AZAPAエネルギーカンパニー

エネルギーとモビリティのセクターカップリング 時々名古屋錦の日常をお送りします。

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最近の記事

ペプシコは2017年に発注した100台のテスラセミを36台を受領

ペプシコは2017年に発注した100台のテスラセミを36台を受領 こちらの記事にあるように、ペプシコは米国内の物流向けに、Teslaのsemiトラックを100台発注しています。 その中で現時点では36台を受領しているそうです。 Teslaの2024年予告生産台数は50,000台 TeslaのEron Muskは2022年に、Semiの2024年の生産台数は50,000台になると宣言していました。(参考記事) TeslaはSemiの出荷台数、生産台数を公開していないよ

    • ZERO MotorcyclesがNACS対応

      ZERO Motor CycleがNACS対応 こちらの記事にあるように、EVバイクメーカーのZero MotorcyclesがTeslaのNACSに対応した充電コネクタをリリースしました。 EVバイクでのツーリング EVバイクでのツーリングにおいて、EV向けの充電器はアメリカでも十分と言えるほどは確保されていないそうで、充電器が見つけられないかもしれない、と言う不安はまだまだあるそうです。 特に、アメリカのハイウェイは走っていて1か所の充電ステーションが壊れていたり

      • お花見2024

        今年はお花見大豊作でした 今更なお話ですが、今年の春はお花見の機会が大豊作でした。会社近くの名城公園だけでなく、鶴舞公園、日泰寺などの名古屋市内だけでなく、京都の八坂神社でもお花見ができました。 エネルギーを現地で調達 今年は、Anker Solix PS30 Portable Solar Panelという太陽光パネルを購入してみたので、お花見中現地でエネルギー調達をしてみました。 残念ながらこの日は若干葉桜な中でのトライでした。 快晴とは言えないですが、太陽がちゃ

        • 2024年の再エネ賦課金

          2024年の再エネ賦課金の金額が発表に 経産省は、3/19日、電気料金に上乗せする再エネ賦課金の2024年度の単価を1キロワット時当たり3.49円に設定すると発表しました。 2023年は1.4円、2022年は3.45円だったので、二年前に後戻り、基本的には今後も上がっていくもの傾向です。 そもそも再エネ賦課金とは 「再生可能エネルギー発電促進賦課金」とは、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」などによって電力会社に購入された再生可能エネルギーの費用を電気を購入する消費

        ペプシコは2017年に発注した100台のテスラセミを36台を受領

          CES2024に行ってきました #4番外編

          CESへのフライトは結構過酷 今回、参加を決めたのが遅かったのもあり、名古屋からCES2024の会場であるラスベガスまで、名古屋⇒(新幹線)⇒関空⇒ハワイ⇒ラスベガスとフライトをしました。 ハワイでは行きに14時間、帰りに7時間ほどトランジットの待ち時間があったので、ホノルル市内まで出かけて散策とカフェ/ラウンジで仕事を(おしゃれにw)しました。 ハワイの脱炭素戦略 ハワイは日本人にとっては観光地、遊びに行く場所で、環境保護とあまりリンクしないかもしれませんが、ハワイ州

          CES2024に行ってきました #4番外編

          エディオンピースウイング広島こけら落とし

          広島に新しいサッカースタジアム こちらのニュース記事にあるように、先日エディオンピースウイング広島こけら落としの日を迎えました。 広島では駅の工事も着々と進んでいますが、どんどん町に新しい建物が経って活気づいています。 G7とAZAPAとサッカースタジアム 昨年5月のG7が開催された際に、AZAPAも出展していました。その際の様子はプレスリリースなどをご覧いただければと思います。 2023年のG7と言えば、G7首脳が原爆ドームの前で集合写真を撮影する、と言う歴史的なイ

          エディオンピースウイング広島こけら落とし

          CES2024に行ってきました #3 家電編

          家電市CESの本丸 CESはConsumer Electronics Showですので、家電の展示は本丸です。 こちらも、数年前はSharpや東芝、Panasonicなど巨大なブースを出していましたが、SonyとPansonicを除くと日本企業はあまり大きくないか、もしくは撤退する形でした。自動車エリアと同様に、大規模な展示がやや減って小粒なブースが多くなったなと言う印象です。 これもMobilityエリアと同様ですが、LGやSamsungなど、韓国勢がかなり幅を利かせて

          CES2024に行ってきました #3 家電編

          CES2024に行ってきました #2 モビリティ編

          モビリティ展示会としてのCES CESはConsumer Electronics Showの略ですので、日本語で言えば"家電"の展示会です。日本でも"世界最大の家電展示会"と紹介されることが多いと思います。 しかし、近年(と言ってももう10年以上)モビリティ分野の展示が多くされていて、今回もWest Hallの全てとNorth Hallの一部がVehicle Tech and Advanced Mobility(車両技術と高度なモビリティ)の展示エリアになっています。

