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CES2024に行ってきました #4番外編

CESへのフライトは結構過酷

今回、参加を決めたのが遅かったのもあり、名古屋からCES2024の会場であるラスベガスまで、名古屋⇒(新幹線)⇒関空⇒ハワイ⇒ラスベガスとフライトをしました。
ハワイでは行きに14時間、帰りに7時間ほどトランジットの待ち時間があったので、ホノルル市内まで出かけて散策とカフェ/ラウンジで仕事を(おしゃれにw)しました。

ハワイの脱炭素戦略

ハワイは日本人にとっては観光地、遊びに行く場所で、環境保護とあまりリンクしないかもしれませんが、ハワイ州は全米50州で初めて、エネルギーと気候変動に関する意欲的で先進的な目標を相次いで採択したことで知られています。
(1)電力の供給者に課すRPS(Renewables Portfolio Standard、自然エネルギー利用割合基準)を100% にする
(2)カーボンニュートラルを達成する
と言うものです。その背景には、ハワイは温暖化による海面上昇でビーチの消失などのリスクを抱えており、また、エネルギーの調達コストが本土の何倍もかかっているため、再生可能エネルギーの活用のメリットが高い。と言うものがあります。
その後、飛び恥のような言葉も出てきているので、飛行機でしか実質遊びに行けないハワイへの風当たりを弱めるためにも必要な施策なのかもしれません。

ハワイでは蓄電池システムが稼働

ハワイでは石炭火力発電所だったところにテスラのバッテリを設置し、再生可能エネルギーを活用するための蓄電システムとして利用する取り組みが始まっています。(記事参照)
これの稼働が現地で1/11だったので、ちょうどCESで現地に行っていたころです。行きと帰りとで、ちょっとだけ再生可能エネルギーの貢献度が変わっていたことになります。
CESではちょっと未来のエネルギーソリューションを垣間見ることが出来ましたが、道中には、今問題を解決しているソリューションに出会えたのは幸運だったなと思います。

ハワイの環境意識

ハワイでは、エネルギー以外にも、環境保護の取組が進んでいます。特に気になったのは、日焼け止めクリームです。サンゴ礁を守るため、"リーフセーフ"と書かれているもの以外はハワイでは購入できません。
固有の種がたくさん存在し、また、豊かな自然が観光資源としても活用されているハワイならではの取組だなと思いました。

やっぱりハワイの物価は高い

余談ですが、ハワイの物価は噂通り爆上がりしていて、フードコートのハンバーガーセットが17ドル、日本円で2500円くらい、ホテルのレストランで食べた朝食セットが35ドル、日本円で5000円くらいでした。コロナ前から別にお安い街ではなかったと思いますが、それにしてもこの金額はすごいなと思いました。

約2500円のマハロバーガーセット
約5000円のエッグベネディクト

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