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過去の自分にこだわる必要はないと教えてくれた本 |『物語思考』

けんすうさんの「物語思考」を読みました。
今回はその感想を書いていきます!


本から学んだこと: 過去の自分に囚われなくて良い

この本は「やりたいことが見つからない」と思っている人のために、どう考えれば良いかを示した本です。

この本では、ざっくりと次のステップで行動すれば良いと書かれています。

1. 自分のなりたい状態を決める
2. なりたい状態に近付くためのキャラを作る
3. そのキャラに従って行動する

自分の理想の姿(未来の姿)に基づいて行動するという考え方です。

この考えは私にとって新しい考え方でした。
「過去の自分に囚われなくて良いんだ」と思えました。

かつて私は転職活動を少しやってみたり、やりたいことを見つけるためのコーチングを受けたりしたことがありました。

それらはこの本でも書かれているように、おおよそ次のような考え方を提示していました。

1. 過去に自分がやってきたことから自己分析する
2. 自分の好きなことやできることを把握する
3. 2に基づいてやりたいことを見つける

過去に自分がやってきたことに基づいてやりたいことを見つける考え方です。

転職活動やコーチングのための自己分析をしたり、またマッチングアプリで出会った人に話す自己開示ネタを考えていた時に思ったのが、「今までの自分はあまり好きじゃないなぁ…」ということ。

ざっくりと今までの私は「恥をかかないように、怒られないようにする」とか「他人に褒められるように頑張る」というような価値観で生きてきたからです。

確かにそれらは「自分らしさ」なんだけど、今までの自分がこうだったから、これからもそういうキャラで生きていかなきゃいけないんだろうか…と何だかもやもやしていました。

でもこの本は「過去に自分がこうだったから…」という考えに囚われなくても良いという考えを示してくれました。

これは私の心を少し軽くしてくれました。
理想の姿を何も最初からあきらめなくても良いんだなと思えました。

この本を受けてやりたいこと: 10年後になりたい状態を100個書く


この本では理想の姿になるためにいろいろなワークを提示してくれています。

そのワークをしっかりとやれば、きっと理想の自分になれるのだと思いますが、正直全てのワークをきちっとやるのは簡単ではないなぁ…と感じました苦笑

全てのワークをやれる自信はないのですが、とりあえず最初のワークである「10年後になりたい状態を100個書く」というワークだけでも頑張ってみようと思います。

この本を読み進めながらちょくちょく書いてはいたのですが、まだ60個くらいしか書けてません笑

今の生活も十分幸せで不満があるわけではないですが、「こうなりたいな」とか「これやってみたいな」と言うものがあった方が楽しいですしね!

ぼちぼち頑張って書き出してみようと思います〜

本が気になった方はぜひ読んでみて下さい!

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