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始まる人と、終わる人

人は色々ある

最近感じたのは、同じ出来事によって始まる人と終わる人がいるってことです。

は?という感じなので詳しくお話しします。



先日、私はとある好きなバンドの10周年記念ライブに行ってきた。高校生の時から好きだから、かれこれもう8年くらいは、ファン。

まあ、これも、色々あって、

"人は会える時に会わないと、いつ会えなくなるか分からない"

という事を教えてくれたバンドだったんですけど、高校生というまあ人間関係色々あって自暴自棄に病みがちな時期に このバンドの歌詞だったり、サウンドだったりに救われてきていたので、熱は前ほどではなかったけど、お祝いの気持ちと、なにより感謝の気持ちも込めて10周年記念ライブに行くことにしたんです。




ここで最初に述べた気付きです。

同じ出来事によって始まる人と終わる人がいる

そのバンドは言ってた。
「この10周年という区切り、ここが始まりだと思っています」

だけど私はそのバンドに対して失礼かもしれないけど、「私はもうこれで見納めしよう」なんていう終わりの感情だった。



決して嫌いになったとか、好きじゃなくなったわけではなく、本能的に、すんっ、と。直感が。感覚が。



独り立ちできて、感謝しながらお世話になった方々のもとを離れる感覚…に、似ている(まだまだ独り立ちはできてない)。

だから、愛はある。

けど、不思議な感覚だった。






人は必要な時に必要な人と出会って、利用して、利用されて、意味を果たした時に、ふといなくなる。



この言葉は私の人生においてすごく信用している言葉で。きっと、こういうことなんだろうな。
また、必要な時に ポッと現れて、また、消えていく
他の誰かにとって私も、そういう存在になっているんだと思うと、もっと不思議だ

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