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ポテンシャライトが予想する2020年に来るであろう「求人媒体の未来」

「採用媒体において “テキスト情報” だけだと伝えたい内容が伝わりきらないんだよな」


と思ったことはありませんか?


昨今、採用媒体が急激に増え、そして候補者様の価値観の変化も起こり、理念やビジョン、バリュー、そして働くメンバーのインタビューなどたくさんの種類の採用関連の記事が多くなってまいりました。ただ、そのほとんどは「テキスト」であることが多く、画像(写真)もありますが、その写真からはすべてが伝わってくる内容ではありません。

今回のブログのタイトルにも書きましたが「求人媒体の未来」はどのようになるのでしょうか。これはポテンシャライトの予想にはなりますが、テキスト情報に加え3つの方向性が考えられます。

おそらく、この差別化ポイントは「2020年の採用市場において競合他社様と大きく異なるポイント」として打ち出せるかと思いますので、ぜひ活用してみていただければと思っています。


0. はじめに

なぜ、求人票で差別化することが必要なのか。

そちらについてお話ししていくのですが・・・

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「14」

この数値が何を表しているかご存知でしょうか?

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実は、求職者が求人票を見た際その企業へ応募をするかどうか決めるまでの時間です。

・・・たったの14秒

つまり求人内容は全ては見てないということを知りました。

より詳しく見ていくと、求職者が求人票の中で見ている部分をアイトラッキングしていたのですが、上記画像からわかるように求人の1/3は全く見ていません(左上は見ていますね)。後半部分は見られない。つまり求人の前半部分でいかに勝負するかが肝になりますね。

ポテンシャライトの予想としては、求人媒体で差別化を図るポイントはテキスト情報に加え3つの方向性があると考えました。

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ではそれぞれ紹介していきます!


1. インフォグラフィック

皆さん、インフォグラフィックは耳にした事はございますでしょうか。言葉は聞いたことがなくてもどこかで目にしたことがあるかと思います。

インフォグラフィックとは:
 データや情報などを、わかりやすく視覚的に表現することです。


一定規模の企業様であれば、1年の振り返りをインフォグラフィックにまとめて、外部にリリースしているのをよく見かけます。


インフォグラフィックのメリットは、まず画像情報を縦長の情報として伝えることができることです。一定の大きさの画像だけでは良さを全てを伝えることができません。インフォグラフィックとして表現をすると、画面をスクロールしながら多種多様の情報をグラフィカルに表現することができます。

これはテキスト情報とは異なり、視覚的に候補者様に伝えることができますので、伝えやすい(伝わりやすい)ですし、テキスト情報とは異なる伝わり方になるためオススメです。

事例としては、当社のポテンシャルライトもインフォグラフィックを使って簡単なポスター、会社の概要資料を下に記します(あまりクオリティが高くないのですが…)

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少し話はズレますが、2018年ごろからトレンドとなった「採用ピッチ資料」。すごく良い取り組みだと思うのですが、採用ピッチ資料をSpeakerdeckに格納すると、スマートフォンで中身を見るにはUI的に良くないです。スマートフォンは縦長の画面設計になっておりますので、縦にスクロールする方が圧倒的に見やすいです。採用ピッチ資料ではなくインフォグラフィックで作成するほうが、特に若手の世代には見やすいのではないかなと思っています。

 1-1. 作成ツールのご紹介

「インフォグラフィックなんて難しいし時間もかかりそうだし・・・」

という方へ、ご安心ください。
デザインが非常に苦手な私でも簡単に作れるツールがありました!

それがこちらです🙋‍♀️

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このツール、非常に使いやすいです。実際にインフォグラフィックのテンプレートがいくつか展開されているので、そちらを使用しながら作ることが可能です!(インフォグラフィックだけでなく、プレゼン資料、ポスターも作成できるのでぜひご参考いただければと思います!)


2. ビデオ(動画)

2017年ごろからインフルエンサーマーケティングがトレンドになったかと思うのですが、今や静止画広告ではなく動画広告の方がクリック率が高いなどのデータもあるかと思います。

求人広告に動画を使ってみよう、という試みは過去から多々ありましたが、ユーザー志向が当時(過去)は追いついておらずテキストの方が多く見られているような現状でした。

ただ、ミレニアル世代を中心とした若い候補者様はメールのようなテキストメッセージよりも、Instagramのストーリーズのような短編動画の方がUI的に慣れています。そして、前述した通り求人情報のテキスト化だとユーザがあまり読んでくれない状況もありますので、動画で御社の良さを伝えるのはすごく良い手法といえます。

また記憶にも残りやすいです。下記ラーニングピラミッドによれば、視聴覚を使う方が読むことよりも学習定着率は10%も上がることがわかります。

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最寄駅〜会社までのアクセス方法」や「社内の1日の様子」など動画で伝えるのも良いのではないでしょうか?


3. コミック

これは少しユーモアを入れた手法になりますが、求人媒体の1部にコミックを入れる手法になります。会社の成り立ちをコミック風の両社で説明したり、採用ピッチ資料の前段に会社の社員をコミック化して登場させたりすると、掴みは良いかと思います。


事例としてはサイバーエージェントさんがコミックのような形の会社の成り立ちをリリースしたことがありました。



・・・当社でも実際に作ってみました(笑)

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 3-1. 作成ツールのご紹介

上記のコミックもツールを使用し作成したので、簡単にツールをご紹介します。

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使用したのはPixton(ピクストン)というツールです。
Pixtonでもアバターは既にいくつかパターンが作られているので髪色や体の動きなど自由自在です!ぜひ自社の社員のキャラクターを作ってみてはいかがでしょう?


4. 最後に

ここまでポテンシャライトが予想する求人媒体の未来について3つのポイントをお伝えさせていただきました。

この3つのポイント、どれが効果的なのか・・・

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その結果がこちらです。

・テキスト
・インフォグラフィック
・ビデオ(動画)
・コミック

上記4つを比較したデータなのですが、ここで分かったことは2つです。

1.非技術者はビデオ(動画)を好む
2.技術者はコミック/ビデオ(動画)を好む

つまり、エンジニア採用を強化していきたいという場合には「コミックや動画」が効果的、その他ビジネス職の採用をする場合は「ビデオ(動画)」での打ち出しが効果的ということです。

コミックの中でも、どんな内容が良いのか
動画はどんな内容が良いのか
など自社なりのベストプラクティスを見つけながらよりユーモアな求人票を作ってみては良いのではないでしょうか。

ポテンシャライトでもどんな内容をインフォグラフィック・コミック・動画で訴求した方が良いのか など今後アウトプットしていきたいと思います!

それでは!


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