どかたとしみつ

人生迷走している元通訳案内士のおっさんが料理しながら、歴史の話、食と健康、現代社会のお…

どかたとしみつ

人生迷走している元通訳案内士のおっさんが料理しながら、歴史の話、食と健康、現代社会のおかしさ等を妄想するという頭のおかしいページへようこそ。 日本国のみならず、世界の行く末を憂える憂界の志士。

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  • 明治の群像妄想料理

    「坂の上の雲」を目指して、日本のために働いた明治の日本人達を妄想しながら料理した記録。

  • 陰謀史観料理

    陰謀論っぽい歴史を妄想しながら料理した記録。

  • 維新志士妄想料理

    明治維新を推進した志士と呼ばれる人達を妄想しながら料理した記録。

  • 源平合戦妄想料理

    源平の合戦にまつわる人物を妄想しながら料理した記録。

  • 古代(誇大)妄想料理

    遥かな昔、古代の歴史を妄想しながら料理した記録。

記事一覧

のの廣瀬武夫

現在、居住している関東のド田舎ではヘッダー画像の植物を「ののひろ」と呼ぶが標準語では野蒜という。 そろそろ彼方此方に生えてきたので、幾らでも無料で入手可能。 とい…

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かまぼこ板垣退助

四国の一部では蒲鉾を板付けと呼ぶ。 蒲鉾には添加物が多い。特に色付きは着色料使用。 無添加の蒲鉾は結構な値段。それを料理しながら、二度も紙幣の肖像になった人物を妄…

超薩摩守

薩摩と言えば島津家をイメージする人が多いかと思います。 鎌倉時代から明治維新までという長期間、南九州を支配していた島津家。特に江戸時代の当主は代々、薩摩守を名乗…

大和芋タケル

日本史上、最初の英雄って誰だろうと考えると、スサノオノミコトだろうか。しかしスサノオは神。 人として最初の英雄はヤマトタケル。 そんなことを妄想しながら、大和芋と…

カニ才蔵

昔、伊東園ホテルでカニ食べ放題プランで宿泊。 近くのテーブルに居た男性、次々にカニ脚を持って来るのですが、見事に肉だけを分離して食べる。皿の上には殻だけがどんど…

77

クス楠木正成グラタン

半端に残っているクスクスや野菜を一ひねりして料理しながら、終戦までは日本人なら知っていて当たり前だった人物の生涯や出自、更に自分自身との奇妙な繋がりを妄想した記…

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北条氏政けピラフ

昔、中華料理店でアルバイトしている時、サングラスをかけておしゃれな格好の女性客。 注文されたのは 「ピラフ」 ここは中華料理店なんですが? まあ炒飯を頼みたかったの…

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昆布きゃらぶ九州王朝説。

この時期になると、彼方此方に蕗が出てくる。 田舎暮らしなので野原に幾らでも生えている蕗を只でゲット。ということで定番な伽羅蕗を自己流アレンジしながら、幻の王朝を…

77

憲法れんそうカレー

タイにグリーンカレーあり。 ところでゴールデンウィークにはみどりの日と憲法記念日が含まれている。ということで、ゴールデンウィークに自己流グリーンカレーを料理しな…

95

青椒油揚原爆の父?

基本的にここでは日本史上の人物や出来事について妄想しています。 今回は日本に関係があるかもしれないアメリカ人について青椒肉絲をベジタリアン向けにアレンジして料理…

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金子み鈴廣きんぴら

小田原に老舗蒲鉾屋の鈴廣あり。 旅行業界に身を置いていた頃、よくお客様を鈴廣へとご案内。 ホスピタリティある会社で、その精神は我々、添乗員やガイド、バスの運転手に…

86

ワカ(メ)山カレー事件

「今はこんなに悲しくて涙も枯れはてて」 というのは中島みゆきの歌ですが、この一節を獄中から家族への手紙に書いた人物が犯人とされている事件を妄想しながら、海の香が…

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土佐煮っ記

先月、福岡に帰省時、数年ぶりに会った伯母は話好きな人で近所の夫婦のことを話す。 「何が食べたい?」 「何でもいい」 その日の食卓には生卵と醤油。仕方なしに御主人はT…

80

徳川宗春キャベツ回鍋肉

先駆者とか出る杭は打たれる。そういう風は昔から日本にあるようで、人のためになると思っても上下から攻められてしまった殿様を妄想しながら、旬の春キャベツを料理した記…

86

白虎鯛雑炊

鯛茶漬けってありますよね。 鯛の刺身を乗せたお茶漬けですが、ふと考えた。後からお茶かけるのなら、最初から煮てはどうか。 ということで鯛雑炊を作りながら、故郷の福岡…

