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即レスして恋愛フラグをブチ折った話

こんにちは。主夫でWebライターのアザレア(@azalea_blog)です。
今日は昔話でもしようかなとnoteを書き始めました。

というのも、SNSでライターに対して「即レス!」「クライアントの稼働時間外にレスしない!」「進捗確認!」と何かと連絡についての指導ポストをよく目にします。

即レスが大事なのは分かるんだけどさァ~
ゴチャゴチャうるせぇんだよなァ~

と脳内年齢15歳のクソガキ、アザレア少年がイライラしております(笑)

しかし的確な報連相は必ず身を助け、次のチャンスへ繋げてくれるのも事実。

即レスは必要か?上手なメールやり取りってなんだ?
そんな永遠の課題ともいえよう「クライアントとのメール問題」に対する自分なりの答えを過去の経験からお話します。

題して

メールがうまくできなくて恋愛フラグをブチ折ったお話。

アザレア少年(15)、女子高生と知り合う

学生時代、ご縁があってボランティア活動にしょっちゅう参加していた僕は、同じくボランティアとして参加していた1人の女子高生と知り合いました。

都内でも珍しい女子高出身の1年生で、名前はサクラちゃん(仮名)。
ショートカットで元気が取り柄!って感じの女の子で、本人曰く「女子校で女は磨かれんわ!ワハハハハ!」と初対面の自己紹介で言っていたのを10年以上経った今でも覚えてます。

その日は夏祭りのお手伝いで、僕らは子どもたち相手に汗をかきながら接客してました。サクラちゃんも子どもと遊ぶのが得意なようで、特にトラブルもなく上手くさばいていて見事でした。

僕らは年が近いこともあって僕らは店番のときだけでなく、休憩時間中もずっと話をしてすぐに仲良くなります。自然な流れでメアドを聞かれて、いつの間にかボランティア活動後も何度かメールのやりとりをする仲になっていました。

あるとき、サクラちゃんから「高校で文化祭があるので来ないか」とメールをもらいました。
女子校なので文化祭に行くにはチケットが必要で、事前に申請をしないといけないとのことでした。

その当時僕は中学生ながら毎週土日はボランティア活動…と称して先輩のお仕事のお手伝いであちこち飛び回っていたもんで、文化祭の日も埋まっていました。
腐っても中学生、おまけに受験生が「仕事なのでいけません」とか抜かすのはちょっとカッコつけすぎじゃね? という謎の自意識のため「その日は予定があっていけないや~ごめん」とだけ返しました。

サクラちゃんは「そっか💦💦💦急に誘ってごめんね💦💦」と返事をくれましたが、今思い返せば寂しさがにじみ出ているようです。

また別の日、「映画を見に行かない?松たか子の『告白』」と絵文字もなく簡素なメールが送られてきました。

映画のお誘いは大変うれしいのですが、当時ジャッキー・チェン映画しか見てなかった中坊の僕には、サスペンスはちょっとハード退屈でした。
今回も丁重に「予定があるからいけないぁ」と返事した記憶があります。ほとんど覚えてないくらい適当に返事したのでしょう。


その日以来、サクラちゃんからメールが返ってくることはありませんでした。



さて、この辺でお話を整理しましょう。

メールスキル、マジ大事。

断るにしてもキチンと断る理由、代替案、謝罪そういったプラスアルファをいくつ乗せられるかで印象はガラリと変わります。

今回の場合サクラちゃんに対してはキチンと「前からの予定があってその日は行けないんだ」と理由を伝え
後日には「文化祭お疲れ様。行けなかった分ご飯でも一緒にいかない?」という代替案を提示
そのうえで謝罪が必須でした。

後半の映画のお誘いに対しては、言わずもがな「告白じゃなくてベストキッド(2010年公開・出演ジャッキーチェン)にしようぜ!」という代替案を挙げればよかったかもしれません。
・・・え?そんなことない?

ともあれ、そんな華麗なコミュニケーション&女性へのアプローチは当時の皮も剥けてないサクランボアザレア少年には不可能でした。

14年経った今ではその教訓を活かし(?)クライアント様への連絡はウザいくらい丁寧にやっています。

断る場合は「この範囲ならできる」という代替案を添えて
時間がかかりそうなときは「〇日~〇日に作業するので〇日には提出できる」という内情を伝えるなどなど…

今となっては連絡する手段もありませんし、どこで何をしているかも知る由もありませんが、サクラちゃんに会えたら謝りたいと思っています。

まぁ向こうは覚えていないだろうけど!!!!!

メールの返事が上手い奴はチャンスを逃さない…
モテない主夫の教訓でした…とさ。

人によってはウザがられるから、これが絶対正しいわけではないけどね!

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