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春キャベツぞうす伊藤博文

葉が柔らかい春キャベツ、旬だからこそ、食べるのは今でしょ。(死語?)
ということで、春キャベツを料理しながら、陰謀論丸出しで栄光に満ちた人物の裏の顔を妄想した記録。


材料

春キャベツ 半分
炒り子   好きなだけ
胡麻油   適量
塩麹    大匙2
生姜    1欠け
塩     大匙1
卵     2個
ご飯    食べたいだけ

日本国の初代総理大臣は伊藤博文。昔は千円札の肖像にもなっていました。紙幣の顔になったということは、おわかりですね。DS側の人間。日本のためではなく外国勢力のために働いた人物ということ。


ざく切りにしたキャベツに塩を混ぜて、10分程置いて、しんなりさせる。

天保十二年(1841)長州の百姓として生誕。しかし父が足軽の伊藤家に入ったことから足軽身分になった利助が後の伊藤博文。
吉田松陰の松下村塾で学び、俊才であると認められて俊輔の名を松陰から贈られる。
優秀なことから、藩の費用で英国留学生の一人に選ばれる。
高杉晋作と共に行動することが多く、維新に邁進。
維新後は初代総理大臣。日清戦争の講和会議などで活躍。
後に韓国総監となるが、ハルピンで安重根により暗殺。


炒り子を煮て出汁を取る。

この炒り子は瀬戸内の還り炒り子。普通の炒り子よりも小さいので、出汁を取った後はそのまま具として頂けます。

維新の勝ち組として華々しい人生を送り、日本の近代化を大きく進めた初代総理大臣。というのが一般的な評価。
しかし、実はあまりよろしくない話があります。
教科書に載っている正しい歴史とか、大河ドラマでは決して扱わないであろうことをこれから語ります。


キャベツ投入。

現在、当たり前に食べられている河豚ですが、江戸時代には食用が禁じられていました。理由は勿論、毒があるから。しかし適切な処理をすれば、これほど美味い魚はないとして、伊藤が食用を解禁。この話は序の口。食欲の次は性欲の話。
かなり女癖が悪く、趣味は処女狩り。
年端もいかない小娘を次々に愛でる。つまりはペドフィリア。
欲の話の次は、伊藤の本当の出自の話。


キャベツが煮えたら、塩麹投入。混ぜたら胡麻油と摺り下ろした生姜を入れる。この状態でスープとして飲んでも美味。

百姓として生まれたことになっていますが、実は毛利家に仕える忍者。それも暗殺専門の下忍。
船瀬俊介氏の著書、「維新の悪人」によれば、龍馬を斬ったのも伊藤。
更なる大物も手にかけています。
孝明天皇。
公式には病死ということになっている孝明天皇ですが、暗殺されたという根強い説。岩倉具視が一服盛ったという話がありますが、下手人は伊藤という話もある。
御所の便所に潜んでいた伊藤、孝明天皇がしゃがみ込んだ所でぶすりと一刺し。


ご飯投入。

孝明天皇の遺児、睦仁親王は薩長を中心とする維新勢力により処刑。その時、親王の首根っこを押さえる役割を伊藤が務めた。
明治天皇の名前は睦仁。つまり明治天皇になる筈だった人物は殺されていた?では明治天皇とは誰なのか?
長州といえば奇兵隊ですが、他にも幾つか○○隊という組織。その一つ「力士隊」にいた大室寅之助が睦仁としてすり替わった。力士隊を率いていたのが伊藤。
寅之助は南朝の血を引く人物と言われますが、実は南朝正統だった大室家に嫁入りした女性の連れ子だったという話もあり、そうだとすれば、男系継承どころか、皇統は既に断絶していたことになる。


煮えたら、火を止めて溶き卵投入して蓋をして、余熱で卵に火を通す。

寅之助の母、それに伊藤も朝鮮半島がルーツの一族という話。
本当ならば、日本人ではない人達が日本国の象徴になっているということになる。
現在の上皇陛下が以前、皇室に百済王族の血が入っていることに所縁を感じますと言及されたことがあります。一般的には桓武天皇の生母、高野新笠が百済王族の血を引いていることに言及されたとされていますが、もしかしたら?
また、伊藤が朝鮮の衣装を着ている写真が遺されています。


春キャベツそうす伊藤博文

明治天皇は伊藤に頭が上がらなかったという話。というか顎で使われている風が感じられたとか。すり替えが本当ならば、天皇として大きな顔をしていても、伊藤の機嫌次第でその座から追われることになりかねないという恐怖を抱えたままで明治天皇としての生涯を大室寅之助は送った?

以上は様々な人が唱えている陰謀論を元にした私の妄想です。本気にしないように。


温まる雑炊。

柔らかい春キャベツが塩効果で更に柔らかになった。塩麹の柔らかな塩味がよく合う。胡麻油と生姜の風味が味を引き締めてくれる。
キャベツの各種ビタミン、炒り子からカルシウムと栄養もよし。

龍馬や孝明天皇の暗殺は陰謀論の粋を出ない話ですが、伊藤がまず間違いなく斬ったと思われる人物が存在。
先述した、幕末に長州が英国に送った五人の留学生は俗に長州ファイブと呼ばれます。伊藤もその一人ですが、共に留学した山尾庸三と共に塙次郎を斬った。
国学者で、群書類従という様々な古典をまとめた叢書を編纂した盲目の学者、塙保己一の四男が次郎。
父と同じく国学者でしたが、廃帝について研究しているのが孝明天皇を廃位させるための研究と誤解され、勤王派の怒りを買った故に暗殺対象にされたと言われます。
伊藤は刺客として送り込まれた?
人殺しが総理大臣にまで上り詰めたとすれば、これも変革期ならではのことか。そんなことを妄想しながら、春キャベツぞうす伊藤博文をご馳走様でした。

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