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古代(誇大)妄想料理

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遥かな昔、古代の歴史を妄想しながら料理した記録。
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記事一覧

昆布きゃらぶ九州王朝説。

この時期になると、彼方此方に蕗が出てくる。 田舎暮らしなので野原に幾らでも生えている蕗を…

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土佐煮っ記

先月、福岡に帰省時、数年ぶりに会った伯母は話好きな人で近所の夫婦のことを話す。 「何が食…

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ローズマリーフィシュアンドチップ菅原道真

太宰府天満宮を訪れた時にふと思ったことを深堀り妄想しながら、何故か英国料理の定番を料理し…

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イワシナガ姫し

出汁取りによく使われる煮干しはカタクチイワシですが、それを炊き込みご飯にしながら、誤解さ…

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ココナツライ炭焼き小五郎

半端に余っている野菜を片付けるために料理しながら、深堀りすると様々な妄想が出来る昔話を妄…

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枕草子お麹雑煮

正月と言えば餅、餅と言えば雑煮。というのは日本全国共通ですが、雑煮という料理、地方毎に随…

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藤原秀郷いもの柚子胡椒煮

史跡訪問と歴史、料理の三本立て。 栃木県佐野市を訪問。目的は佐野ラーメンではなくて唐沢山城。 関東七名城の一つで、上杉謙信の猛攻を十度以上も持ちこたえた堅固な城。 当時の城主は佐野家十五代目当主、佐野昌綱。 城という漢字は土から成ると書く。関東の城は文字通り、空堀を作り、掘った土を盛り上げた土塁を巡らした土の城が多かったが、唐沢山城は珍しく高い石垣がある。 日本一?多い苗字は佐藤らしいですが、この苗字の発祥地が佐野。 佐野の藤原氏を縮めて佐藤。 戦国乱世を生き抜いた佐野昌綱

縄文ブラン

私事、この十月で結婚して〇周年。祝いとなればケーキだろう。ということで、季節っぽいケーキ…

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エスカリバーダ和気清麻呂

時々、スペイン料理を作る。 カタルーニャの料理であるエスカリバーダを和風にアレンジ。和風…

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蘇民将来 夏超え飯

たまにはダジャレではなく、真面目に由来を妄想しながら料理していると、妄想が更に膨らんでい…

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聖徳太子さん

昔、ビリギャルってありましたよね。 私は映画も小説も見ていないのですが、小説の帯に書かれ…

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吉野ガリ

少し前、吉野ケ里遺跡の未発掘だったエリアから石棺墓が発見されたというニュースがありました…

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吉見百穴子飯

よく行く魚屋で穴子を購入。今が旬なのでよく見かける。梅雨穴子は淡白な味わい。広島名物の穴…

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煮浸しナスサノオノミコト

漫画「花の慶次」の原作、「一夢庵風流記」は現代の場面から始まっています。 作者の隆慶一郎が現代の傾奇者というべき人物と個人的なデイトをした話。それに続いて、傾奇者とか婆娑羅と呼ばれた人々の源流は辿っていくとスサノオノミコトに行き着くと語られます。 神とは思えない程に人間っぽい神を妄想しながら、夏の旬野菜、茄子を料理した記録。 茄子    5本 黒摺り胡麻 たっぷり 唐辛子   1本 醤油    大匙4 味醂    大匙3 出汁つゆ  小匙1 蜂蜜    大匙半分 胡麻油