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ジュエリーアテンドに行ってきた話

■これまでのおはなし■
年明け30になるので自分のお金で本物の指輪を買おうと思い立つ。
母に話すと祖母のお下がりをリフォームせよと指輪を渡される。はめてみると指にしっくりきてしまい、そのまま使うことにする。
もうこれでいいかな…でもお金使ってないな…と悩みつつ、先月に予約していた伊勢丹ジュエリーアテンドに向かうのであった。

新宿伊勢丹 ジュエリーアテンド

そんなサービスがあると聞いたのは結婚指輪を伊勢丹で買った姉からで、ブランド横断でジュエリーを比べられるしプロに相談させてもらえる、つまりは庶民でもプチ外商さん気分が味わえるということなのだけど、なんと無料なのである。

指輪購入自体を迷っているところではありつつもやはり憧れのブランド物の実物を見たいという思いと、そんな貴重な機会それだけで価値があるなということで予定通り向かう。

予約サイトはこれ。


事前リクエスト

事前予約の際に、どのブランドを見たいか、どんな相談をしたいか、等の要望を記載する。
私は今回以下のリクエストをさせていただいた。

用途 今年度30歳になるので、記念に
予算 〜50万円
素材(金属部分) プラチナ、18金
素材(宝石部分) ダイアモンド、カラーストーン(ガーネット)
ジャンル ハイブランド
希望商品
・カルティエ トリニティ
・ポメラート イコニカ
・ダミアーニ マルゲリータ 小、中
・ミキモト チェリーブロッサム

当日

時間通りアテンドの受付に行き、ラウンジスペースに案内してもらう。まずは指の太さが分からなかったので、測る。人差し指・中指が13-14号、小指が5号だった。

10分ほど待機し、試着用の指輪が用意される。

今回見たのは、事前にリクエストした
・ミキモト チェリーブロッサム
・ダミアーニ マルゲリータ 小
・ダミアーニ マルゲリータ 中
・ポメラート イコニカ
・カルティエ トリニティ(店舗にて)

加えて
・ダミアーニ マルゲリータ 3花
・タサキ バランス(3粒)
・タサキ リファインドリベリオン
・ブルガリ ディーヴァ
・ブシュロン セルパンボエム
・メシカ ムーヴ(3粒)

総額ざっくり500万円の輝きが我々を襲う。ひょええ〜もうこれでお腹いっぱいですという気持ち。
とはいえ時間もあるのでサクサク嵌めていく。ちなみに無料で90分アテンドのお姉さんと相談可能。


タサキ

今回真珠は予定していなかったのだけど、30の3粒と誕生石付きで2つおすすめしていただいた。
バランスはおハイソなお姉さんはみんな持っているイメージなのだけど、つけてみて確かにこれは可愛い・・・!となった。納得の人気。
石付きの方はこれどうなってんの構造で見ていて面白かった。
が、やはり普段使いしたい中でなかなか雑な暮らしをしている私に真珠はちょっと違うかなということでお見送り。裕福になったらバランス欲しいです。


ポメラート

これは事前にリクエストしていたもの。ガーネットのサイズが欠けていたのでペリドットも出していただいた。
地金は肌馴染みの良い明るいピンク〜ベージュのゴールドで、ペリドットの明るい石がよく映えていてあれっこれもアリじゃない?と思う。
つけてみると金属に厚みがあって、想像以上にごってり感があるのと、指の表側から溢れるくらい石がついているので地金はあまり目立たない。ということでガーネットの方がやっぱり好みであることがわかる。

本当にかっこよくて、ポメラートって重ね付け前提だよなあと思っていたのだけどそんなことはなく、1つで豊かな女の手が完成する感じ。夫もこれが一番デザインは好きと言っていた。

が、やはりこちらも今の生活でヘビロテするか?というとNOである。特別な日のジュエリーという感じで、普段使いは別にしてもおかしくないんだけど、しないだろうなあ。と思う。
お姉さんにも大分相談させていただいて、「これは40になっても50になっても絶対似合うので、今は今自分が使うものを買って、将来自分が使いたいと思うタイミングで買うのが一番いいと思う」と逆背中を押され、お見送り。おっしゃる通り、今回はタンスの肥やしが欲しいのではないのだ。


ダミアーニ

試着前からこちらが本命だと思っていたのだけど、やっぱり本命だったという話。
小、中に加えて花が3つついているものをおすすめしていただいた。
小はピンキーにしたいサイズだったのだけど、華やかなジュエリーと一緒にみるとやはり一定人差し指・中指につけてしっくりくるものがいいと思い却下。
中と3花を無限に迷う。

華やかなのは3花。でもしっくりくるのは中。
3というモチーフがあるのは3花。でもしっくりくるのは中。
価格差は10万円。でもでも3花は3つもお花がついている。
と、うだうだ悩んでいる中でつけて全身鏡をみてみると良いと言われ、鏡に映る。
すると華やかだと思っていた3花はなんとなくモチーフがぼやけて見えて、中の1輪の方が明らかにしっくりくる。
これは絶対、中。決めた。

納得しているところにお姉さんがそっともう1サイズ大きい花を持ってくる。

指の太さくらいの花。
「今は中1つですごい素敵なのですが、もし将来もう少しボリュームが欲しいなとなったら・・・、こう、重ねづけしていただいて」
中と大を同じ指につける。理想のマダム風な指になる。
可愛い!!今はさすがにここまでボリュームはいらないけれど、もっと手指が年齢を重ねて負けないボリュームが出てきたら絶対似合う。
ちなみに更に大きいサイズが2つある。お値段も相応に大きい。夢のある今後の展望という感じ。


まだ買っていない

買うならダミアーニ・マルゲリータの中!というのは今回決まったようなものなのだけど、まだ年明けまで時間があるのでもうちょっと似た方向で気に入るのがあるか、ダメ押しでみてみようと思っているのと
こういうブランドものって一定ストーリーがあるので、そこも理解した上で更にテンションを上げて買いたいな〜と思っている。
あとひと匙、実際この金額を指輪に使ってしまって良いのかというためらいもまだある。

といっても18金➕ダイヤが小さいとはいえこの数ついていて、イタリア老舗ブランドで、と言った瞬間に価格への納得感はあり、かつアテンドしていただいてこれだ!と決めた満足感も大いにあり、あとはいつ買うかかな、というところ。

どこで買うかはもう伊勢丹にしようと思っている。アテンドサービスにとっても満足していて、多分免税店に行くのが一番安いんだろうけど予定もないし、国内正価で今回のお礼も込みでお支払いするのも豊かな買い物だと思う。あとポイントが最低1.5万つくので、ブランドものでなければもう一本買えてしまうじゃないという話もある。

お迎えするまでに手指のケアを頑張ろうと思っている。


マルゲリータについて

ピッツァマルゲリータと同じで、イタリア王妃マルゲリータに由来があるとのこと。マーガレットの意味で、花の名前自体も王妃由来説があるとかないとか。
イタリアとは縁もゆかりもないわけだけども、マーガレットモチーフは前から好きだったなと思って学生時代のアクセサリーボックスから引っ張り出してきた。


今はなきTOPSHOPで700円で購入したもの、元は銀色にメッキされていたのが剥がれて一周回ってピンクゴールド調になっている。お気に入りでずっとつけていたのをサビサビでどうしようもないとなっていつしか仕舞い込んでしまっていたのだけど、今お酢で磨いたらなかなかに綺麗になった。超可愛い〜。ダイヤをお迎えするまでの間に小指に収まっていただいてテンションを上げよう。


おわり。

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