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愛犬との別れ

2月29日、実家で買っていた愛犬が亡くなりました。
15歳でそれなりに年を取っていたけど、最後に会ったお正月の時はまだまだ全然元気だったので急な別れでした。

この子と出会ったのは、私が小学校高学年だった頃でした。
どうしても犬が飼いたいとうるさかった僕たち兄弟だったこともあり、一方で母親はあまり乗り気ではなかったものの、せっかく飼うなら愛護センターにいる子犬を引き取ろうという話になり、家族全員で愛護センターの譲渡会に行ってきました。

そこで捨て犬捨て猫の現状の座学を受けたのちに出会ったのが私たちの新たな家族となった小さな黒白の柴犬でした。

家族全員で四苦八苦しながらもしつけして遊んで、知らない人が来たら吠えるし、雷が鳴ったら怖がって吠えるし、夜中に遊べと吠えるしで大変だったけど、それ以上に可愛くて大切な存在でした。

大学に行ってからは離れ離れになってしまいましたが、もちろん帰ったときは凄く喜んでくれて、最近は少し年老いたこともあって家の中で暮らしていたので帰省した時はずっと一緒でした。

ちょっと耳は遠くなってきてたけど、この前の正月の時も平気で階段を上り下りするし毛並みも綺麗で長生きするんだろうなーと思ってました。

体調が急変したのはほんの10日前くらいで、急に朝起き上がれなくなって、後ろ足が動かしにくくなったようです。そのあとも調子がいいときは歩いたりしていたようですが、徐々に食欲もなくなりずっと寝たままになり、2月29日。私が仕事の最終日だった日の昼間に亡くなってしまいました。

正直まだ家族から聞いただけで実感はないけど、いつかは来ると思っていな別れがこんなに早いとは思ってませんでした。
柴犬だったりのそれなりのサイズの犬だと、老犬になると寝たきりで毛も抜けて介護が大変になる印象だったのですが、我が家の愛犬はほんとに病気やケガをすることなく最後の最後まで現役で元気に暮らしてくれて、ほんとに良かったし感謝しています。

来週実家に帰省するので、その時に直接は会えないけどしっかりお墓の前で感謝を伝えようと思います。
我が家に来てくれてありがとう。


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