2023年8月から9月まで。

最近は毎日自分のペースで仕事をしている。
ただ、正社員並みの給料へ戻すには程遠い。
果てしなく続くであろう民事裁判。
今日も答弁書に目を通す余裕がなかった…

8月に入社した後、先輩と一緒に約1ヶ月、毎日同行した。先輩は社内でほとんど会話をせず、寡黙な人だった。
けど、同行した車の中では、とても面白い人で、優しくて、何でも教えてくれて、毎日本当に笑ってばかりだった。

記憶にあることは「あの女性には気をつけた方がいい。あの人に嫌われると会社には居られなくなるよ。」という謎の言葉だった。
当時は考えられなかったが、先輩の忠告通り、その女性から、いまでは誹謗中傷とも言える答弁書が届いている。

先輩が社内で会話しないのもそれが理由だった。「何をされるかわからない」忠告は1日1回必ずあった。

当時の私は先輩より歳下である、その女性が苦手なのか、ぐらいにしか思っていなかった。彼女はいつも大声で明るく話している時もあれば、急に機嫌が悪くなることもある、感情の起伏が激しい人だぐらいにしか思わなかった。役員だから精神的にも起伏が激しくなるのだろうぐらいにしか思っていなかった。

わたしが怒鳴られ始める日々は、ここから約2ヶ月後ぐらいから始まることになった。

辞めることも考えていると言っていた先輩。
ただ、事実婚である奥さまの体調を考えることや、動物の保護など、色々考えると、年齢的にも転職が厳しいのだろう。寡黙で優しかった先輩。今、どんな思いであの会社にいるのか、ふと思い出すことがある。

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