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アメリカでNACSも補助金の対象に?

補助金対象ではなかったNACS規格

アメリカでも日本のようにEVの充電器に補助金が出されています。
但し、この補助金が運用され始めたころには、ほぼTesla車専用のものであり、他の多くのメーカーはCCSの充電規格を使用していたため、補助金の対象ではありませんでした。

グローバル共通規格になりつつあるNACS

しかし、その後TeslaがNACSの充電規格をオープンにし、仕様が公開されました。そのため、ユーザビリティも高いNACSの規格にFordやVWなどの自動車会社が乗換える、もしくは両方を採用する形に進んできています。

これによって、CCS, NACS, CHAdeMOの大きく3規格あった急速充電規格のうち、NACSが多くの会社に採用され、グローバル規格になりつつあります。

これにより、NACS対応の急速充電器の設置に米国政府が予算申請している75億ドル(=1兆円)規模の補助金を使える可能性が出てきました。

これまで補助金に頼らずとも勢力を広げてきたNACS陣営だけに、今回の行方次第ではアメリカでは勝負が決まる可能性があります。要注目です。

アメリカっぽい記事の見出しに注目

ここまでは記事の内容について書きましたが、米国政府がCCSからNACSに"乗換"しようとしている様子の風刺が面白いので、是非リンク先に飛んでもらい、見出し画像を見てもらいたいです。
こういう記事の書き方、なかなか日本では見かけないですね。できないですし。

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