卒業 斉藤由貴
僕の「卒業」の思い出を一つ。
僕は自慢ではないですが、自分は「モテたことはない」と自負しています。
そんな僕に、一度だけ
「え?どういうこと??」
と、いうことがありました。
中学の卒業式の前日だったと思うのですが、僕の隣の席の女子バレーボール部のキャプテンだった子から
「これに『あなたの好きな言葉を書いて』って言われたから、書いて」
と、白いハンカチを渡されました。
どうやら、その子はバレーボール部の後輩から頼まれたらしいのです。
「? いいけど」
という感じで、僕は「誠実」と書いて渡しました。
その後輩の顔も、申し訳ないのですがその当時でも思い出すことは、ありませんでした。
僕もバレーボール部に入っていたので、同じ体育館で練習していたし、市内の大会でも互いの応援をしていたので、後輩の方が僕のことを"見ていた"ということなのでしょう。
たぶん😅
もし、僕が
「直接、僕から渡すよ」
と言っていたら・・・。
まあ、"その当時の僕"には、そんなことは「まるで思いつかない」のですが😆
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