でも、 私のは、ボコボコとしたいびつな形で、 「悪性の可能性も0じゃない」って言われた。 それを聞いたときに、 理屈とかじゃなく、なんかもう肌感覚で、 「あ……これ、人生の強制終了ありえ

          ほんとの自分を生きるって決めたら……④~生み出しと膿出しと、生まれ直し~