どかたとしみつ

人生迷走している元通訳案内士のおっさんが料理しながら、歴史の話、食と健康、現代社会のお…

どかたとしみつ

人生迷走している元通訳案内士のおっさんが料理しながら、歴史の話、食と健康、現代社会のおかしさ等を妄想するという頭のおかしいページへようこそ。 日本国のみならず、世界の行く末を憂える憂界の志士。

マガジン

  • 明治の群像妄想料理

    「坂の上の雲」を目指して、日本のために働いた明治の日本人達を妄想しながら料理した記録。

  • 陰謀史観料理

    陰謀論っぽい歴史を妄想しながら料理した記録。

  • 歴史に残る女たち料理、略して歴女料理。

    歴史に名を残す女性達を妄想しながら料理した記録。

  • 昭和の群像を料理する。

    激動の昭和という時代を生きた人々を妄想しながら料理した記録。

  • 失われた平成を求めて料理。

    不況と停滞、日本国がどんどん衰退していった平成という時代を象徴する人物を妄想しながら料理した記録。

最近の記事

憲法れんそうカレー

タイにグリーンカレーあり。 ところでゴールデンウィークにはみどりの日と憲法記念日が含まれている。ということで、ゴールデンウィークに自己流グリーンカレーを料理しながら、憲法について妄想した記録。 ホウレン草    1杷 大豆肉      好きなだけ 玉葱       1/4 生姜       半欠け 大蒜       1欠け 柚子胡椒     大匙1 ターメリック粉  小匙1 クミン粉     大匙1 コリアンダー粉  大匙1 カルダモン    小匙1 ローレル     1枚

    • 青椒油揚原爆の父?

      基本的にここでは日本史上の人物や出来事について妄想しています。 今回は日本に関係があるかもしれないアメリカ人について青椒肉絲をベジタリアン向けにアレンジして料理しながら妄想した記録。 油揚げ      1枚 ピーマン     2個 筍        小1個 大蒜       1欠け 生姜       1欠け 出汁醤油     大匙2 片栗粉      大匙1 オイスターソース 大匙3 醤油       大匙1 胡椒       少々 クリストファー・ノーラン監督の最新作『

      • 金子み鈴廣きんぴら

        小田原に老舗蒲鉾屋の鈴廣あり。 旅行業界に身を置いていた頃、よくお客様を鈴廣へとご案内。 ホスピタリティある会社で、その精神は我々、添乗員やガイド、バスの運転手にも及び、非常によくして頂きました。 よく行くスーパーで鈴廣の商品発見。 おかしな添加物もなし。商品も素晴らしい。蒲鉾と言えば昔、住んでいた西日本では山口県の仙崎が有名。ということで仙崎出身の詩人を妄想しながら料理した記録。 シーセージ 5本 牛蒡    1本 唐辛子   1本 ケチャップ 大匙2 大蒜    1欠

        • ワカ(メ)山カレー事件

          「今はこんなに悲しくて涙も枯れはてて」 というのは中島みゆきの歌ですが、この一節を獄中から家族への手紙に書いた人物が犯人とされている事件を妄想しながら、海の香がするカレーを調理した記録。 茎わかめ     多め 鯖水煮      1缶 玉葱       1/4 トマト      1個 ピーマン     1個 生姜       1欠け 大蒜       1欠け ターメリック   大匙1 クミン粉     大匙1 コリアンダー粉  大匙1 ガラムマサラ   大匙1 唐辛子粉 

        憲法れんそうカレー

        マガジン

        • 明治の群像妄想料理
          15本
        • 陰謀史観料理
          26本
        • 昭和の群像を料理する。
          31本
        • 歴史に残る女たち料理、略して歴女料理。
          14本
        • 失われた平成を求めて料理。
          2本
        • 古代(誇大)妄想料理
          26本

