10月から11月

このところ、ずっと引きこもって仕事をしていた。
何をしても心はうわの空。
答弁書も読み進められず、弁護士先生の打ち合わせがいつになるのか、それまで読まなければならない切迫感。誹謗中傷と虚偽が羅列されたあの文書と向き合う気力を、まずはどう持たせるかが今の課題である。そのためにnoteを使っているのもひとつだ。

2022年10月は少しずつ女性役員の本性が見えてきたところであったが、わたしには役員ならではの大変さがあるのだろうと、まだどこか客観視しているところがあった。

1人の事務職が退職された。理由は女性役員のパワハラであった。深くは聞かなかったし、事務職の方も大人な対応であった。一緒に社内へいた時も、事務職の彼女は一切誰の悪口も言わなかった。コーヒーが大好きな方で、さっぱりしていて素敵な女性だった。

彼女の最終出勤日、女性役員も社長もいなかった。彼女ははじめて大声で「はー!せいせいした!」と叫び、そのまま定時に帰って行った。よほど会社が辛かったんだろうと察した。

その数日後だった。女性役員と2人きりだったとき「ちょっと聞いて」と声をかけられた。
「辞めた人さー、私に大声で泣き出して仕事したくないって叫んだり、あとめだかさんのことも嫌ってたんだよー。なんかめだかさんの先輩が好きだったらしく、毎日いることに嫉妬してたみたい。ほんと嫌な人だよねー。」

唖然とした。

なぜ辞めた人のことを役員である立場からそのようなことを言うのか。なぜ嫌われていたとわざわざ言うのか。何かおかしい。
ウソか本当かはどうでもいい。その発言がおかしい…

ここから少しずつ女性役員に対する違和感は感じ始めた。

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