発達障害的、「僕の大好きな妻!」
奥さんが発達障害と診断されたばかりの新婚夫婦を描いたドラマ「僕の大好きな妻!」が次週で最終回になります。
こちらはTVerのリンクです↓
https://tver.jp/lp/episodes/epn0qi1nka?p=2063
発達障害当事者として、昔の自分を見ているような、胸に迫るドラマとなっています。当事者の気持ちや、その周囲の定型発達さんの想いが丁寧に描かれているので、見ていて心にずっしり重く響きます。感情移入しすぎて、見るとものすごく疲れますw
私は、理解ある定型さんたちに囲まれ、自分の得意なことを生かした仕事を楽しくできていると思います。それは本当に恵まれているんだなぁと思います。
恵まれているがゆえに、恵まれた環境の外に出た時に出会う社会の壁には驚いてしまいます。振り返るとまだまだ社会には偏見があり、すべての場面でカミングアウトできるわけではないので、そこでは定型発達さんのふりをして生きるのです。
それでも、私には「発達障害を持つ私」を受け入れてくれている仲間がたくさんいます。その環境があって、素の私で居られる時間がたくさんあるので、私は生きられるのだと思います。
発達障害のことを完全に理解してもらえるとは思っていませんが、理解しようと思う気持ちで接してもらえると、とても心強いです。排除するのではなく、否定するのではなく、自分とは違うものの見方をする「こういう人もいるんだなぁ」と思ってもらえると嬉しいです。
それは定型さん同士でも同じことが言えるのではないでしょうか。定型さん同士でも考え方はみんな違いますもんね。
ものの見方や考え方が違う人を「あなたはそうなんだね」と受け入れられる人が増えたら、私たち発達障害当事者だけではなく誰しもにとって生きやすい世の中になるのだろうと思います。
以上、発達障害~母ごころ当事者ごころのあゆでした(*'ω'*)
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