22日目 世界遺産の街ルアンパバーン・日本人宿・ラオス経済

着いたのは昨夜の夜中で暗かったし、疲れていたし、店はやっていないしで、早々に宿へ行って眠ってしまった
ということで、今日から「東南アジア最後の秘境」とも言われるラオス編スタート
僕が今いるルアンパバーンはラオスの北の方に位置し、何千年の歴史をもつ昔の首都だったらしい
そのため、街の至る所に寺院などがあり、街自体世界遺産になっている

朝10時、どうやら寝坊したらしく、屋台はどこも閉まってる

やることもないから恒例行事、ただひたすら街を歩くことにする
街並みはフランスの植民地時代の名残もあり、一方で急に仏教の寺院などもあり、かなり独特な感じがする、そして街に緑が多い

高い建物は全くない
建物は白基調、だがドアや窓などそれぞれカラフル
屋根は赤茶
至るところに寺院が
こっちもバイク移動が主流
観光地なのにGrabは使えない
行けるところまで歩いてみようという気分になる
まったりと目的もなくぶらぶらしたくなる

接しているメコン川に向かってジュースなんか飲んでいるとボケーとしてきて、体の至る所に虫がくっついているのにも気づかない、別に振り払わなくてもいいやという気になってしまう

パイナップルスムージー美味しい
あと猫がたくさんいる
ベトナムにもいたが、数が比じゃない

昼は暑過ぎてあまりみんな外に出ていないらしい、出ていたとしてもみんなだらだら過ごしている
時の流れが日本と違いすぎて同じ時代を生きている感じがしない
もちろんベトナムでも同じような感覚はあったが、ハノイは街自体が栄えていたので人の活力みたいなものがあった
東南アジア最後の秘境と言われるだけあって、田舎感がある、そしてそれは国民性にも出ているようだった

川沿いの道で日本人のおじさんに声をかけられる
そしてこのおじさん非常によく喋る、ラオスのまったりした時間から急なマシンガントークに頭が混乱するが、話自体は面白い
どうやらルアンパバーンは3回目でやることがなくて時間を持て余しているようだった
しばらく話している間にあれよあれよと日本人宿を紹介される
そのまま話の流れで明日ラオスの貧しい子供達に食事を振る舞うことに
せっかくの機会なのでこういうのもよいだろう

その後一旦別れ、夜に向けて開き始めた屋台を回る
見たことないような食べ物がたくさんあり、非常に興味をそそられる
このへんは色々食ってみて今度まとめて書こうと思う

初日は王道のおつまみぽいのにしてしまった

夜は先ほどの日本人宿に戻って、宿主のおばさんとたまたま居合わせたもう1人の日本人青年と一緒に飲んだ
宿のおばさんがリアルなラオス経済について話してくれる
コロナによってかなり深刻なダメージを受けたようで、ひどい時は1日に10%ずつ値段が上がったりしたらしい
とにかく賃金が安いらしく、日本の1/15程度だという
最低賃金では1時間働いても、水1本分にしかならないそうだ
ラオスの中では高収入の部類である、銀行員でも暮らしていけないので副業をしたりする、それでも子供を学校に行かせるお金が足りないという現状らしい

ラオスのビールは結構美味しい

ラオスの言葉はタイ語と似ていて、テレビもタイのものを放送しているということで、多くの人はタイ語を話せる
タイの方が給料が段違いに良いので、ある程度しっかりした人はどんどんタイへ移動してしまっているらしい
残っている人は教育を受けてこなかったり、その日暮らせればという感覚の人ばかりだという
この国で感じたのんびりした暮らしぶりにはこういう背景があるらしい
ましてや、ルアンパバーンは観光地で比較的安定した仕事と生活があるのだから、他の場所に行くともっと顕著なのだろう

その後も色々現状を教えてもらった
どの国にもそれぞれの事情がある

酔っ払ってトイレで滑って腰を強打する
朝確認するとガッツリ傷になってしまった
床が濡れてるところは世界共通で気をつけようね

今日の自立散歩のお供
若い子に教えてもらったラオスのミュージシャン
まだシングルしかなかった

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