見出し画像

Bookshelf Part.1 「写真集」

どうも、あじみ野です。noteをはじめて2回目の投稿です。

0.本題に入る前に...

前回の初投稿(自己紹介)について、皆様への感謝の気持ちを述べさせてください。

自分が想像していたよりも多くの反応があり、正直驚きました。
スキを押してくださった方、フォローしてくださった方、本当にありがとうございます。
スキ、コメント、そしてフォローを頂けますと今後の励みになります!

それでは本題に入ります!

1.写真集も「本」ですよね?

先日「わたしの本棚」というハッシュタグがあることを知りました。
私はかつて友人に「本の虫」と称されたことがありました。実際多くの小説を読んできましたし、本棚には小説が多く並んでいます。

であるなら、その中から選出した小説を紹介...しません!

何故ならば本棚には小説以外にも、漫画や雑誌、参考書など、その人らしい言い換えれば個性ある本が沢山並んでいるはずだからです。
そして私の本棚には、見出しに掲げた写真集が確かにいます。

ですので、小説の紹介はまたの機会にして、今回は写真集を紹介しようと思います。

2.写真集① 『ねこ』

私が初めて展覧した写真展は、岩合光昭さんの『ねこ』というものでした。

岩合光昭さんは第5回木村伊兵衛写真賞を受賞、雑誌『ナショナルジオグラフィック』の表紙をなんと2回も務める等の略歴のある日本を代表すると言っても過言ではない動物写真家の方です。最近では写真だけでなく、テレビ番組や映画といった映像作品も手がけています。

私の実家は犬を飼っているため、どちらかといえば「犬派」です。
しかしながら私は写真展を機に猫に魅了され、犬も猫も好きですが「猫派」に傾き、またネコ科の動物(ライオン、ヒョウなど)にも興味が向くようになりました。
そこから動物園の年間パスポートを買うほどになり、気がつけば猫だけでなく他の哺乳類、鳥類にもカメラを向けていくようになりました。
猫がきっかけとなり、動物写真の魅力そして動く被写体を撮ることの難しさ、楽しさを学びました。

この写真集には、とにかくたくさんの猫が出てきます。愛くるしいです。
この写真集の他にも岩合光昭さんはたくさんの猫を撮影していますが、猫と会話しながら撮影しているような、そんな気がします。

これを読んでいる貴方は犬派ですか?猫派ですか?ぜひコメントで教えてください!

3.写真集② 『アンリ・カルティエ=ブレッソン コレクション展 [図録]』

アンリ・カルティエ=ブレッソン(Henri Cartier-Bresson、以下敬称略)は、20世紀を代表するフランスの写真家です。ジャーナリズムやストリートフォトグラフィーという言葉の源流へと辿ると、彼の名前を目にすることがあるはずです。

ブレッソンは「マグナム・フォト」という写真家グループをロバート・キャパ、ジョージ・ロジャー、デヴィッド・シーモアらと共に設立したことでも有名です。「マグナム・フォト」は現在も存在し、世界中をフィールドとするジャーナリズムを持つ著名な写真家で構成されています。

この表紙の写真は「決定的瞬間」という言葉とよく結び付けられます(アメリカ版の写真集のタイトルから)。
正式なタイトルは『サン=ラザール駅裏』、1932年に撮影されています。

水溜りの反射によってシンメトリックな、そして次のシーンではどうなったのだろう、あるいは水溜りに...と連想が進む躍動感のあるシーンを収めています。
当時のフィルムの製造技術的にASA感度(現在のISO感度)は高くても32くらいと考えられるので「被写体が止まっている」ということが「ハイスピード!!」という感覚だったのではないかと推測します。

写真集には、幾何学的発想の溢れる「構図力」の見事な写真が多数収録されています。
また当時の街の姿や生活を垣間見ることができます。

ブレッソンは私が酔心し、尊敬し、憧憬する写真家の1人です。
「ストリートフォト」や「スナップショット」を撮る際に彼を意識せざるを得ません。構図を練るときに、常に自分の哲学を持って向き合おうと思わせてくれます。

都心では稀に彼を讃える写真展が開催されます。
著名な写真家の写真展も、写真を愛好する者が集まった団体が開催している写真展も、平たく言えば自分と異なる視点から撮られた作品が展示されており、自分の感性を刺激してきます。足を運ぶ結果として、写真と向き合うモチベーション向上に繋がります。

みなさんも新しい視点、刺激、発想を求めて是非足を運んでみてください。

4.おわりに

今回は本棚から、写真集を2冊紹介しました。写真集は作品の側面もあり「写真家の紹介」「写真展の紹介」のようになってしまいましたね。
まだまだ紹介したい写真集はいっぱいありますが、それはまた別の回で投稿します。


寒さも緩びて一気に暖かくなり間も無く、桜が咲き誇る時期ですね!
みなさんも桜が舞う中での「決定的瞬間」を是非切り取ってみてください!

#わたしの本棚

この記事が参加している募集

わたしの本棚

さいごまで読んでいただき、ありがとうございます。 頂いたサポートは執筆のお供のコーヒー代として使わせていただきます!