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フラッと甲府に行って、がっつりジュエリーを見るには

がっかりする街、甲府

甲府は宝石の街だ!
いい感じのジュエリーを自分のお土産にするぞー!おー!

って言って行くと、まあまあ残念に思うんではないかと思っておりまして、
ジュエリーミュージアムは見応えバッチリなんだけどお土産はちょっと少なめだし


駅前の玉屋はジュエリー格のものはほぼ無いし(でもたまに天然石の可愛いデザインがあるので、私はここで結構買っている…笑)


石和温泉駅の彩石の蔵はたくさんの鉱物が展示されているけれど、ジュエリーはガチすぎて旅行先で清水の舞台から飛び降りなきゃいけないし


ちょっとお金に余裕がでてきたアラサーOLが、甲府まで遊びにきたしもし気に入った石があったら奮発して買っちゃおうかな!みたいなニーズに応えられる丁度良いところ、ないんですよね〜。

それもそのはず、甲府の会社はほぼ卸でして、実店舗をもっているとしても銀座や表参道だったりするのです。予約で入れたりすることもあるのですがオーダー相談用っぽい感じがしてふらっとは見れないし、大体駅から遠ーい。

だし、ずらっと見れる!みたいなことは、イベントでもやってないと無いわけですよ。宝石の街甲府とは??


時間を忘れてジュエリーを見続けられる夢のような場所

なんですけど甲府に来てから3年目、やっとわたくし見つけましたよ。

たとえば、姉が甲府でワイン飲んで宝石見たーい!と言ってきた時に連れて行けそうな。

たとえば、仕事に疲れた友人がゆっくり温泉に浸かって、美しいものを見たい…と言った時に連れて行けそうな。

かいてらす、っていうんですけど。

甲府駅から二駅の善光寺から歩けるので、車がなくても大丈夫。車では10分弱なので、タクシーで行ってしまっても良さそうです。

一見公民館か?みたいな見た目ですし、二階に大きめなレストランがあってバスツアーのお休み処としても使われてるようなんですけど、
奥に行くとすごいのです…!


バブリーな内装に、県内ジュエラーのショーケースがずらり

平成を感じる巨大なシャンデリアの下は甲府周辺のジュエラーごとに逸品が並べられておりまして、店員さんに言うと試着させてくれます。

ちょっと手を伸ばせば買えそうな値段のものから、1,000万越えの家宝にしたい系ジュエリーまで、展示されているものはお店によってピンキリ。

お手頃層は(といっても全部ちゃんとしたジュエリーなのでお手頃ではないですけどね!)憧れのルビー・サファイア・エメラルド・アレキサンドライトあたりも10万円前後のものが多く、さらに誕生石の半貴石だとプラチナの指輪でも5万円前後で買えちゃうという。

いずれも「安物」ではなく、甲府だからこそこの品質のものがこのお値段で買えるのだろうなといったリーズナブルな値付けで、さらにそれがイベント日だと20%OFFになっています。


遠慮なくがっつり見る

私は3周くらいしたんですけど、その中でもハイエンドの中ではお手頃(!?)なこのエメラルドの色と透明感にやられまして、ずーっと見てました。
試着は申し訳ないのでしませんでしたが、お金持ちになったら買いたーい。いつになるやら。

ちなみに写真は是非是非撮って!と言ってくださるのですが、ショーケースが交流の明かりなので撮るのが難しかったです。

空いてるし、お店の方も最初自由に見て気になるものがあったらいくらでも試着できるからね!の声かけ以降は干渉なしなので見るだけでも全然大丈夫でした。
買える博物館みたいなテンションで行けます。

あとワインもなかなかの種類が揃っててボトルで買えるのと(昔は試飲があったけどコロナで中止中😢そろそろどうですかね🥲)
すぐ裏に甲斐善光寺、ちょっと行くと盆地が一望できる酒折ワイナリーで試飲ができるのでジュエリー以外の観光もばっちりです。


カジュアルにピアスを買う(買ってもらう)

お店ごとに分かれているブースの左右の壁にはさらにお手頃にピアスやペンダントトップがあります。

私は今回祖母の古い指輪をクリーニングに出して、あとは見るだけ!と思っていたのですが、夫が綺麗だね〜と言って指差したラピスラズリの青さに心奪われ、ついでにその横の花びら型の淡水パールも可愛いとなり、
まんまと買ってもらいました。まあ、今日は20%オフですしね!

その後にその5倍くらいのものを夫に買ってあげることになるのですが、それはまた別のお話…。



おわり。

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