見出し画像

初夏の下部・早川① 世界最古の温泉宿に泊まる

最古のお宿ってやばくないですか?

ちゃんと日本最古、のみならず、世界最古の宿としてギネス認定もされているらしく。…なんとなく逆にギネスが陳腐化させている気もするのですが。

山梨県、慶雲館でございます。

先日、というか1年前に奈良田温泉白根館に行ったのですが、
その行き帰りになんだこの旅館は!?
と思って調べて知りました。

なんてったって開湯は慶雲2年。え、いつ?
西暦702年とのこと。時代は飛鳥時代です。

その時代はどんな風景だったんでしょうね。

今はこんな感じです。なんもなーい山道を走っていたら、いきなり出てくるの。えっなにこれ!?ってなりました。

値段としては3〜5万円/1名くらい。いつも1万円前後の宿に泊まる我々にとっては奮発なのですが、転職祝いという名目もありまして。
最古といえど、設備は最新。この価格帯の宿として大変満足できるお宿でございました。

外国人観光客も多いようで、従業員の方も外国の方と思われる方が半分くらい。なのですが、みなさん流暢に日本語を喋られて漢字も書けてと、日本人にもきちんと最高のおもてなしをしていただける形でした。

お部屋は月見台付き12畳。

お部屋は普通の和室で
月見台付き!

お外で飲むのが大好きな私。これはもう飲むしかない。
ひとっぷろあびて…

緑滴る川沿いで、山梨の地酒

で、その後に夕飯は七賢の飲み比べ

いつも飲んでるだろ〜!なラインナップですが、お宿でいただくとまた美味しい

ええと、お料理は撮り忘れました。美味しかったです。
私にとってはボリュームたっぷりだったのですが、夫はちょっと少ないなあと言っていました。

甲州牛があったのですが、2.3切れくらいで丁度よかったです。旅館のお肉って味見で良くない?と思う派です。

あと季節のものとしてとうもろこしご飯が出ました。私はどうしてもとうもろこしがダメなので夫に食べてもらったのですが、香りは美味しそうでした。

湯葉も出ました。身延が近いからでしょうか。

朝ごはんはこんな感じ。右上の焼き物がなんと薬膳がゆなのです!五臓六腑に染み渡る〜。

温泉も、内風呂と露天2種類それぞれ男女交代制で、あと貸切風呂があったのですが、
いずれも源泉掛け流しとのことでふんわり香る硫黄臭と湯の花が、ああ〜温泉旅館に来たなあ〜という感じで良かったです。

全体的にバランスの良いお宿で、祖父母両親とかを連れてきたいと思うお宿でした。
一度泊まれて満足です。


つづく。

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

至福の温泉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?