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諦めることはダサい事だと思っていた私が気づいたこと

私は今年27歳ですが27年間生きてきて
“やろうとしていたことを諦めたこと”
が星の数ほどあります。
小さいことであれば今日洗濯しようと
思っていたけれど仕事から帰ってきたら
疲労感が凄くて洗濯を諦めたことや、
大きいことであれば看護師免許を取ったあと
助産師の免許も取ろうと思っていましたが
趣味を優先してしまい助産師の学校には
行かずに看護師のまま働いている…など。

数え切れないほど色々諦めてきたなと…
自分がやろうとしていたことすら出来ない
ダサい27年間だったなと振り返って思う。
志は高く、行動に移すのもそんなに苦ではない
むしろ行動派タイプではありますが
継続してモチベーションを持つことが
苦手なのかもしれません。
ただ、趣味に関しては有り得ないほどの
熱量を発揮してお金も時間も使っていきます。
こんな私のことを、趣味人間と
言った方もいます。確かに趣味人間です。

ただ、私は30歳を目前として
こういう人生を送りたいなという
夢というか、目標があります。
看護師をしていると髪は黒でなければいけない
ネイルはダメ、アクセサリーもダメ…
地味な女でいなければいけないという
なんとも地獄のような束縛。
私は看護師として働くことは
楽しいしやり甲斐もあるし
自分で言うのは変だけど向いていると思う。
ただ、こうでなければいけないという
社会の変な束縛に嫌気がさして
看護師として生きていくのは
私は無理だなと思っているのです。

近い将来私はこれをやりたいと
人々に言うタイプです。
だから私が今やりたいと思っている事を
知っている友達の方が多い。
でもそれに対して迷いが発生する場合
立ち止まりなかなか進んでいかない時に
私は人に相談するのです。

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東京大学を出た後にATカーニーに就職し
雇われで1億稼いでいたけれど
自分がやりたいことはこれでは無いと
独立し急成長している会社を持つ
知り合いに相談したことがあります。

【 自分の心の中で消えない火を 
     見つけられたらそれがその人が
     モチベーションを持って取り組めること 】

当時私は自分が出来ることは
なんなのか、やりたいことは何なのかを
曖昧にし、とにかく看護師を辞めて
時間もお金も身だしなみも自分らしくいたい、
仕事も雇われではなく自分でやりたい
という具体的な計画がないまま
そんなことを思っていました。
自分が出来ることがなんなのか、
それでお金を稼いでいけるようなものが無い、
どうすれば良いのだろうという
抽象的な相談をした際に
自分の中の消えない火を見つけようと
アドバイスをもらいました。
彼はとにかく努力家で、手を抜かない。
生活の質も高く、
人間の見本となるような人間です。
そんな人と比べたら時間はかかって
当たり前なのかなと思えたし
見切り発車ではなく自分が意志を持ち
しっかり取り組めることを探していくのが
大切だなと学ぶことが出来ました。

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最近、とあることを諦めようかな
という気持ちになっており
しかし、諦めることはダサい事だ
とも思っている私は頭が痛くなるほど
日々頭を悩ませています。
1番簡単なのは諦めることです。
やーめたと言えばそれはそこで終わりです。
やってきたことが全てゼロになる、
むしろ…それにかけた時間もお金も
損失となって返ってくるというのが私の考えです。
だから私は1回やると言ったことを
諦めるのが嫌い、ダサいと思っています。
しかし、諦めることって本当に
“ダサい”のでしょうか。

【 どんな選択をして
     人生を歩んできたとしても
     今の自分になる 】

人生の分岐点で、どんな選択をしても
最終的には今の自分になると思っている
と私に考えを教えてくれた方がいます。
私が看護師の免許を取らなかったとしても
今の生活水準で生活している想像は
限りなく出来ないのですが、
色んな考えがあって面白いと思います。
今じゃなければいけない理由や
これでなければいけない理由が
明確にないのであれば
どんな選択をしたとしても
間違えではないのかなと
その言葉を貰った時に思えました。

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私がやろうと思っていることを
今諦めたとしても、
いつかそれが自分の中で消えない火であれば
実現できる時が来るだろうし
火が消えて違うことに熱中するのであれば
きっと諦める選択をして正解だったと
言えるでしょう。
どんな選択をしても自分は自分。

辞めたり諦めることはダサい事だと
思っていましたが…
時にはそんな選択も必要なのかなと
気づくことが出来たエピソードでした。


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