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僕の得意なこと

僕は自分の能力の中では比較的暗記が得意らしく、学科としての歴史も学生の頃から点数はいい方でした。

ただ、僕はその出来事が起きた年号とか、人の名前は余り覚えていられません。

それなのになぜ得意だったかは、おそらく時代を大きく括って、その中で特徴的な出来事の変遷を手繰ることが出来たから、だと思います。

例えば、この百年戦争の時代の流れとして大きなものは、"黒死病"と呼ばれた「ぺスト」が猛威を振るい、ヨーロッパの1/3の人口が亡くなったと言われます。「最後の決闘裁判」の中でも領民が流行り病で倒れ地代が滞るという描写があります。

労働力が激減した領主たちの財源は逼迫し、財政が破綻すれば、何処か別の領主が「借金の形」としてその領土を引き継ぎます。

また、この時期はローマ教皇の呼び掛けによる「十字軍の遠征」も行われて、そこで戦死した領主の土地も、別の者に受け継がれます。

この様な感じで力のある領主が領土を増やし、最終的には「王」がその取り纏めをしました。

また人口が減少したことに伴い、"労働力として貴重な存在"となった農民たちに「個人の権利意識」が芽生えてきました。

この為フランス、イギリス双方で百姓一揆が起こり、これをきっかけに権利意識を各階層の代表による合議で表す「議会」へと繋がっていきます。

百年戦争戦争終了後には、フランスとイギリスの国境が決まり、議会制も生まれ、ここで初めて「国家」という、"権利がそこに集中する"という「概念」が生まれます。


ここまでで僕が昨日まで知っていた知識は、「ペスト」の発生と「十字軍の遠征」だけで、後は双方に一揆があったこと、イギリスとフランスの国境が決まったことなど、ちょっと調べた出来事に、"こんなことなんだろう"という想像で書いてます。

なのでこれが「正しい」かどうかは、正直分かりません。

歴史にもっと詳しい人がいれば、「なんてデタラメを言ってるんだ💢」と怒られてしまうレベルかもしれません。😅

でも、僕はこういう風に"考えてみる"のが「楽しい」のであって、それが"真実かどうか"は正直「二の次」なのです。

得意なことが"好きに繋がる"時、人間はそれに「喜び」を感じるのではないかと思います。

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