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【2023年冬】年末年始におすすめの映画Netflix版


年末年始におすすめの映画【Netflix版】です。
下へ行くにつれて、徐々に筆者の趣味が増していきます。どうぞお付き合いください。

こんな人におすすめ。

  • 心揺さぶられたい

  • 静かに浸りたい

  • ゾッとしたい



「マエストロ:その音楽と愛と」

「ウエストサイド物語」などで知られる世界的指揮者、作曲者のレナード・バーンスタインと、妻で女優のフェリシア・モンテアレグレ・コーン・バーンスタインの生涯をブラッドリー・クーパーとキャリー・マリガンの共演で魅せた一作。
ブラッドリー・クーパー演じるレナードが全身全霊で指揮をする長回しシーンが圧巻!

日本人初のアカデミー賞メイクアップ&ヘアメイク賞を受賞したカズ・ヒロが担当。見た目の再現度の高さと、ブラッドリーの演技がマッチして、音楽家のエネルギーに満ちた映像と、夫婦の絆の物語を堪能することができる。

「終わらない週末」

人と関わることを避けて借りた別荘で不可解な現象に遭遇する。音楽が不気味さを引き立てていて、終始不穏。
オバマ夫妻がプロデューサーとして名を連ねていることも含め、皮肉な笑いが最高の後味を残す。 アナログな世界にしか幸せはないのかも?と思わせる内容。

ジュリア・ロバーツ、マハーシャラ・アリ、イーサン・ホーク、ケヴィン・ベーコン共演!
監督はドラマシリーズ「MR.ROBOT/ロボット」のサム・エスメイル。


「MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」

タイトル通り、タイムループを止めるためにオフィス全体で上司に気づかせようと画策するSFコメディ。
同じような毎日を繰り返すという、会社員にありがちのシチュエーションをネタとして描き、「あるある……」と笑えてしまう楽しい一作。
仕事のやりがいについても考えさせられる。思いがけない感動が待っているのも魅力。


「足跡はかき消して」

人との関わりを避け、自給自足で生活する父と娘のドラマ。思いやりだけでなく強さを学び成長する少女の変化と、父の苦悩を描く。

「ラストナイトインソーホー」のトーマシン・マッケンジーの無垢な演技が素晴らしい!
山々の緑と、穏やかな集落に漂う空気まで吸い込みたくなる映画。


「パドルトン」

末期がん宣告を受けた中年男マイケルが、隣家に住む親しい友人アンディーに、安楽死の手助けを頼む。
悲しいラストを予感させるのに、不思議と笑える。大人の友情の形と、自分の人生を自分で選択する自由について考えさせられる一作。

本作の共同脚本とプロデュースも手がける俳優マーク・デュプラスと、「アイリッシュマン」などのレイ・ロマノの共演。ほぼ即興らしいこの2人の演技がしみじみと、良い…。

「ブルー・ジェイ」

高校時代に付き合っていたジムとアマンダが偶然に再会し、懐かしみながらなぜ別々の道を選んだのかが少しずつ明かされる…。

先ほど紹介した「パドルトン」のマーク・デュプラスと、「RUN」のサラ・ポールソンダブル主演。
2人の自然で繊細な会話劇を引きたてるモノクロ映像が美しい!
大人〜なラストに胸がぎゅっとなる…

「2人のローマ教皇」

保守派のローマ教皇と、改革派の枢機卿2人の会話劇。考え方も正反対の2人が会話を重ねて、互いを理解していくドラマ。

2人の会話がとてもおもしろく、宗教的で難しいということは全くなく惹き込まれる!
アンソニー・ホプキンスと、ジョナサン・プライスの好演が光る。


「神が描くは曲線で」


精神病棟を舞台に、真相が二転三転するスペイン発サスペンス。155分と長尺だが、張り巡らされた伏線と人間の暗部を暴くスリリングな一作。

あらすじネタバレ考察記事を過去に書いたので、鑑賞後によかったら、ぜひ↓


「クリープ1」「クリープ2」

先に紹介した、「パドルトン」と「ブルージェイ」のマーク・デュプラスが猟奇的なおじさんを演じるホラー!

高額アルバイトを依頼されて山奥の山荘へ訪れる。徐々に猟奇おじさんの奇行がエスカレートしていき、めちゃくちゃ怖い!
先が読めず、ラストまで目が離せない。続編の2も、ヤバさが増してておすすめ。


全部お読みいただいた人は、そろそろお気づきかもしれないが、わたしはマーク・デュプラス推しだ。
デュプラスブラザーズ(ジェイ・デュプラスと2人)はNetflixと契約して何本か作品を撮っていて、その内の一作で「不都合な自由」では、ケイトリン・デヴァー(「ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー」)と、マークの兄ジェイも出演しているので気になった方はぜひ。

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