          CES2024に行ってきました #2 モビリティ編

          CES2024に行ってきました #1 雑感

          CES2024 全くタイムリーで無く申し訳ないですが、CES2024についての記事を書きたいと思います。 日本での報道 日本でのCESの報道を見ていると、HONDA SONYのAFEELAの展示であったり、HONDAの0"ZERO"シリーズの発表があったりと、日本企業の展示がピックアップされています。 当然日本の報道なので、日本企業に注目が行くのは仕方ないのですが、現場の雰囲気としてはかなり違うものだったのかなと思います。 日本企業の展示は激減 私が前回CESに行っ

          CES2024に行ってきました #1 雑感

          GogoroとUber Eats が台湾で連携

          台湾のEV搬送比率は20% Uber Eats は、毎日世界中で何百万もの食品配達を行っていて、もちろん、CO2排出をする手段もあれば、そうでない手段で配達されているケースもあります。現時点では、台湾のUberEatsのEV輸送比率は20%あるそうです。 GOGOROは台湾のバッテリ交換式スクーターの企業ですが、これまでもUber Eatsの配達員向けに電動スクーターの提供をしてきました。 また、Uber Eatsとの協業で配達員へのインセンティブなどを提供してきました。

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          アメリカでNACSも補助金の対象に?

          補助金対象ではなかったNACS規格 アメリカでも日本のようにEVの充電器に補助金が出されています。 但し、この補助金が運用され始めたころには、ほぼTesla車専用のものであり、他の多くのメーカーはCCSの充電規格を使用していたため、補助金の対象ではありませんでした。 グローバル共通規格になりつつあるNACS しかし、その後TeslaがNACSの充電規格をオープンにし、仕様が公開されました。そのため、ユーザビリティも高いNACSの規格にFordやVWなどの自動車会社が乗換

          アメリカでNACSも補助金の対象に?

          NYの路上からEV充電用のケーブルを減らす取り組み

          充電ケーブルの無いEV充電器 NYに拠点を置く、itselectricと言う会社のソリューションは、充電器に接続するケーブルを車両に搭載することで、街中にある充電器をシンプルにする取り組みをしています。詳細はこちらの記事で紹介されています。 通常、EVの充電器には、充電器(電源管理したり課金したりする機能が入っている部分)とケーブルがセットで置いてあります。この場合、ケーブルを雑に扱われて壊れてしまう、ケーブルがきちんと巻き取られたり保管されていなくて見た目的に汚い、誰か

          NYの路上からEV充電用のケーブルを減らす取り組み

          EVの最高到達高度記録更新

          EVで高山登山 スイスの輸送・物流会社が、EVで到達した最高高度(標高)の記録を塗り替えました。こちらの記事で紹介されています。 こちらの動画にまとめられていますが、かっこ良いので、これを見るだけでも一度ご覧いただきたいです。 太陽光パネルで発電 このトラックは90kWhのバッテリを搭載していて、車両サイズや想像される重量からするとかなり小さいです。製品版では124kWh当サイトの事ですが、それでも小さ目な印象です。Model Sは90~100kWhのバッテリを搭載し

          EVの最高到達高度記録更新

          Titan Siliconの電池

          Panasonicが契約した電極メーカー Panasonicは、Sila Nanotechnologiesと言うTeslaの元社員が共同創業した会社と協業の契約をしました。 Silaと言う会社は、2011年にGeorgia Techから出てきたスタートアップで、"Sila"はロシア語、ウクライナ語でPowerと言う意味を持つそうです。 Titan Silicon Anodeは、Silaが開発した陽極材料で、これを使うことで、EVの航続距離を20%延ばすことが可能であると

          海外でもV2H

          V2H機能の実装状況 今回は、こちらの記事から海外でのV2H事情について考えたいと思います。 海外の充電事情を全部網羅的に調べているわけではないですが、ネットでV2H(Vehicle 2 Home) 日本と調べると、予測変換に"日本だけ"とか"日本独自"と出てきます。少なくとも1~2年前くらいのニュースやブログの記事を見ると、V2Hは日本発祥、日本独自と言ったトーンの物が多く見られます。 実際の所、米国の車でV2Hに対応している車は無し、TeslaがV2Hはいらないよ、

          結局有料の充電器はあまり使いたくないという話

          Drivers Spent Nearly Twice The Time At Free DC Chargers Than At Paid Ones 上記は、Inside EVsの記事のタイトルですが、アメリカではEVドライバーは有料の充電器よりも無料の充電器の方が滞在時間が2倍もいる、と言うことが明らかになったそうです。 記事はこちら ちなみにですが、ここでの無料の充電器と言うのは、EVを買った時にセットで付いてくる、自動車メーカーが提供する充電器が自由に使えるサービスの

          結局有料の充電器はあまり使いたくないという話