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パニック障害とのなが~いお付き合い

見た目9割が元気印のmaruちゃんです。
まぁでも、やっぱり人って見た目じゃわからないですよ、ね。

みんな人知れず、悩みを抱えているものです…そう私ももれなく人にはなかなか理解されにくい代表格の「パニック障害」という病を抱えています。

今月は、なぞに自己開示月間にしていますので、よろしくお願いします💛


パニック障害との出会い

忘れもしないあれは…
25歳の誕生日前後のことだったと思います。

もうかれこれ30年近く前にさかのぼっちゃうなんて、どんだけ長いお付き合いなんでしょう、私たち(笑)

・初めての動悸

何の予兆もなく、職場で電話中に襲ってきた謎の動悸。

会話はすぐに終わったものの、受話器を置いた後にも”ドキドキドキドキ………”
収まりません。

「心臓がどうにかなっちゃったの?!」
という焦りと不安も襲ってきて、その後、いったん体を休めることしかできませんでした。

その時、周りに誰もいなかったので気付かれず、私もすぐ誰かに相談することはしませんでした。

・2度目は友人宅

最初の動悸は、おそらく3分ほどの出来事だったと思うのですが、やっぱりその時の恐怖心がなかなかぬぐえませんでした。

でも、ほとんど忘れて過ごしていた時に、2回目も予期せぬ動悸に襲われました。

その時は友人宅にいてみんなで盛り上がっていた最中…楽しい時間だったのですがみんなが心配してくれて、車で救急病院に連れて行ってくれました。

もちろん、診察しても異常なしと言われ、腑に落ちないまま帰宅したのを覚えています。

だって、この動悸2回目だよ…??(不安…)

・3度目は母との旅行中

そんなことがあっても、診断がつかなかったので、
悪い病気ではないんだな
と漠然と思いながら過ごしていました。

そして3回目は、母との旅行で日光に行っていた時に起こりました。

もうすぐ降りるという駅が近づいてきた丁度その時に”ドキドキドキドキ……”
始まってしまいました😢

動悸が始まってしまうと、足の力が抜けて立てなくなってしまいます。

でも、母に肩を借りてなんとか下車。

母には、ここ何度かこういうことが起こっていることを旅行に行く前に話していたですが、
やっぱり心臓の病気でもあるんじゃない?
と心配されました。

旅行の後に、今度こそ病院に行こうと思いましたが…
のど元過ぎればなんとやらで、また放置して過ごしてしまいました。

・4度目は電車の中

ガラガラの車内で座っていたとはいえ、この時の精神的なインパクトは大きかったと思います。

何の前触れもない突然の動悸、座っていても体勢が維持できないような脱力感…
気になる人目…

「もう、やだ。絶対に病院に行こう!」
とようやく決意しました。

心療内科という未知の領域

「心臓には異状なし」
と言う診断を信じて、4回目の動悸が起こるまでの約2年間この症状を放置していた私ですが、まずは自分の症状をネットで調べることにしました。

すると、この一連の症状が
「パニック発作」
と呼ばれるものではないか?という答えにたどり着きました。

・初めてくぐる心療内科の門

自宅の近くにあるクリニックの予約を入れましたが、初めて行く心療内科に対してどうしても偏見がありました。

「私が精神疾患にかかるわけないでしょ」
と認めたくない自分がいました。

精神を病むような出来事もないし、そんな生活環境ではない自信があったし、なにより精神疾患になるのは弱い人間だと思っていたからです。

とにかく、
「これでようやくはっきりするんだよね」
という期待も持っていましたし、原因がわかれば治療ができるんだしまた謎の動悸が来ることを怖がらなくていいんだよなぁ…と思いました。

・薬物療法

最初の治療は、薬物療法です。
これは、効果絶大でした。

これがメイン
ジェイリーグみたいな名前(笑)
頓服①
頓服②

飲み始めてから、あの動悸はもとより不安感も一切感じなくなりました。

ところが、ちょっと良くなってきた頃に飲み忘れたりいい加減になってしまい…そしてその頃、妊娠出産が重なったので、しばらく薬から遠ざかることになります。

・カウンセリング

症状が落ち着いてきても、薬の処方が最大一ヶ月分と言うこともあり月イチの診察には通いました。

「調子はどうですか~?」
「大丈夫です」
のようなやり取りで1分で終了

たまに、心配事とか不安なことを話しても、これと言ったアドバイスも特になく、聞いてもらって終わる感じでしたので、ほんとに時間の無駄と言うか意味のないカウンセリングだなぁ~と思っていました。