77

明日という字は明るい日と書くのね。

珍しい食材を料理しながら、明るい日を待ち望み或いは日々を楽しんでいた?島流しになった大名を妄想した記録。 明日葉 1パック 鰹節  一掴み 味噌  お玉に一杯位 …

88
のの廣瀬武夫

のの廣瀬武夫

現在、居住している関東のド田舎ではヘッダー画像の植物を「ののひろ」と呼ぶが標準語では野蒜という。
そろそろ彼方此方に生えてきたので、幾らでも無料で入手可能。
ということで食べられる野草を料理しながら、日本初の軍神となった人物を妄想した記録。

ののひろ(野蒜) 好きなだけ
味噌       大匙2
酢        大匙1
味醂       小匙1
和布       好きなだけ

江戸時代最後の年

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かまぼこ板垣退助

かまぼこ板垣退助

四国の一部では蒲鉾を板付けと呼ぶ。
蒲鉾には添加物が多い。特に色付きは着色料使用。
無添加の蒲鉾は結構な値段。それを料理しながら、二度も紙幣の肖像になった人物を妄想した記録。

蒲鉾        1個
切り干し大根と人参 120グラム位
醤油        小匙2
ウスターソース   大匙3
マヨネーズ     好きなだけ
胡椒        少々
干し海老      お好みで

天保八年(18

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超薩摩守

超薩摩守

薩摩と言えば島津家をイメージする人が多いかと思います。
鎌倉時代から明治維新までという長期間、南九州を支配していた島津家。特に江戸時代の当主は代々、薩摩守を名乗っていたので余計に薩摩=島津という図式になり勝ち。
しかし古典芸能の世界では薩摩守と言えば、まったく別の人物が有名。
島津家は源頼朝の御落胤の子孫という伝承があることから源氏ですが、私が言っている薩摩守は平家。ということで平家の薩摩守を妄想

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大和芋タケル

大和芋タケル

日本史上、最初の英雄って誰だろうと考えると、スサノオノミコトだろうか。しかしスサノオは神。
人として最初の英雄はヤマトタケル。
そんなことを妄想しながら、大和芋と筍を料理した記録。

大和芋  半分
筍    小一本
味噌   大匙1
柚子胡椒 小匙1
醤油   小匙1

ヤマトタケルノミコトについては以前にも書いています。一部、内容が被っていますが、新たな考えや解釈を今回は加えています。↓

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カニ才蔵

カニ才蔵

昔、伊東園ホテルでカニ食べ放題プランで宿泊。
近くのテーブルに居た男性、次々にカニ脚を持って来るのですが、見事に肉だけを分離して食べる。皿の上には殻だけがどんどん積み上がる。正にカニ食い名人。
そんなことを思い出して蟹を食べたくなったので購入。料理しながら生涯、現場で槍を振るい続けた豪傑を妄想した記録。

蟹    1杯
昆布   5センチ位
白菜   半分
葱    半分
シメジ  半分
味噌 

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クス楠木正成グラタン

クス楠木正成グラタン

半端に残っているクスクスや野菜を一ひねりして料理しながら、終戦までは日本人なら知っていて当たり前だった人物の生涯や出自、更に自分自身との奇妙な繋がりを妄想した記録。

クスクス   70グラム
新じゃが   1個
パプリカ   半分
新玉葱    半分
大蒜     1欠け
ピザ用チーズ 適量
黒オリーブ  5個
クミン粉   大匙1
オリーブ油  大匙1
塩      小匙1
ガラムマサラ 大匙

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北条氏政けピラフ

北条氏政けピラフ

昔、中華料理店でアルバイトしている時、サングラスをかけておしゃれな格好の女性客。
注文されたのは
「ピラフ」
ここは中華料理店なんですが?
まあ炒飯を頼みたかったのかもしれませんが、ピラフと言った方がおしゃれと思った?
私の認識ではピラフとは洋風な炊き込みご飯であり、文字通り飯を炒めた炒飯とは別物。
そんなことを思い出し、鮭と野菜のピラフを作りながら実質的に名家を滅亡に導いてしまったことから評価が

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昆布きゃらぶ九州王朝説。

昆布きゃらぶ九州王朝説。

この時期になると、彼方此方に蕗が出てくる。
田舎暮らしなので野原に幾らでも生えている蕗を只でゲット。ということで定番な伽羅蕗を自己流アレンジしながら、幻の王朝を妄想した記録。

蕗 10本
醤油 大匙2
味醂 大匙1
蜂蜜 大匙1
昆布 適当

万世一系の天皇がずっと日本を統治してきたと思っている人が多いかもしれませんが、左にあらず。
現在の皇室以前にも複数の王朝が存在。それどころか一時期には併存

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憲法れんそうカレー

憲法れんそうカレー

タイにグリーンカレーあり。
ところでゴールデンウィークにはみどりの日と憲法記念日が含まれている。ということで、ゴールデンウィークに自己流グリーンカレーを料理しながら、憲法について妄想した記録。

ホウレン草    1杷
大豆肉      好きなだけ
玉葱       1/4
生姜       半欠け
大蒜       1欠け
柚子胡椒     大匙1
ターメリック粉  小匙1
クミン粉     大

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青椒油揚原爆の父?

