文章が書けないとき
こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?
しばらくnoteへ記事を投稿していませんでした。
思うところあって、文章を書くという行為をやめていたからです。
文章を書くという行為が苦痛になってしまったのです。
とある目的で長文を書く必要があり、プレッシャーに押しつぶされそうになっていました。
・文章を書きたくても書くことができない
・続きは何を書けばいいのか分からない
パソコンのキーボードを打つわたしの手が止まりました。
want toであったことがいつの間にかhave toになっていたのです。
「これではいけない」
そう思ったわたしは、思い切って文章を書くことから離れました。
でも悲壮感はありませんでした。
なぜなら、いろいろなとやりたいことがあったからです。
わたしは文章を書くことに関する以外にも、ゴールをたくさん設定していました。
そのほかのゴールを進めるために、やることはたくさんありました。
たとえばビジネスを始める準備をしたり、
コーチとしてレベルアップしたり、
医学的知識を広めたり深めたり、
家族といっしょに出かけたり、
新しい趣味を始めたり、
ボランティアをしたり、
人に会って見聞を広めたり。
「そのほかのゴールを進めることに夢中で、文章を書こうという気持ちになれなかった」
そう言っても良いのかもしれません。
バランスホイールという考えがありますが、ゴールは人生の各方面にたくさん設定したほうが良いとされています。
バランスよくそれぞれのゴールを目指せばいいのです。
だから今回、わたしがやったように、文章を書くという行為から離れて、ほかのゴールのことをやっていたとしても、いっこうに問題ありません。
ひとつのゴールだけだと、障害が立ちはだかったときに、解決策が見つからなくて頭の中が煮詰まってしまい、一歩も動けなくなるかもしれません。
壁にぶつかったら、ひとまずそのゴールは置いておいて、そのほかのゴールを進めておけばいいのです。
そうすることで視点が変わり、新たな気づきが得られます。
わたしはそのほかのゴールを進めていくうちに
「わたしはなぜ文章を書こうとしているのか?」
あらためて考えなおすことができました。
ゴールを設定していれば、そのゴールのことをやっていない間も、無意識のうちで解決策を探したり考えているものなのです。
ビジネスやマーケティングについて学んでいるうちに、わたしは次のことを教えてもらいました。
「商品はそれを必要としている人に届けること」
わたしは反省しました。
わたしの書こうとしていた文章は、それを必要としている人のために書こうとしていたのか?
そうではありませんでした。
わたしは”良い文章”を書くことばかり考えていたのです。
誰かに高く評価されるような文章を書きたい。
世の中に出しても恥ずかしくない文章を書きたい。
わたしは、そんな”良い文章”を自分のために書こうとしていました。
だから”下手な文章”を書くのが怖くなり、文章を書くのが嫌になってしまっていたのです。
わたしは気づきました。
「”良い文章”とは、その情報を必要とする人へ伝えるために書かれたもの。自分のために書くのではなく、伝えたい人のために文章を書けばいい」
またひとつ抽象度をあげることができました。
わたしの中に”文章を書きたい”というwant toがまた生まれました。
自分が評価されるために書く文章ではなく、伝えたい人に伝えるための文章を書きたい。
だから下手な文章であったとしても、誰かから批判されてもいっこうにかまわないのです。
伝えたい相手のことを思いながら、わたしなりの言葉で伝えたいと思いました。
今回のことは、そんな大切なことに気づかされた貴重な経験となりました。
だから、またnoteへの記事投稿を再開することにします。
よろしくお願いします。
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