途中、クリニックを変えて5ヶ所くらい転々としたと思いますが、どこも似たり寄ったりな感じでした。

パニック障害って、発作を抑えればあとは何にもないので精神疾患の中では軽いものなのでしょうね。

ただ、その発作が怖いしきついんですよ…

でも、
「心の持ち方」
みたいなふわっとした対症療法と薬物療法しか今現在も改善策はないようです。

付き合い方を変える

薬物療法で改善→忘れたころに突然襲ってくる→また薬物

完全に薬物依存やん

この無限ループに完全にはまっているなと感じ、逆に危機感をもち始めたのがいまから6年前。

パニック障害とお付き合いを始めてから、すでに20年以上経っていました。

実は、漢方薬も試そうと思ったことがありましたが、ちゃんとしたものを処方してもらうにはものすごい高額になるので諦めました。

・薬物に頼らない方法

その頃は、毎日の服用はしないまでも、お守りとして頓服を常に抱えていた状態でした。

電車に乗る前に飲む、とかそういう感じ。

でも、この程度ならもうそろそろ断薬してもいいんじゃないだろうか、と思い始めて薬に頼らない方法をいろいろ検索していました。

離脱症状が出るのも怖かったので、断薬の方法や注意点も調べました。

・植物の力

そこでたどり着いた一つの方法が、フラワーレメディを摂取するというものでした。

フラワーレメディとは、英国の医師エドワード・バッチ博士によって1930年代に完成された自然療法。 すでに80年以上のときを経ており、今では世界各国に広がっている。 

フラワーレメディ

花の持つエネルギーで感情や精神のバランスを取りもどすための自然なシステムとして、世界中でもっともよく使われている緊急用のレメディが
「レスキューレメディ」
といって、緊張、パニック、ショック状態のときに使えます。

フラワーレメディ

「これだ~~~!!!」

いろいろな人のレビューや体験談を読みまくり、この植物の力に頼ってみることを決めました。
そして、私は長年の薬物療法(依存)と縁を切ることができました。

”フラワーレメディ”で検索すると、沢山のメーカーのものが出てきますが、私はこの
「ニールズヤード」
のものを使っています。

今の状況について

相変わらず、乗り物や狭い場所には恐怖心が顔を出します。

ただ、”あれもダメこれもダメ”だったころに比べるとだいぶ鈍感力が鍛えられたというか…そこまで敏感に”不安スイッチ”が入らなくなった気がします。

とはいえ、相変わらず乗り物は対策しないと不安なので、電車やバスに乗る前(乗ることが分かっている日)は

コーヒーを飲まない
レメディをこまめに摂取しておく

カフェインはやめといた方がいいらしい

くらいです(笑)
それしかできることはないかな、と言う感じです。

出来れば、もう充分お付き合いしたことですから、そろそろお別れしたいんですけどね😢

・ロシアに行きたい

そして、今の目標は飛行機に乗れるようになることです。

長女の住むロシアに行きたいですね!

コロナや世界情勢もあったので、ロシアに行くきっかけをすっかり失っています💦

でも、この夏にはパスポートを取っておこうという予定だけ立てています(笑)

そして、YouTubeでパニック障害でも飛行機に乗れたという動画を見てイメトレしています(笑)

結構、仲間がたくさんいるんですよね~!

・頑張らない

まぁ、これも私という人間であることに間違いなく、なぜこうなってしまったのか?と思い悩んでもしかたないことだと思います。

ただ、普通の人が何気なく行える日常生活なのに、自分には不自由があると思うと、たまに病みます(笑)

原因は、育った環境とか思考癖とか言われていたり、様々です。

でも、直そうと思って頑張ることにも疲れちゃった感じなんですよね…もう30年来のお付き合いだし💦

まぁ今さら、と言った感じであまり障害についてできれば考えずに
「もうちょっと仕事のこととか悩んだら?」
と自分にツッコミを入れながら生活していった方が楽しいよな、と思っているところです😊














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