青椒油揚原爆の父?

基本的にここでは日本史上の人物や出来事について妄想しています。
今回は日本に関係があるかもしれないアメリカ人について青椒肉絲をベジタリアン向けにアレンジして料理しながら妄想した記録。

油揚げ      1枚
ピーマン     2個
筍        小1個
大蒜       1欠け
生姜       1欠け
出汁醤油     大匙2
片栗粉      大匙1
オイスターソース 大匙3
醤油   

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金子み鈴廣きんぴら

金子み鈴廣きんぴら

小田原に老舗蒲鉾屋の鈴廣あり。
旅行業界に身を置いていた頃、よくお客様を鈴廣へとご案内。
ホスピタリティある会社で、その精神は我々、添乗員やガイド、バスの運転手にも及び、非常によくして頂きました。
よく行くスーパーで鈴廣の商品発見。

おかしな添加物もなし。商品も素晴らしい。蒲鉾と言えば昔、住んでいた西日本では山口県の仙崎が有名。ということで仙崎出身の詩人を妄想しながら料理した記録。

シーセージ

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ワカ(メ)山カレー事件

ワカ(メ)山カレー事件

「今はこんなに悲しくて涙も枯れはてて」
というのは中島みゆきの歌ですが、この一節を獄中から家族への手紙に書いた人物が犯人とされている事件を妄想しながら、海の香がするカレーを調理した記録。

茎わかめ     多め
鯖水煮      1缶
玉葱       1/4
トマト      1個
ピーマン     1個
生姜       1欠け
大蒜       1欠け

ターメリック   大匙1
クミン粉

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土佐煮っ記

土佐煮っ記

先月、福岡に帰省時、数年ぶりに会った伯母は話好きな人で近所の夫婦のことを話す。
「何が食べたい?」
「何でもいい」
その日の食卓には生卵と醤油。仕方なしに御主人はTKG。
「女が食事の世話するのが当たり前と思ってるけん、逆襲されたとよ。あんたも耳が痛かろ?」
私の返答は
「私が料理してます。妻は食べ物に拘りがないので、それをやっても不満は言わない」
話に出た夫婦も伯母も料理は女がするという概念。

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徳川宗春キャベツ回鍋肉

徳川宗春キャベツ回鍋肉

先駆者とか出る杭は打たれる。そういう風は昔から日本にあるようで、人のためになると思っても上下から攻められてしまった殿様を妄想しながら、旬の春キャベツを料理した記録。

春キャベツ  1/4玉
厚揚げ    1丁
豆鼓     小匙1
生姜     1欠け
玉葱     1/4
味噌     大匙2
豆板醤    小匙半分

元禄九年(1696)に誕生した萬五郎が後の徳川宗春。
尾張徳川家三代目の綱

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白虎鯛雑炊

白虎鯛雑炊

鯛茶漬けってありますよね。
鯛の刺身を乗せたお茶漬けですが、ふと考えた。後からお茶かけるのなら、最初から煮てはどうか。
ということで鯛雑炊を作りながら、故郷の福岡と元白虎隊士の意外な関わりや大学というものについて妄想した記録。

鯛の刺身 1柵
柚子胡椒 小匙1
卵    1個
海苔   お好みで
生姜   1欠け
胡麻油  大匙1
醤油   大匙2
味醂   大匙2
摺り胡麻 たっぷり
ご飯  

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明日という字は明るい日と書くのね。

明日という字は明るい日と書くのね。

珍しい食材を料理しながら、明るい日を待ち望み或いは日々を楽しんでいた?島流しになった大名を妄想した記録。

明日葉 1パック
鰹節  一掴み
味噌  お玉に一杯位
米   1合半

珍しい食材は明日葉。八丈島に自生。ただ、これはスーパーで買った群馬県で栽培された物。
味噌は自家製。↓

元亀三年(1572)備前国(岡山県)に宇喜多直家の次男として生まれた八郎が後の宇喜多秀家。
父の直家は裏切りや暗

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