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コピー、デザイン、広告…バズりたい人ほど知ってほしいスキル。

こんにちは、間宮です。

先日のお話。

ある日、電車に乗っていた時のこと。
ドア上に表示される動画広告で、ちょっと気になるものを発見しました。

それがこちら↓

もしかしたら、テレビCMでもみた人がいるかもしれません。

もし、あなただったら、吹き出しの声の主は誰だと思いますか?


ここでは回答はいいません。

でも、よっぽどの人じゃない限り、99%の確率で同じ答えになりそうです。


結論としてこの広告で伝えたかったのは、

無意識の偏見に気付きましょう

だったわけですが、まさか…これを促されるなんて思いましたか?

おそらくそうじゃないですよね?笑


私がこの広告をみた時、職業病かもしれませんが「さすがACジャパン。めちゃくちゃよくできた広告だなぁ〜」って思ったんです。

もしこれがストレートに「偏見を無くしましょう」だったらどうですか?

たぶん、普段から偏見を感じていない限り「で?」「だから何?」ってなると思うんです。

3NOT以前にそもそも「見られない」可能性だってあるわけです。

でも、ACジャパンはモノクロ・かつ無声(BGMはある)という変化球で見事に偏見が潜んでいることに気づかせた。

この変化球の打ち方、最高です。

ビジネスにおいて、ターゲットには2種類あると考えていて、

①顕在層
②潜在層

と大きく分かれます。

顕在層はさっきの例で言うと「偏見は良くない」「偏見をなくすための発信が必要だ」などと自分がやりたいこと、ニーズがわかっている人。

もっとわかりやすい例だと

「ダイエットのためにファスティングをしたい」
「花粉症を抑えるために、薬を使わない治療法を知りたい」

と具体的に「これが知りたい」というものが明確な人たち。

この場合は「じゃ、うちのファスティング講座どう?」という感じでストレートにオファーしやすいですよね。

むしろ、起業してすぐに収益化したいなら、こういう顕在層を狙って営業した方が早く売上が立ちます。

ですが、顧客のほとんどは残念ながら潜在層です。

・悩みはあれど、妥当な解決策を知りたい。
・もしくは悩みを悩みだと思っていない。

そうした人たちにストレートにオファーしても「いきなりなんだ?」と違和感しかありませんよね?お金が絡めば「売り込み?」と疑われ距離を置かれてしまうリスクだってあるでしょう。

そもそもですが、

現代人が1日に触れる情報量は江戸時代の一年分、
平安時代の一生分

と言われています。

そんな時代に「〇〇いいよ」と言ったところで「じゃ、それ買うわ」ってなることってあんまりないと思うんですね…。

知人や家族に勧められたら、即決かもしれませんが、特にネット上でリサーチをするときって、あまりにも似た情報が膨大にありすぎます。

ゆえに、相当に気付きやビジュアル的なインパクトを与えられない限り、どんなに有益な情報を発信していたとしてもスルーされてしまうことの方が多いでしょう。

だからこそ、、潜在層に気づきを与える書き方・見せ方ができるスキルってプロモーションにおいて非常に大事です。

コピーライティングにしかり、
動画編集にしかり、
LPのデザインにしかり、、

大事なのは「企画力」ですね。

「なるほど、そうかー!」
「これは意外だ!!」

といったような"アハ"体験のような驚きやギャップをうまく企画として作れたら、ACジャパンの広告のような「変化球」のある広告を作ることだって可能でしょう。

これからの時代、特に身につけるべきは「企画力」ですね。

なんなら、コピーだのブランディングだの難しいことを考えていなそうな、デジタルネイティブな10〜20代の人たちの方が、バズれる動画を作っちゃうくらいなので…


必要なメッセージを上手く届けられるよう、どんな職種であっても発信する必要がある人たちはぜひ、「企画力」を磨いていきましょう。

「企画力」は、現在進行形で私も磨いていきたいスキルです。





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