        記事

          土佐煮っ記

          先月、福岡に帰省時、数年ぶりに会った伯母は話好きな人で近所の夫婦のことを話す。 「何が食べたい?」 「何でもいい」 その日の食卓には生卵と醤油。仕方なしに御主人はTKG。 「女が食事の世話するのが当たり前と思ってるけん、逆襲されたとよ。あんたも耳が痛かろ?」 私の返答は 「私が料理してます。妻は食べ物に拘りがないので、それをやっても不満は言わない」 話に出た夫婦も伯母も料理は女がするという概念。 「女がすなる料理なるものを男もするらん」と頭に浮かんだ。 「男がすなる日記なる

          徳川宗春キャベツ回鍋肉

          先駆者とか出る杭は打たれる。そういう風は昔から日本にあるようで、人のためになると思っても上下から攻められてしまった殿様を妄想しながら、旬の春キャベツを料理した記録。 春キャベツ  1/4玉 厚揚げ    1丁 豆鼓     小匙1 生姜     1欠け 玉葱     1/4 味噌     大匙2 豆板醤    小匙半分 元禄九年(1696)に誕生した萬五郎が後の徳川宗春。 尾張徳川家三代目の綱政の二十男。 19人も兄がいるのではとうてい家督が巡って来る可能性もないというこ

          徳川宗春キャベツ回鍋肉

          白虎鯛雑炊

          鯛茶漬けってありますよね。 鯛の刺身を乗せたお茶漬けですが、ふと考えた。後からお茶かけるのなら、最初から煮てはどうか。 ということで鯛雑炊を作りながら、故郷の福岡と元白虎隊士の意外な関わりや大学というものについて妄想した記録。 鯛の刺身 1柵 柚子胡椒 小匙1 卵    1個 海苔   お好みで 生姜   1欠け 胡麻油  大匙1 醤油   大匙2 味醂   大匙2 摺り胡麻 たっぷり ご飯   1.5合 水    200cc 今回も玄米を美味しく食べるレシピ。 幕末、

          明日という字は明るい日と書くのね。

          珍しい食材を料理しながら、明るい日を待ち望み或いは日々を楽しんでいた?島流しになった大名を妄想した記録。 明日葉 1パック 鰹節  一掴み 味噌  お玉に一杯位 米   1合半 珍しい食材は明日葉。八丈島に自生。ただ、これはスーパーで買った群馬県で栽培された物。 味噌は自家製。↓ 元亀三年(1572)備前国(岡山県)に宇喜多直家の次男として生まれた八郎が後の宇喜多秀家。 父の直家は裏切りや暗殺で伸し上がった梟雄でしたが、秀家はそれに似ず人のいいお坊ちゃんといった風な人。

          明日という字は明るい日と書くのね。

          葱タレ豆腐屋の四季

          どかた家の食卓によく上る食品に豆腐がある。 氣が向いたら自分で作ることもあるけれど、所詮は素人の手慰み。↓ 失敗することもあるが、そんな時に脳裏に浮かぶ歌。 「泥のごと出来損ないし、豆腐投げ、怒れる夜のまだ明けざらん」 この短歌を詠んだ作家を妄想しながら、豆腐に合うタレを自作した記録。 葱    1本 唐辛子粉 小匙1 生姜   半欠け 胡麻油  大匙1 塩    小匙半分 醤油   大匙1 味醂   大匙1 豆腐   好きなだけ 昭和十二年(1937)大分県中津市小

          葱タレ豆腐屋の四季

          伊藤野枝豆し

          出来るだけ旬の素材を使って料理することを心掛けています。 しかし、感銘を受けた映画のことを書きたくなり、それを料理しながら妄想するためにわざわざ冷凍の食材を買ってきた。 枝豆(冷凍) 好きなだけ 人参     1/3 油揚げ    1枚 出汁醤油   大匙1 マヨネーズ  大匙1 ご飯     1・5合 「風よ あらしよ」【劇場版】 大正時代の女性解放運動家、伊藤野枝(吉高由里子)の生涯を追った映画。 劇場版というからにはテレビ版があるのか?と思って調べたら、NHKがドラ

