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自分の文章を読んでくれる人を、もっと大切にしていきたい|『20歳の自分に受けさせたい文章講義』

古賀史健さんの『20歳の自分に受けさせたい文章講義』を読みました。
この本は、「マーブルスクール」の推薦図書の一つでもあります。開校前の事前学習の一つとして、先月からちょくちょく読み進めておりました!

この本には、文章を書く際に必要なマインドとテクニックがたくさん紹介されており、学びになることがたくさんありました。

そんなこの本のメッセージの一つは次のことであると解釈しました。

「自分の文章を読んでくれる人のことを考えて書こう」

このメッセージを受けて私が思ったことを、本の感想として書いていきます。


読者のことを考えてきたか?


私はnoteなどに公開する文章を書くとき、「たくさんの人に読んでほしい」「スキがいっぱい欲しい」と思ってきました。たくさんのスキをもらっている方々を見て「いいなぁ…」と正直うらやましく思うこともしばしば…

そんな私は「自分の文章を読んでくれる人のことを考えて書こう」という、この本のメッセージを受けてこう思いました。

「私は自分の文章を読んでくれる人のことをちゃんと考えて、文章を書いてきただろうか?」

誤字脱字がないかをチェックしたり、適度に改行を入れたりすることはやってきたので、全く読者のことを考えていなかった訳ではありません。

しかし、「読んでほしい」「スキしてほしい」などの自分の欲を考える比率の方が高かったのではないかと気付かされました。

読者のことを考えた文章を書くために


この本には、文章を書くために必要なマインドとテクニックがたくさん書かれていました。それらは自分の文章を読んでくれる人を思いやったものばかりでした。

その中で、私がこれから実践していこうと思ったものを3つ挙げます。

1. 論を正しく展開した文章を書く
2. 読者にも情景が思い浮かぶような文章を書く
3. 冗長な文章を書かない

1. 論を正しく展開した文章を書く

論が破綻した文章だと、読者は書き手の「言いたいこと」が理解しづらくなってしまうそうです。

論が正しく展開された文章は、「図に描ける文章」とのこと。「図に描ける文章かどうか?」を合言葉に、自分の文章をチェックしていきたいと思います。

2. 読者にも情景が思い浮かぶような文章を書く

例えば「ステーキがとても美味しかったです!」といった、よく書きがちな感想。
しかし、このような抽象的な言葉だけでは、読者は情景が思い浮かばず、読むのがつらく感じてしまうそうです。

肉の大きさ、堅さ、におい、肉汁はどうだったのか、といった細部を描写することで、情景を思い浮かばせることが大切だと述べられていました。
これを受けて、「自分の文章で映像が思い浮かぶかどうか」を合言葉に、自分の文章をチェックしていきたいと思います。

3. 冗長な文章を書かない

自分の思い付いたことを全部書いてしまうと、読者にとっては書き手の「言いたいこと」が理解しづらくなってしまうそうです。

「私の思いを全部知ってほしい!」とか「せっかく書いたから消したくない…」という自己中な気持ちに打ち勝つことが大事とのこと。
これを受けて、noteの場合は1記事約2000文字までに収めるようにしたいと思います…!

おわりに

早速この記事でも上記の3つは実践しているつもりですが、まだまだ下手くそだと思うのでご容赦ください…

この本には書く人への古賀さんからの助言がいっぱい詰まってます。なので、気になった方はぜひ読んでみてください。そして、あなたの感想も良かったらシェアしてくださいね。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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