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発達障害的、貧困妄想があった頃。

~母として当事者として #発達障害 目線での徒然を書いています。発達障害らしさを感じ取って頂けたら嬉しいです。~

 私がよく拝見している精神科医YouTuberの一人である松崎先生の動画です↓

 これを見て、昔のことを思い出したので書いておこうと思います。

 20年ほど前の、うつになりたての頃の話です。
 息子氏が1歳になる頃に、私はうつ症状に襲われました。そのひとつが、この動画にある「貧困妄想」でした。重度のうつで起こる症状だと動画での言われています。お金がないと完全に思い込んでいて・・・いや、ないんだけど、ちょっとややこしくなるので生活に支障がない程度には「ある」ことにしておきましょう・・・当時はこの世の終わりくらいにお金が「ない」と思っていました。

 私は息子氏の出産を機に仕事をやめてしまっていて、確かにお金はなかったのですが、明日生きるお金もないくらいに感じていました。私なんて消費活動しかしていないし、生きていること自体が周りの人たちに迷惑をかけていることでしかないと本気で思っていました。憑りつかれていたという感覚に近いと思います。

 真冬でも暖房を使わず寒いまま、湯沸かし器も使わず水でのみ家事をこなしていました。コーヒーやお菓子なんて贅沢品はとんでもない。食パンの耳を買って食べることさえも贅沢品だと思っていました。お腹が空いた時は、フリカケだけを一口食べて誤魔化していました。

 その半年くらい前は、貧乏性的なところが残りつつも、毎晩シフォンケーキやパウンドケーキを焼いていました。今思えば軽躁状態だったんだと思います。

 からの、うつ。貧困妄想。
 まさに「妄想」だったんだと思います。今思えば。
 当時は本気でそう思い込んでいました。「だから私は生きていてはいけない」と思っていました。なので、その後自殺を未遂しまくり、入院することになりました。

 今も決してお金があるわけではないですが、自分への甘やかしが日常ですから、当時から見たら超絶贅沢をしていると思います。今も老後のことを考えると不安で仕方ない面はありますが、それでも当時が病的だったと思います。この動画を見て改めて感じました。治療って大切ですね。

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 以上、発達障害~母ごころ当事者ごころのあゆでした(*'ω'*)
 今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。感謝しています。
 だんだんよくなる!未来は明るい!

#READYFOR #クラウドファンディング

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