          細川忠興漬けイカ

          北九州市の小倉城。福岡県内では唯一、天守閣がある城。とは言っても昭和三十四年(1959)に鉄筋コンクリート造りで再建された建造物。 最初に此処に築城したのは毛利氏でしたが、関ヶ原後に豊前の領主となった細川忠興が大規模に修築したのが近世城郭としての始まり。 唐造りと呼ばれる天守閣ですが、私が子供の頃は南蛮造りと言われていた氣がします。 ところで漁師が釣り上げた烏賊を船上で捌いて醤油に漬けて持ち帰った漁師料理が沖漬け。ということで沖漬けを作りながら何故か細川忠興を妄想した記録。

          細川忠興漬けイカ

          鯵(フライ)サンド

          福岡県内の彼方此方で目にした食べ物、というか名前があった。 九州では今、アジフライが熱いのか? 他にも一軒、アジフライをプッシュしている店の前を通った。 しかし、どの時も食事直後だったり、時間がなかったりで味わえず。 それなら自分で作るしかないでしょ。ということで関東に戻ってからアジフライを自作しつつ、鯵を使った料理が頻繁に登場した昭和のドラマを妄想した記録。 脳内にSHOGUNが歌った主題歌『男たちのメロディー』が流れる。 鯵       5尾 卵       1個 米

          鯵(フライ)サンド

          いも山事件

          同郷の大作家、松本清張の小説によく登場する料理に『いもぼう』がある。 京都の料理で海老芋と棒鱈を煮たものらしい。 実際に食べたことはないし、暫く京都に行く予定もない。となれば自分で作るしかないでしょ。ということで似た物を想像で作りながら、日本を覆う黒い霧について妄想した記録。 里芋  5個 棒だら 1尾分 出汁醤油 200ml 水    200ml 酒    100ml 海老芋とは里芋みたいな物らしいが、関東の田舎では手に入らないので里芋使用。 多くの推理小説を遺した清

          たまには禁を破ってみる。

          何度か書いていることですが、私はゆるベジタリアン。 基本的に菜食です。魚介類、卵、牛乳以外の乳製品は食べるが、肉食は控えています。 しかし厳格なヴィーガンになったということではなく、宗教上の理由で肉食を避けているという訳でもなく、場合による。 とつらつらと言い訳めいたことを書いていますが、要は肉食をしたという記録。 やって来たのは福岡市の西公園。ここに行列が出来るお店あり。 この場所で50年という長きに渡って営業されているのがハンバーガーの今屋さん。 ハンバーガーといって

          たまには禁を破ってみる。

          黒田長政バすき焼き

          福岡市の西公園に光雲神社(てるもじんじゃ)。 御祭神は黒田如水と長政親子。 現代の福岡の基礎を作った戦国大名親子。 ところで島根県には鯖のすき焼きという料理があると聞く。 ということで島根県とは何の関係もないけれど、黒田長政と福岡の繋がりを妄想したという、超こじつけの記録。 鯖    1尾 白菜   少々 葱    1本 しらたき 1袋 エノキ  1袋 豆腐   1丁 餅    小さいの4,5個 出汁醤油 400ml 酒    100ml 水    400ml 卵    

          黒田長政バすき焼き

          柳原白蓮根団子

          太宰府天満宮を歩いていると、鳥居にこんな名前を発見。 大正や昭和初期に活躍した炭鉱王。 歌人として有名な柳原白蓮の二度目の夫。 ということで、主に伊藤伝右衛門と柳原白蓮の関わりを妄想した記録。 蓮根  1本 卵   1個 醤油  大匙1 片栗粉 大匙1 塩   小匙半分 伊藤伝右衛門が生まれたのは幕末の万延元年(1861)筑前国穂波郡という現代では筑豊と呼ばれるエリアの出身。 貧しい目明しの子で寺子屋にも通えず、丁稚奉公や魚屋、石炭掘り等で生計。子供の頃からの働き詰めで

          柳原白蓮根団子